主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

2017年8月8日「スキッツォイドマンpresents『爆裂!下北沢ハンター編』」

2017年8月8日(火)
下北沢Que
出演:スキッツォイドマン/HERE/シンガロンパレード
 
2週間ぶりのHERE。2週間ぶりと書くと若干久しぶり感が出るけど私の中ではかなり早いペース。8月は回帰さんの弾き叫びとインビシ単独に行く予定だったからこの日は行かなくてもいいかなーと思っていたけど、よく考えたらHEREとして観れる日はなかったからやっぱり行くことにした。結果新しい出会いもあったし行ってよかった。
 
下北沢Queはシェルター行くときに前を通るから存在は知っていたけど、入るのは初めて。HEREのライブに行くようになって初めて行くライブハウスが多くて楽しい。
 
この日のチケットはHEREのサイト上からメール予約をしていたんだけど、なぜかその受付がスキッツォイドマンの白塗りさんだった。階段下りていったら白塗りの人がいてすごいびびったけど平静をよそおって自分の名前を伝えた。ていうかあれ本人だよね?なんで受付やってたんだろう。普通ハコのスタッフさんがやるものじゃないのかな。
 
 
シンガロンパレード
 
京都を拠点に活動しているスリーピースバンド。このくらいは調べたらすぐ出てくるんだけど予習ゼロだったから出てきたときにあ、3人でボーカルギターが上手に来るのかーとか思ってた。
セトリは公式Twitterに上がってたからコピーしておく。
 
KYOTO-JIN  PEOPLE!!
京都はそんなに雅じゃない、ということを訴える曲。
間奏のときに徒歩10分の金閣寺に行ったことないと言ってたけど、京都の人ってみんなそんな感じなのかなー?地元の寺社仏閣系は学校行事で行かされるイメージがあるんだけど。
 
発音がいいのか音がシンプルで聴きやすいのか、わりと初めてでも歌詞が聴き取りやすくていい感じ。
 
oh!!嫉妬
野球部とサッカー部に嫉妬して書いた曲らしい。この曲は聴いてていまひとつわからなかった。
 
以前下北沢で20万盗まれたことがあるそうで、一度にそんな大金を盗まれることはそうそうないですよね、と話していた。
みっちー「それから下北沢が大好きになりました!」
 
「初めて見る人からしたら全部新曲なんですけど、新曲やります。」というMCから
UFO 
この曲いいなーと思ったんだけど、この日の時点ではまだCD出てなかったんだよね。残念。
 
YA•SE•RU•WA
サビで「食べたい痩せたい」というフレーズがあって振り付けを要求された。
二の腕に効く動きらしく、両腕を挙げて小さく円を描くように回す。
 
楽しいお葬式の曲です、という紹介で
餅を喉に詰まらせて死んでしまった人が自分のお葬式を眺めてる、みたいな歌詞だったと思う。
 
みっちー「今日は世界猫の日らしくて、ぴったりな曲があるのでやりたいと思います」
野良でケッコー
今までと違ってしっとりめで真面目な歌詞。この曲もすごく良くて、聴きながら「CD買って帰ろう」と思ってた。
 
10回死んでも
路地裏サスペンス
 
予備知識のないバンドのライブを観てこんなにいいと思ったのは初めてかも。全部初めて聴くのに何曲かはどんな曲だったか記憶に残ってるのがすごい。歌詞が聴き取りやすくて楽しいんだと思う。あと単純にメロディと声質が好みなのかもしれない。今回の収穫!
 
 
HERE
 
今回はLET'S GO CRAZYの衣装。またしても新衣装が見れず…でもこの衣装が1番カッコいいと思ってるのでこれはこれで満足。新衣装は今後見れるはずだし。
 
チャンチャンチャンスDEダンダンダンス
タイアップは君だ
土壇場READY GO
土壇場〜の中盤で入る 「つまんない常識はー」「ゴミ箱にポイしてゴー」というフレーズがコールアンドレスポンスポイント。結構しつこくやるからライブ2回見ると覚える。
ゾッコンROCK ON
 
回帰「予習しときましょうか!必要ないかもしれないけど!」
回帰「故人の言うことは?」
客「絶対!」
回帰「ロックスターの言うことも?」
客「絶対!」
スキッツォイドマンのお決まりのやつらしいのだけど知らなくてのれなかった。
 
回帰「俺の愛のかたまり受け止めろ!(だっけ?)」
客「イェーイ…?」
前方も含めて微妙なリアクションのお客さん、そもそも初めてでなんて返すのが正解なのかわからないんだもんw
初めてだからこんなもんですよ。みんな聴いたことないからファンも初見のお客さんも平等ですから、という回帰さん。
回帰「でも演奏は大丈夫だよね?」
後ろに確認。
 
愛のドッチボール
タイトルのダサさのわりにカッコいい曲だったと思う。サビで「オーオーオー」って繰り返し歌ってたのが印象的。
 
LET'S GO CRAZY
 
 
ここのMC初めて聞く話でおもしろかったんだけど、ネットには流してないぽいので本人たちの名誉のために割愛w
 
 
ギラギラBODY&SOUL
ああYEAHもうYEAH
はっきよい
 
ギラギラはやっぱり振り付け付き。完全に定着してきたっぽい。ギラギラ〜がぴったりの季節に聴けてよかった。
ああYEAHもうYEAH大好きだから聴けてうれしかった。このくらい持ち時間があるライブだと曲もいろいろ聴けて楽しい。
 
