主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

2017年8月8日「スキッツォイドマンpresents『爆裂!下北沢ハンター編』」

2017年8月8日(火)
下北沢Que
出演:スキッツォイドマン/HERE/シンガロンパレード
 
2週間ぶりのHERE。2週間ぶりと書くと若干久しぶり感が出るけど私の中ではかなり早いペース。8月は回帰さんの弾き叫びとインビシ単独に行く予定だったからこの日は行かなくてもいいかなーと思っていたけど、よく考えたらHEREとして観れる日はなかったからやっぱり行くことにした。結果新しい出会いもあったし行ってよかった。
 
下北沢Queはシェルター行くときに前を通るから存在は知っていたけど、入るのは初めて。HEREのライブに行くようになって初めて行くライブハウスが多くて楽しい。
 
この日のチケットはHEREのサイト上からメール予約をしていたんだけど、なぜかその受付がスキッツォイドマンの白塗りさんだった。階段下りていったら白塗りの人がいてすごいびびったけど平静をよそおって自分の名前を伝えた。ていうかあれ本人だよね?なんで受付やってたんだろう。普通ハコのスタッフさんがやるものじゃないのかな。
 
 
シンガロンパレード
 
京都を拠点に活動しているスリーピースバンド。このくらいは調べたらすぐ出てくるんだけど予習ゼロだったから出てきたときにあ、3人でボーカルギターが上手に来るのかーとか思ってた。
セトリは公式Twitterに上がってたからコピーしておく。
 
KYOTO-JIN  PEOPLE!!
京都はそんなに雅じゃない、ということを訴える曲。
間奏のときに徒歩10分の金閣寺に行ったことないと言ってたけど、京都の人ってみんなそんな感じなのかなー?地元の寺社仏閣系は学校行事で行かされるイメージがあるんだけど。
 
発音がいいのか音がシンプルで聴きやすいのか、わりと初めてでも歌詞が聴き取りやすくていい感じ。
 
oh!!嫉妬
野球部とサッカー部に嫉妬して書いた曲らしい。この曲は聴いてていまひとつわからなかった。
 
以前下北沢で20万盗まれたことがあるそうで、一度にそんな大金を盗まれることはそうそうないですよね、と話していた。
みっちー「それから下北沢が大好きになりました!」
 
「初めて見る人からしたら全部新曲なんですけど、新曲やります。」というMCから
UFO 
この曲いいなーと思ったんだけど、この日の時点ではまだCD出てなかったんだよね。残念。
 
YA•SE•RU•WA
サビで「食べたい痩せたい」というフレーズがあって振り付けを要求された。
二の腕に効く動きらしく、両腕を挙げて小さく円を描くように回す。
 
楽しいお葬式の曲です、という紹介で
餅を喉に詰まらせて死んでしまった人が自分のお葬式を眺めてる、みたいな歌詞だったと思う。
 
みっちー「今日は世界猫の日らしくて、ぴったりな曲があるのでやりたいと思います」
野良でケッコー
今までと違ってしっとりめで真面目な歌詞。この曲もすごく良くて、聴きながら「CD買って帰ろう」と思ってた。
 
10回死んでも
路地裏サスペンス
 
予備知識のないバンドのライブを観てこんなにいいと思ったのは初めてかも。全部初めて聴くのに何曲かはどんな曲だったか記憶に残ってるのがすごい。歌詞が聴き取りやすくて楽しいんだと思う。あと単純にメロディと声質が好みなのかもしれない。今回の収穫!
 
 
HERE
 
今回はLET'S GO CRAZYの衣装。またしても新衣装が見れず…でもこの衣装が1番カッコいいと思ってるのでこれはこれで満足。新衣装は今後見れるはずだし。
 
チャンチャンチャンスDEダンダンダンス
タイアップは君だ
土壇場READY GO
土壇場〜の中盤で入る 「つまんない常識はー」「ゴミ箱にポイしてゴー」というフレーズがコールアンドレスポンスポイント。結構しつこくやるからライブ2回見ると覚える。
ゾッコンROCK ON
 
回帰「予習しときましょうか!必要ないかもしれないけど!」
回帰「故人の言うことは?」
客「絶対!」
回帰「ロックスターの言うことも?」
客「絶対!」
スキッツォイドマンのお決まりのやつらしいのだけど知らなくてのれなかった。
 
回帰「俺の愛のかたまり受け止めろ!(だっけ?)」
客「イェーイ…?」
前方も含めて微妙なリアクションのお客さん、そもそも初めてでなんて返すのが正解なのかわからないんだもんw
初めてだからこんなもんですよ。みんな聴いたことないからファンも初見のお客さんも平等ですから、という回帰さん。
回帰「でも演奏は大丈夫だよね?」
後ろに確認。
 