 
スキッツォイドマン
 
てっきりアー写で中央に写っている白塗りの人がボーカルなのだと思っていたらベーシスト(&スクリーム?)だった。
 
白塗りのキャプテンktさんは気づくと1曲目の途中で口から胸にかけて血まみれになっていた。あれ口から吐き出したのかな?瞬間を見逃したからわからないんだけど…。
キャラ設定の一つなんだろうけどMCのしゃべり方はオネエ言葉っぽい。
 
曲の予習全くしてなくてどの曲がどうだったとか全然覚えていないけど、全体的な印象としてはかなりプログレ?みたいな音楽だった。アー写からデスメタルみたいな音楽を想像していたのだけど、
ラップ、デスボイス、かと思えばギターは歪んでなくておしゃれな感じだったり、サビのメロディは爽やかだったり。1曲の中でかなり雰囲気の変わる変わった曲が多かったと思う。
 
メインボーカルのワンダー久道さんは何もしゃべらなかった気がする。MC中にチューニングしてたときに
キャプテンkt「今チューニングするの?
私よりこの人のほうが自由じゃない?」
とか絡まれてたけどしゃべらないどころか何のリアクションもしてなかった。
 
「すごく暑いことを猛暑って言うでしょ、さらに暑いことを酷暑って言うでしょ、この暑さは地獄の『獄』という字を使って獄暑と呼ぶわ」
でも空調ききまくりで私は正直肌寒かったw 後ろのほうであまり動かずに観ていたからかもしれないけど、フロアとステージ上だとかなり温度差があるのかもしれない(これは比喩的なことじゃなくて気温の話であってそれ以上の意味はない)。
 
ドラマーはもうすぐバンドを辞めることが決まっているそうで、
キャプテンkt「私の不幸は笑いなさい」
 
終盤の曲では「好き好き大好きスキッツォイドマン!」というコールを延々求められる。
キャプテンktさんがフロアに降りてきて後ろのお客さんにも求めながらしつこく繰り返してた。
 
ステージ上に戻ると今日の対バンのボーカルが呼び込まれる。みっちーさんと回帰さんが出てくるが、
回帰「メイク落としちゃったじゃん!(ステージに呼び込むなら事前に)言っといてよ!」w
みっちーさんと回帰さんでキャプテンktさんのカラフルなズボンを下ろしてビキニパンツ姿になる。これはお決まりのやつなのかな?
 
最後記念撮影で出演者呼び込んだんだけど、「わたしこういうの慣れてないから、どうしたらいいの?」って言ってたのちょっとかわいかった。
 
一貫して死とか地獄とかをテーマにしてるのはわかったけど、好き嫌い分かれるだろうから普通にしてたほうが売れるような気がしないでもないw キャラが立ってて記憶に残りやすいのは間違いないから難しいところだけど。
とりあえずライブを観てキャプテンktさんがいい人なのはわかった。CD買って日常的に聴くかどうかはともかく、またライブを観る機会があったらちょっと楽しみにしてしまうと思う。
 
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帰りにシンガロンパレードのCDを買った。「猫の曲はどれに入ってますか?」と聞いて、野良でケッコーが収録されているアルバムを買ったのだけど、KYOTO-JIN  PEOPLE!!が入ってるのも買えばよかったかも。KYOTO-JIN〜は気に入っててYouTubeで聴いてる。
HEREはもうあんまり買うものもないから物販はスルーしようと思ってたけど、初見のバンドの物販を買って目当てのバンドをスルーしていいのか、という疑問がよぎって持ってなかったシングルだけ買ってきた。回帰さんが「付属のDVDに9mmとアルカラが入ってるよ」って言ってくれたのだけど、9mmやアルカラとの対バンならともかく、普通にHEREを観に来てるであろう客にそういう言い方されちゃうとちょっと悲しい。もっと自信持って欲しいというかなんというか。私そのバンドから流れてきたファンでもなく、むしろHEREからそっちのバンドを知っていってるし…。ちゃんとHEREのラババンもしてたよね?そしてその場で言えなかったからってここで愚痴ってごめんね。HEREのことは他のバンドのおまけやついでなんかじゃなくてメインで好きだよ。
 
エンターテイメント性の高いバンドが集まった良きスリーマンライブだった。
 
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2017年7月25日「4バンド合同企画『下北大サーカス』」

2017年7月25日(火)
下北沢CLUB251
出演:FOX LOCO PHANTOM/HERE/the twenties/LAZY guns BRISKY
 
お台場のめざましライブが終わりそのまま下北沢へ移動してHEREのライブに行ってきた。
 
HEREは2月のリキッドルーム以来。同じバンドのライブに半年行かないくらい私の中では普通のことなのに、HEREは早いペースで行ってるからかなり久しぶりな感覚。
 
着いたときには1組目が始まっててあんまりちゃんと観れなかった。今回の感想はHEREに関してだけでごめんなさい…。
 
今日はタイアップは君だの衣装。ムロフェスで新衣装着てたから見れると思ったのに残念。しかもタイアップやらないしw
 
チャンチャンチャンスDEダンダンダンス
はっきよい
 
1曲目から新曲。サビ頭で「チャンチャンチャンス」って入るキャッチーな曲。というかもうトレーラー映像で少し聴けるね。
 
この日のライブはなぜかフロアに小さなステージとマイクが用意されていて、始まる前からなんだろう、と気になっていた。
回帰「テンション上がった人は歌っていいですから!」ということらしいw 1組目のバンドが説明しなかったから皆さん意味がわからないだろうから僕が説明しました、と言っていた。
 
このライブは今回の出演バンド(HERE以外のどのバンドか私が忘れた)のワンマンの打ち上げで4バンドが集まり、最近対バンやってないから久しぶりにやる?という話になって決まったそう。「その場で251に電話してこの日空いてるけどできる?って聞いて」即スケジュールが決まったらしい。
 
土壇場READY GO
サビの直前に間奏?が入るちょっと変わった構成。ツインギターがカッコいいとメモってあったけどこの間奏のことだったからソロ回しがあったのか記憶が定かではない。
 
オマエだけのブルースが鳴ってる
三橋さんのソロのところになったら今まで弾いてたギターを背中側に回し、もう一本のギターを掛ける。そしてギターを2本かけた状態で後ろのお立ち台へ移動。三橋さんはいつも気持ち良さそうにギター弾くのがいいよねー。
 
「BODY&SOUL!」の掛け声は武田さんからスタート。最近やるようになったらしいダサい振り付け付きw
ギラギラBODY&SOUL
LET'S GO CRAZY 
 
 
次のバンドはFOX〜。
途中で「BODY&SOUL!」の掛け声を入れてきて、ボーカルさんが「これ気持ちいいな!」と楽しそうにしてた。
 
最後の曲で回帰さんが呼ばれお立ち台のほうへ。メイク落として私服に着替えてたから、これ他のバンドのお客さん誰だかわからないんじゃない?と心配したら、「日本で最もハイテンションな〜」のタオルを掲げてたから伝わったかな?
 
めざましライブからのはしごだったから体力の限界を感じて4組目の前に退散。
ということでラストのtwentiesは観なかった。
HEREのために無理矢理下北沢に移動したことは後悔してないけど、目当て以外ちゃんと観ないのは自分のポリシーに反するのでちょっと残念。8月のHERE関連のライブは万全の状態で楽しむと決意した。
 
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2017年7月25日「めざましライブ」

2017年7月25日(火)
みんなの夢大陸「HOT SUMMER スタジアム」
 
エビ中にとっては毎年恒例のめざましライブ。初参戦してきた!
今回は「サドンデス」を提供した岡崎体育とのツーマンということで個人的にはめちゃくちゃ楽しみな組み合わせ。というか岡崎体育はサドンデス提供する前からMUSIC VIDEOにハマり1stアルバムを買っていたからライトなファンだった。ライブも行ってみたかったのだけどなかなかタイミングが合わず、念願の初ライブ。
 
真夏の日中野外のスタンディングということで天候と体調が不安だったけど、陽もほとんど差さず雨も降らず過ごしやすい天気だったのは助かった。場外で整理番号順に整列→入場→待機と結構時間がかかるから晴れてる日だと結構キツいと思う。
 
ステージの後ろは大きなモニターになっていて、開演前はサドンデス、なないろ、感情のピクセル、natural ripsのMVが流れていた。ステージはあまり見えなかったからライブ本編も主にモニターを見てた。
 
 
 
岡崎とてたまわんせむ
聞き覚えのある曲で大きな旗を持って登場。おーおー岡崎ーおーおー岡崎ー♩という替え歌になっていたと思う。最後に一瞬だけてっくん*1がひらひらしてたからそのままFRIENDSやるかと思ったけどやらなかった。
 
OPEN 
まだあんまり乗ってこないお客さんに対して「僕シークレットじゃないですよね⁉︎去年のHEREと違って出るって言ってましたよね⁉︎」みたいなこと言って煽ってくる。エビ中ファミリーへの狙い撃ち感がすごい。
 
マブいラガタイフーン
始まったときあれ?この曲知ってるけど岡崎体育にこんな曲あったっけ?と一瞬混乱した。エビ中のカバーやるとも思ってないし、選曲も渋いからすぐわからなかった。エビ中の曲を男性ソロアーティストがカバーするとなると選択肢も少ないんだろうけど。ちゃんと自分のものにしててカッコよかった。
 
「イェーイ!」はアメリカでは古い。「ヒーア!」と言うと。流行らそうとしているけど全然流行らないらしい。
そのあとまたMCに「イェーイ!」で返す客に対して「もう忘れてるやん」w
 
まだ音源化されてなくてネタバレしないほうがよさそうなので曲の内容は割愛。初見のほうが楽しめると思う。
 
体育「次で最後の曲です」
客「えー」
「っていうのはどっちのえー?」だっけ、あれ、なんか違う気がする。なんだっけ…。これも流行らそうとしてる、と言ってたんだけど正確な言い回しを忘れてしまった。
 
01. 岡崎とてたまわんせむ
02. Open
03. マブいラガタイフーン(オリジナル:私立恵比寿中学
04. Call on
05. Voice Of Heart2
06. Q-DUB
 
MCでお客さんの心を掴んで、曲で乗らせて、楽しかったしおもしろかったけど感情のピクセルやらなかったのはちょっと残念。おなかぽんぽんぽんのやっほーってやりたかった。あとまわせPDCAサイクルでタオル回したかった。夏の野外でタオル回したい曲だと思うんだけど、他のフェスとかでもやってないっぽい。捨て曲*2だからライブではやらないんだろうか。絶対もったいないと思うんだけどな。
 
最後はさいたまスーパーアリーナワンマンの決意と「サドンデスはぁぃぁぃが勝つ」という予言を残して退場。
 
約30分の岡崎体育のステージが終わって転換タイム。このとき時間を知らせるために毎日流れてるマジの17時のチャイムが聞こえてきて一瞬ファミリーがざわついたのがちょっとおもしろかった。エビ中くる⁉︎→あ、これちがうわ、とみんな思ったよねw
 
 
ebiture 
なないろ
 
春ツアーは行けなかったので私にとってはあの日以降初めてのエビ中ライブ。初めから7人で作られているなないろよりも仮契約の印象的なソロパートを他のメンバーが引き継いでいるほうがずっと切ない。その度にあっそうか、って散々知っていてもう受け入れたはずの現実を改めて突きつけられるような。
 
MUSIC VIDEO
まさかのカバー返し。横からメンバーが出てきたり、縦に並んだメンバーが横に分身したり、お世話になってる人(岡崎体育)が一瞬出てきて踊ってたりして歌詞を表現してた。
人数を生かして歌詞を表現するダンスですごく楽しかった!スタダのアイドルはストーリー性のあるコミカルなダンスが上手いと思う。たぶんライブでやる上では岡崎体育より完成度高いんじゃないの?本人のライブバージョン見たことないけど…。もっとしっかり見えるところで観たかったしもう一度見たい。岡崎体育はあんまりこの曲ライブでやらないみたいだからエビ中がもらってしまえばいいのでは…?
 