愛のドッチボール
タイトルのダサさのわりにカッコいい曲だったと思う。サビで「オーオーオー」って繰り返し歌ってたのが印象的。
 
LET'S GO CRAZY
 
 
ここのMC初めて聞く話でおもしろかったんだけど、ネットには流してないぽいので本人たちの名誉のために割愛w
 
 
ギラギラBODY&SOUL
ああYEAHもうYEAH
はっきよい
 
ギラギラはやっぱり振り付け付き。完全に定着してきたっぽい。ギラギラ〜がぴったりの季節に聴けてよかった。
ああYEAHもうYEAH大好きだから聴けてうれしかった。このくらい持ち時間があるライブだと曲もいろいろ聴けて楽しい。
 
 
スキッツォイドマン
 
てっきりアー写で中央に写っている白塗りの人がボーカルなのだと思っていたらベーシスト(&スクリーム?)だった。
 
白塗りのキャプテンktさんは気づくと1曲目の途中で口から胸にかけて血まみれになっていた。あれ口から吐き出したのかな?瞬間を見逃したからわからないんだけど…。
キャラ設定の一つなんだろうけどMCのしゃべり方はオネエ言葉っぽい。
 
曲の予習全くしてなくてどの曲がどうだったとか全然覚えていないけど、全体的な印象としてはかなりプログレ?みたいな音楽だった。アー写からデスメタルみたいな音楽を想像していたのだけど、
ラップ、デスボイス、かと思えばギターは歪んでなくておしゃれな感じだったり、サビのメロディは爽やかだったり。1曲の中でかなり雰囲気の変わる変わった曲が多かったと思う。
 
メインボーカルのワンダー久道さんは何もしゃべらなかった気がする。MC中にチューニングしてたときに
キャプテンkt「今チューニングするの?
私よりこの人のほうが自由じゃない?」
とか絡まれてたけどしゃべらないどころか何のリアクションもしてなかった。
 
「すごく暑いことを猛暑って言うでしょ、さらに暑いことを酷暑って言うでしょ、この暑さは地獄の『獄』という字を使って獄暑と呼ぶわ」
でも空調ききまくりで私は正直肌寒かったw 後ろのほうであまり動かずに観ていたからかもしれないけど、フロアとステージ上だとかなり温度差があるのかもしれない(これは比喩的なことじゃなくて気温の話であってそれ以上の意味はない)。
 
ドラマーはもうすぐバンドを辞めることが決まっているそうで、
キャプテンkt「私の不幸は笑いなさい」
 
終盤の曲では「好き好き大好きスキッツォイドマン!」というコールを延々求められる。
キャプテンktさんがフロアに降りてきて後ろのお客さんにも求めながらしつこく繰り返してた。
 
ステージ上に戻ると今日の対バンのボーカルが呼び込まれる。みっちーさんと回帰さんが出てくるが、
回帰「メイク落としちゃったじゃん!(ステージに呼び込むなら事前に)言っといてよ!」w
みっちーさんと回帰さんでキャプテンktさんのカラフルなズボンを下ろしてビキニパンツ姿になる。これはお決まりのやつなのかな?
 
最後記念撮影で出演者呼び込んだんだけど、「わたしこういうの慣れてないから、どうしたらいいの?」って言ってたのちょっとかわいかった。
 
一貫して死とか地獄とかをテーマにしてるのはわかったけど、好き嫌い分かれるだろうから普通にしてたほうが売れるような気がしないでもないw キャラが立ってて記憶に残りやすいのは間違いないから難しいところだけど。
とりあえずライブを観てキャプテンktさんがいい人なのはわかった。CD買って日常的に聴くかどうかはともかく、またライブを観る機会があったらちょっと楽しみにしてしまうと思う。
 
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帰りにシンガロンパレードのCDを買った。「猫の曲はどれに入ってますか?」と聞いて、野良でケッコーが収録されているアルバムを買ったのだけど、KYOTO-JIN  PEOPLE!!が入ってるのも買えばよかったかも。KYOTO-JIN〜は気に入っててYouTubeで聴いてる。
HEREはもうあんまり買うものもないから物販はスルーしようと思ってたけど、初見のバンドの物販を買って目当てのバンドをスルーしていいのか、という疑問がよぎって持ってなかったシングルだけ買ってきた。回帰さんが「付属のDVDに9mmとアルカラが入ってるよ」って言ってくれたのだけど、9mmやアルカラとの対バンならともかく、普通にHEREを観に来てるであろう客にそういう言い方されちゃうとちょっと悲しい。もっと自信持って欲しいというかなんというか。私そのバンドから流れてきたファンでもなく、むしろHEREからそっちのバンドを知っていってるし…。ちゃんとHEREのラババンもしてたよね?そしてその場で言えなかったからってここで愚痴ってごめんね。HEREのことは他のバンドのおまけやついでなんかじゃなくてメインで好きだよ。
 
エンターテイメント性の高いバンドが集まった良きスリーマンライブだった。
 
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