MCの自己紹介はショートバージョン。
ぁぃぁぃ「みんなでたのしくうんぱっぱのぷんぷんな感じで楽しみましょうー!」
 
さっきまで歌ってた人が普通に観てる、みたいなことをエビ中が言うと、普通に下で見ている岡崎体育が一瞬カメラに抜かれるw
 
感情電車
ラブリースマイリーベイビー
ラブスマが始まったときのキタ!感はすごい。楽しい。
 
さよならばいばいまたあした
短いセトリの最後にさよならばいばいまたあしたを入れてきたのはちょっと意外だったけど、夕方野外で聴くのは雰囲気があってよかった。りったんの「声を抑えてばいばい」は本当に声張り上げててちょっと笑ったけど。
 
「なんか物足りないよねー」と言い残しながらはけていくメンバー。
 
アンコール
「うちらさっきのフリかたヘタだったよねw」と言いつつ予想通りの曲へ。
 
サドンデス
岡崎体育脚本のカオス展開。次々進むからカメラも自分の脳の処理速度もちょっと追いつかなかったw
 
岡崎体育曰く「みぞっちに甘えるひなた」と「校長とラーメン食べに行きたがらないぽーちゃん」をどうしてもやりたかったそうで。さすがエビ中++全部見た人*3はすごい。
 
このあたりの「ファンはこういうのが見たいんでしょ?」ってツボを押さえてくるところはさすがだと思う。でもだからこそ感情のピクセルはやってほしいかったなー。それこそが岡崎体育に求められてたものだった気がする。もちろん対バン相手のファンが喜ぶようなアイデアも素敵だけど。
 
先生だからね、ということで岡崎体育は1番下手側に並んでエビ中と一緒に挨拶。
 
01. ebiture~仮契約のシンデレラ
02. なないろ
03. MUSIC VIDEO(オリジナル:岡崎体育
04. 感情電車
05. ラブリースマイリーベイビー
06. さよならばいばいまたあした
<アンコール>
07. サドンデス
 
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帰りには物販買ってきた。エビ中のツアーTシャツがここで買えると思ってなかったのでラッキー。岡崎体育のファンの人たちがてっくんが無数に描かれたタオルを持っていてそれが欲しくなったから買いたかったけど売り切れ。妥協して(?)てっくんのTシャツにした。バンドざまーみろって言ってるけどかわいい。
 
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サドンデスでちょっとコラボしたりするかな?とは予想していたけど、お互いの曲のカバーがあったりして想像以上に楽しかった!言いかたは悪いけどテレビ局のイベントの短い尺のライブなんてやり慣れた曲を適当にやるだけでも問題ないと思う。チケット代も1,500円という破格なのだから誰も文句言わないし。でもこの日のためにちゃんと準備してきてくれた2組に感謝したい。岡崎体育エビ中もこのツーマンを楽しみにしてくれていたのかなと思うとうれしい。
ソニーさんは一度ちゃんとした箱でツーマン企画してもいいんじゃない?レーベルが同じだから円盤作るときの権利関係も問題ないだろうし、ダメかなー。
 
ちなみにこのあとはHEREを観に下北沢へ向かった。
 

*1:FRIENDSのMVに出ているペンギンのパペット

*2:捨て曲というのは本人のツイートでの発言で、私の意見ではない

*3:ロック兄弟にゲスト出演したときに言ってた

2017年7月20日「片平里菜2マンツアー2017“LOVE ”ツアー」

2017年7月20日(木)
 
チャランポ目当てに片平里菜ちゃん主催のツーマンライブへ。ツアーファイナルだったことは行ってから知りました。ごめんなさい。
クアトロって名前は聞くけどどこにあるんだろって調べてみたら無限大ホール*1の手前のブックオフの上で、今まで何度も目の前を通ってるところだったからここか〜って思ったよね。
 
片平里菜ちゃんは前にLOFTでSMAの女性アーティストが多数出演するイベントで観たことがある。それ以外でもSAKUSAKUでエンディング曲やってたり、福島出身で音速ラインと共演してたり、ファンとかではないけど親しみを感じてるアーティストだったりする。このライブ行こうと思ったのも、対バンが片平里菜ちゃんなら楽しめそうと思ったところが大きい。
チャランポとは普段から仲良しみたいで今回誘ってくれてありがたいねー。
 
 
ナタリーにレポ上がってるからもはやそっちを見ればいいけど一応感想は残しておく。MCはざっくりなニュアンス。
 
開演前の諸注意のアナウンスは片平里菜ちゃん自らだった。何て言葉は忘れたけどちょっと言いづらい単語で噛んでフロアに笑いが起きるのも含めてかわいい。
 
 
 
既製品?の緑のチャイナドレスを着て登場。後ろのほうにいたからライブ中はわからなかったけど、後から写真を見たら結構丈が短くてびっくり。
 
煙たい(片平里菜カバー)
進め、たまに逃げても
フランスかぶ
テイラーになれないよ
 
今日は姉妹編成。1曲目の煙たいはももちゃんがアカペラで歌い始めて小春ちゃんがハモりを歌って、そのまま伴奏なしのアカペラ。
進め、たまに〜の間奏では星野源の「恋」のフレーズを挟み込む小春ちゃん。そういえば姉妹劇場のときもやってたかな?
フランスかぶれってちょっとめずらしくない?そうでもない?やると思っていなかったからうれしかった!女子人気の高い曲らしいから、片平里菜ちゃんのファンの女の子に刺さるようにという選曲だったのかな?
 
急にぶりっ子モードに突入するももちゃん。
「MC緊張しちゃう。えっと、妹のももです。牡羊座のA型です。好きな食べ物は、スクランブルエッグです。」
そして最前にいた男性に絡み、持っていたタオルを取り上げると
「かっちゃんのかよ!」
「リクくん本当は私のこと観に来たんだよね?109とヒカリエどっちを買ってくれる?レストランとかあるからヒカリエがいいかな?」
片平里菜ちゃんファンの男の子がトラウマになってないといいなーw 当然この小悪魔MCの流れからのあの曲へ突入。
サイテーな女
雄叫び
潮時
 
ここの大人の恋愛曲な流れがよかった。
雄叫びはバンド編成ありきの曲かと思ってたからここでやるのは意外だったけど、二人でも全然違和感なかった。
 
あの子のジンタ
かなしみ
 
あの子のジンタ〜月は姉妹劇場のときと同じ電球の演出付き。この演出よかったからまた見れたのがうれしい。でもクラブクアトロは天井が低いから月が天高く登っている感はあまりなかった。月の演出は海老名の天井の高いホールのほうが綺麗だったな。
月はイントロの重低音が良すぎる。バイオリンを使ってる音源よりアコーディオンバージョンのほうがカッコよかったかも。最近の曲だとダントツで好きかもしれない。
 
憧れになりたくて
 
愛の讃歌
ムスタファ
 
愛の讃歌は写真撮影OK。久しぶりで懐かしかった。たくさん撮りたかったけど距離があって上手く撮れず。
 
01. 煙たい(※片平里菜カバー)
02. 進め、たまに逃げても
03. フランスかぶ
04. テイラーになれないよ
05. サイテーな女
06. 雄叫び
07. 潮時
08. あの子のジンタ
09. 月
10. かなしみ
11. 憧れになりたくて
12. 愛の讃歌
13. ムスタファ
 
 
転換中は片平里菜ちゃんによるラジオ風のトークが流れる。サポートベースをゲストに招いてライブについての話をしていた。主催としてライブ全体を途切れることなく楽しませようとする心遣いは好感がもてる。
 
 
 
片平里菜ちゃんはサポートメンバーを従えたバンド編成。意外だったのは本編では里奈ちゃん自身はギターを弾かなかったこと。ギター女子なイメージだったのに。
 
里奈ちゃんはももちゃんより少し?年上だけど引っ張ってもらって遊んでもらってます。と言っていた。私はそれを聞いておとなしい里奈ちゃんをももちゃんが若干わがまま言いながら振り回してるところを思い浮かべたw
 
キーボードさんからのLINEを返さないももちゃん。里奈ちゃんが私にはすごくマメに返してくれるよ?と不思議がる。
袖?フロア前方?にいたももちゃんに聞いてみると、自撮りを送られるからどう返していいかわからないらしいw
キーボードさんが俺も一緒にご飯行きたいって言って断られていたw
 
女の子は泣かないが聴けてよかった。好きな曲なんだけど、ファンからも人気あるのかな?
最後にやったなまえという曲は初めて聴いたんだけど、歌詞で泣きそうになった。
 
01. Oh JANE
02. BAD GIRL
03. ラブソング
04. Come Back Home
05. 結露
06. 進め、たまに逃げても(※
07. lucy
08. 女の子は泣かない
09. Love takes time
10. なまえ
 
 
アンコール1曲目はアコギ弾き語り。マイクを通さない生歌だった。関係者エリア除けばほぼ最後方にいたけどちゃんと声届いてた。
 
チャランポが登場して夢ばっかり。口笛は里奈ちゃんが吹いてたんだね?
 
ラストはバンドメンバーも再登場。小春ちゃんがキーボードさんに私とご飯行きましょうって言ってたw
最後の曲は今回のツアーのテーマ曲?だったAll You Need Is Love。そういえば里奈ちゃんの登場時のSEもこの曲だった気がする。
 
<アンコール>
11. 最高の仕打ち(弾き語り)
く12. 夢ばっかり
13. All You Need Is Love(※The Beatlesカバー)
 
お互いをリスペクトしてる温かいツーマンだった。曲もたくさん聴けたし満足。あと若干アウェイなステージのチャランポはやっぱりカッコいいかもしれない。
 
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*1:ヨシモト∞ホール。若手芸人というか主にパンサーを何度も観に行ってる

2017年6月13日「チャラン・ポ・ランタン ホールツアー2017 “唄とアコーディオンの姉妹劇場”」

2017年6月13日(火)
海老名市文化会館 小ホール
 
1年以上ぶりのチャランポのライブ。2014〜2015年あたりは年に何度もライブに行っていたのだけど、去年行けなかったのは単に日程が合わなかったという理由が大きい*1。まあ最近の曲が微妙で熱量も下がってるんだけどさ…。
二人だけの演奏はフリーライブで何度も観たけれど、ワンマンで観るのは初めて。短いセトリでは聴けないシリアスな曲が聴けそうなのが楽しみだった。
 
ちなみに開演前にグッズ買おうとしたら欲しかったポケットティッシュカバーが売り切れて心折れた。あとTシャツとかタオルのデザイン微妙だった、ミスチルに提供したデザインみたいなかわいいやつにしてくれよ!w
 
千秋楽終わったからセトリ含めて載せる。自分の記憶だけが頼りだからあまり自信はない…。ていうかなんでニュースサイトにセトリが上がらないんだろう。
 
会場自体には緞帳(どんちょう)はないけれど、ステージ上にチャランポ側が用意した幕があって演出に使われていた。幕が開くと白いスクリーンがあって裏から影絵のように写し出せるようになっていた。
 
スクリーンの周りを追いかけっこのようにぐるぐる回るチャランポの二人。スクリーンに時計の絵が写って針が反対回りに回る。「あなたの時間を取り戻す旅に出ましょう」みたいなセリフと今回のツアーOP用に作った短いオリジナル曲?からライブスタート。
 
時計仕掛けの人生
この先のシナリオはあなた次第
Sweet as sugar 
進め、たまに逃げても
 
ルーパー?を使ってアコーディオンのベース音とももちゃんによるタンバリンのリズムを作ってからの
テイラーになれないよ
 
ラジオのジングルが流れて、DJももによるミュージックサプリのコーナー
ホットスタッフという会社で働いている女性*2からのお悩み相談。
 
自分はカレーが苦手なのだが、好きな人(片想いの相手)がカレーが大好きだということが判明した。どうすればいいか(ざっくりこんな感じ)、というお悩み。
 
もも「小春ちゃんカレーは好き?」
小春「全然(好き)、インド人と結婚したい」w
苦手とはいえなんとかなるのでは、みたいなことを言う小春ちゃん
もも「カレー味のお菓子とかもダメなんだよ?」
小春「詳しいね」w
 
ももちゃんが出した解決方法は、見た目も匂いもわからなくなるくらい真っ赤に辛くすればいい、という雑な解決方法、からの
紅(X JAPANのカバー)
 
勝手にテーマソング
カレー ラーメン スシ エビフライ プリン
 
勝手にCMソング
 
ここまでは過去に作った曲だったが、夏らしい新作を持ってきたと。
小春「今日雨降ってるけど」w
 
カルピス 金鳥(蚊取り線香)
 
 
楽屋にお菓子置いてくれててうれしい。
ももはみーんなが大好きだから。と会場スタッフに媚び始めるももちゃん。
そして次は前に座っているカップルに絡む。もも側に座ってるからももが好きなんだよね?席えらべないか。とかしつこいw
海老名サービスエリア買ってくれるの?買えるものなの?買ったら3人で住もうねー。」
客に貢がせようとする小悪魔ももちゃんは曲のフリなわけで、
サイテーな女
墓場までご一緒に
潮時
夢ばっかり
 
ここの上3つインディーズ曲3連発がうれしかった。
 
針金?のような素材で作られたスカートを外してスタンドに吊るすと照明の傘に。
頭上高くからステージ上に吊るされた裸電球。
 
あの子のジンタ
かなしみ
 
あの子のジンタではももちゃんが電球を思い切り押して振り子のようにしたり、回転を加えてふわふわと揺らしたりしながら歌う。
月では電球は頭上に登り満月のようになる。
 
スカートの1番上の布(透け感のある白い素材だった気がする)を引っ張るとスカートから外れる。下にあったカラフルな布が表に出てきてスカートの色がチェンジ。
 
忘れかけてた物語
憧れになりたくて
71億ピースのパズルゲーム
 
最後の晩餐
季節は廻る
 
アンコール
ツアーTシャツにロングプリーツスカート(ももちゃんは赤、小春ちゃんは緑)というスタイルに着替えて登場。
小春「アコーディオンって着替えるのが面倒で。外して脱いで脱いで着て着て付けてだから、待たせてるなーとは思ったんだけど」w
全然許容範囲だったけどねー。
 
ダンスダンス(新曲)
千秋楽
ムスタファ
 
ホールだったからなのか二人編成だったからか、アコーディオンの音の響きがすごくよくて一人で演奏しているのになんてすごい楽器なんだろうと思った。小春ファンとしては満足してる。
二人編成はこれはこれで完成されているけれど、あえて足りないものを上げるとすればドラム。音の厚みは充分にあってもどうしたってリズムがぼやける。そこを手拍子をすることで曲が完成する瞬間が好き。チャランポの曲は途中でテンポや拍子が変わることも多いから手拍子もわりとむずかしいんだけどね…。一度チャラン・ポ・ランタンマーチ編成でワンマンやってみてほしいな、と密かに思っている。
 
あと衣装と照明の演出が好きだった。ライブ全体のテーマになっていた時間を取り戻すストーリー(?)はいまひとつ理解できなかったけど…。
 
最近わりと離れ気味だったから、このライブを最後にしばらくは距離を置いてゆるーく見守ろうかと思ってた。いいライブを思い出にしてヲタ卒する的な、まあそんな大袈裟なものでもないけど、ライブ直後はそんな気持ちだった。なのに気付いたら片平里菜ちゃんとの対バンに行けるスケジュールになってしまいチケットを取ってしまった。秋から始まるカンカンバルカンのツアーも一回くらい行くかもしれないw なんだかんだでやっぱりライブが魅力的なアーティストだと思う。
 
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*1:ただしカンカンバルカンの大道芸は観たから小春ちゃんの生アコーディオンは聴いた

*2:おそらくこのライブを担当している人なんだけどももちゃんは「何の会社か知らない」とかとぼけてたのがかわいかった

2017年5月30日「シベリア少女鉄道『たとえば君がそれを愛と呼べば、僕はまたひとつ罪を犯す。』」

 
2017年5月30日(火)
赤坂RED THEATER 
 
去年に続いて2回目の観劇になるシベリア少女鉄道。私が演者のファンでもないのにストーリー目当てで観に行く演劇はシベ少だけ。まあもともとそんなにお芝居とか観に行かないけどさ。ストーリー目当て、という表現でいいのかどうかも若干微妙かな、ストーリーが破壊されるのを期待して観に行くと言ったほうが正しいかも。
 
全公演終わってるから問題ないだろうけど、再演や円盤化が絶対ないとも言い切れないのでネタバレ注意で。
 
主人公は三姉妹の次女。高校教師をしている男はいつも二人で会う海でプロポーズを試みるがきっかけが掴めずに言えないまま。後日ある事件を機に男は失踪(でいいんだっけ?)。その後長女が病気になり、高額な治療費を賄うために、次女は言い寄られていた高圧的で束縛の強い男と結婚した。
 
序盤はおふざけ感なしのシリアスなストーリー。どうせこれがフリになっているだけなのはわかっているのに無駄に感情移入して泣きそうになった。私何やってるんだろう。
 
途中から少しずつ登場人物の様子がおかしくなる場面が出てくる。あれ?そのセリフさっきもあったよね?みたいな。
 
今回はお芝居の「きっかけ(セリフや照明や音響)」で次の演技に入ることを意識しすぎるあまり本来のストーリー展開と全然違う行動をしてしまう…っていうこれ文章でどうやって伝えたらいいんですか?っていう仕掛けだった。これは私の語彙力では説明できないので気になった人はシベ少を観てくれとしか言えない。
 
途中ではタイムマシンで過去に行って未来を変えてしまうような要素が。本来亡くなったはずの弟は多分死なずに助かったので平和な結果へと変更?表情だけで(いやそれ違うんだけど…ストーリー変わっちゃうから…)みたいなリアクションする周りの役者さんたちがおもしろい。
 
出演者全員が何かしらを間違えていきその頻度が増えて同時多発的になり、最終的にはみんな壊れてしまったように同じ動きを繰り返すようになって舞台上が完全にカオスな空間になった。そんな中で奇跡的に指輪が次女の手元に渡り、予告通りハッピーエンドに。
終演後に流れていたのはピタゴラスイッチのテーマ曲をスローテンポにしたもの。
 
もともとそんなものは存在していないのだろうけど、本来演じられるはずだった真面目なお芝居はどんな結末だったんだろうか。プロポーズはするとしても、弟が亡くなった数年前の事件はどう決着をつけるはずだったのか。脚本は無いにしても一応大筋の話は考えてあったのかな?ちょっと気になる。
 
実は今回は去年みたいにずっと笑いっぱなしではなかったのだけど、単に去年より劣っていたなんて言いたくないからちょっと考察してみる。
 
登場人物が同じようなシーンが来るたびに同じセリフやリアクションをすることに対して、時間がループしてるのかな?とかこの人たちはRPGゲームのキャラなのかな?とか脚本の意図を超えた余計な考察や妄想をしてしまった。
だから笑いどころを判断するのに時間がかかってしまった。「自分のミスに気づいた演者が役から抜けてオロオロしている演技」をちゃんと受け取ることができていなかった。
たぶんリピーターは早々に笑い始めてたと思う。もう一度観に行けていたら1回目よりも笑えたのかもな…。ちょっと惜しい。
 
あともう一つ考えられるのは私の観た回の出来がいまひとつだった可能性。他の回が終わったあとの感想ツイートと比べると、私が観た回はポジティブじゃない感想が多かった気がした。客が重たいとか演技のテンポが良くなかったとかで他の回と比べてあんまりハネなかったのもな…。一回しか行ってないから推測と妄想だけど。舞台は生ものだからもしそうだとしたらそれ自体は仕方ないことのように思う。
 
今回の仕掛けも映像作品では絶対出来ない、演劇ならではのものだったのは素晴らしいと思う。普通のコメディ作品とは笑いの取り方が全然違う。「演劇を小馬鹿にしてるのか?」みたいに思う人がいないとは限らないけれど…。私は作った人たちバカだなーと思いながら尊敬する。
 
早期来場特典のクリアファイルをもらえる期間はすぎていたのだけど、無料配布ではないけど購入ならできるということで買ってきた。クリアファイルが欲しいというよりは、中身の紙がメインだけど。今回のおたのしみコンテンツは、これ書いていいのかな?演出土屋によるダメ出しノートで、これを見てやっと腑に落ちるというか、納得して笑えるような気持ちになったというのも正直なところ。観劇の記憶がよみがえって楽しいからもらうことをおすすめしたい。
 
今年の秋頃にまた新作やるようなことが書いてあったから行くつもり。
あといつかシアターシュリンプも…これは土屋さんの権限ではないだろうけど、土屋さん、お願いします。
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2017年5月18日「SHE IS SUMMER JOIN ROOM SHARE #4」

2017年5月18日(木)
出演:SHE IS SUMMER /evening cinema/フィロソフィーのダンス
 
初めてのSHE IS SUMMERのライブ。ふぇのたす解散後にソロプロジェクトを始めたのはなんとなく知っていたけれど、ちゃんと調べたのもCDを買ったのも最近。そのタイミングで自主企画があったのでわりと軽い気持ちで観に行ってきた。
 
SHE IS SUMMERは「SIS」、フィロソフィーのダンスは「フィロのス」と略すらしいから以降の文章はこの表記で書く。
 
最近この系列のライブハウスに行くことが多かったけどO-nestは初めて。物販するロビーのフロアが広くてWESTやcrestより好きだわ。
 
上手側の壁沿いの一段高くなっているスペースが女性専用エリアだった。逆に言えば女性客が少数派のライブってことだけど、それなりに見やすいところに専用エリア作ってもらえてるのはありがたい。これSISの企画でいつもやってるのかフィロのスがいたから今回特別に作ったのかどっちなんだろう。誰か教えて。
 
MCはざっくりニュアンスで。
 
evening cinema
 
一切何も調べずに来てしまったのだけど、おしゃれな感じで普段聴かないタイプの音楽だったけどなかなかよかった。
 
コーラスの女性とサックスの女性がいておもしろい編成だな、と思っていたけどサポートメンバーだったのかな。サイト調べてもメンバーの名前や人数が明確にわからなかった。
 
MCで
「僕らにとっては異色の対バンなんです」「初めて観る人が多いと思います」と話していた。まあそうだよね。
「いつものお客さんより拍手があったかいですね、いやそういうといつものお客さんに悪いんだけど」w  理由はわからないけどヲタクの拍手って音が大きいイメージはあるよね?だからかな?
 
 
フィロソフィーのダンス
 
こちらも全然知識がなかったけど、ビストロスマップでノブコブ徳井さんが連呼していたアイドルグループという認識。
SISとは元ふぇのたすのヤマモトショウさんが作詞で関わっているというつながりがある。
 
なんとなくあんまりコールとか入らないタイプのアイドルなのかと思ってたけどガンガン入ってた。タイガーファイヤーのMIXは生で聞いたの初めてかも。
 
事前に予告されていたらしいフィロのスとSISで楽曲交換をするという企画。
 
とびきりのおしゃれして別れ話を(SHE IS SUMMER のカバー)
赤い髪の娘がアイドルらしからぬ声と歌い方で気になっていたんだけど、「私が歌うと別れされてくれない女みたいになる」と言っていたのちょっと笑った*1
 
帰り際、「(ヲタクがうるさくて)女の子たちごめんねー!」と謝ってたw
 
 
SHE IS SUMMER 
 
セトリはたぶん合ってると思う。
 
とびきりのおしゃれして別れ話を
あなたに電話しない夜
あれからの話だけど
 
まさかフィロのスが先にやったから今日は「とびきりの〜」やらないとかないよね?とちょっと不安だったからやってくれてよかった。半分この曲が聴きたくてライブに来たようなものだったから。
 
MC
「今日は話したいことがたくさんあるのでMCが好きな人には当たりの日ですw」
新曲MVはタイアップがついていて、baby-Gをつけている。「ペアルックにしたい人は勝手にやってもいいよw」
MVのサムネイルをどの画にするか悩んでいたときの話。「お友達とご飯を食べに行ったらそこの飲食店の店員さんが私のファンで。なんかさっきからすごい見られてるなーと思ってたらMICOさんですよね?って。」
ファンの子にサムネイルを選んでもらう。ディレクターさんが推してたのと同じのを選んだから、もうこれにするしかない、と決めたらしい。
「街で見かけたら声かけてください。
アー写とか、迷ってるのがあるときは選んでもらうからw」
 
彼女になったの
うしろめたいいい気持ち
「うしろめたい〜」は今回対バンのevening cinemaの人が作ったそう。
 
せっかくだからフィロのスに踊ってもらいたい、ということでフィロのスのメンバーを呼び込む。
女の子5人でわちゃわちゃ。
MICOちゃんは背が小さいのだけど、フィロのスのメンバーにはもっと小さい娘がいるらしく、興奮ぎみのMICOちゃん。「フィロのスの中に入ると私2番目なの!そんなことってある⁉︎」
フィロのスの娘(名前がわからない)がポニーテールで身長盛ってるからあんまりMICO ちゃんより小さく見えないとかなんとか。
オール・ウィー・ニード・イズ・ラブストーリー(フィロソフィーのダンス カバー)
 
ナイトブルー
 
音源になってなくてまだする予定もないという説明をはさんで
ラストダンス
 
君のせい
『君のせい』の部分を指をさしながらお客さんに歌ってもらいたいという説明。今回初めてらしいけど、意図を汲んで結構しっかりと揃ってレスポンスできるお客さん。
「前から考えてたんだけどちゃんとやってもらえるか自信がなくて、みんな優秀!」
 
アンコール
ライブが好きじゃないこともあったんだけど、ライブも作品だと思えばいい。
みんなと作る作品だし、映像化されたらそれは作品だし。
というような真面目な話。ちょっとニュアンス違うかも。
 
「告知を忘れないように手に書いてきました。
タワレコメンに選ばれました。」
タワレコメンはインディーズじゃないと選ばれないらしい。
「バンドのときに選ばれたかったんだけど、選ばれなくて、メジャーデビューすることになって、もう私は一生タワレコメンになることはないのか、と思ったんだけど、今回タワレコメンになれました!」
出会ってから付き合うまでのあの感じ
 
ふぇのたすは一生続けるつもりだったんだなと思ったらちょっと切なくなったけど、MICOちゃんが音楽続けてくれてこうやってライブを観ることができてよかったと思った。声かわいかったなー。
 
終演後はさっさと帰ろうと思っていたのだけど、物販購入者にはサインをするとアナウンスがあって予定変更。SISの会場限定CDを2枚買ってサイン会に参加してきた。
 
CDが1枚700円で安いなーと思ったけど、1曲しか入ってなかった。別に安くはなかったw でもMICOちゃんとお話しできてサインもらえる時間はプライスレス。今日初めて観に来たことを伝えられてよかった。
 
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*1:SISのステージに出てきたときに言ってたかも。記憶が曖昧だ…