主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

2017年6月13日「チャラン・ポ・ランタン ホールツアー2017 “唄とアコーディオンの姉妹劇場”」

2017年6月13日(火)
海老名市文化会館 小ホール
 
1年以上ぶりのチャランポのライブ。2014〜2015年あたりは年に何度もライブに行っていたのだけど、去年行けなかったのは単に日程が合わなかったという理由が大きい*1。まあ最近の曲が微妙で熱量も下がってるんだけどさ…。
二人だけの演奏はフリーライブで何度も観たけれど、ワンマンで観るのは初めて。短いセトリでは聴けないシリアスな曲が聴けそうなのが楽しみだった。
 
ちなみに開演前にグッズ買おうとしたら欲しかったポケットティッシュカバーが売り切れて心折れた。あとTシャツとかタオルのデザイン微妙だった、ミスチルに提供したデザインみたいなかわいいやつにしてくれよ!w
 
千秋楽終わったからセトリ含めて載せる。自分の記憶だけが頼りだからあまり自信はない…。ていうかなんでニュースサイトにセトリが上がらないんだろう。
 
会場自体には緞帳(どんちょう)はないけれど、ステージ上にチャランポ側が用意した幕があって演出に使われていた。幕が開くと白いスクリーンがあって裏から影絵のように写し出せるようになっていた。
 
スクリーンの周りを追いかけっこのようにぐるぐる回るチャランポの二人。スクリーンに時計の絵が写って針が反対回りに回る。「あなたの時間を取り戻す旅に出ましょう」みたいなセリフと今回のツアーOP用に作った短いオリジナル曲?からライブスタート。
 
時計仕掛けの人生
この先のシナリオはあなた次第
Sweet as sugar 
進め、たまに逃げても
 
ルーパー?を使ってアコーディオンのベース音とももちゃんによるタンバリンのリズムを作ってからの
テイラーになれないよ
 
ラジオのジングルが流れて、DJももによるミュージックサプリのコーナー
ホットスタッフという会社で働いている女性*2からのお悩み相談。
 
自分はカレーが苦手なのだが、好きな人(片想いの相手)がカレーが大好きだということが判明した。どうすればいいか(ざっくりこんな感じ)、というお悩み。
 
もも「小春ちゃんカレーは好き?」
小春「全然(好き)、インド人と結婚したい」w
苦手とはいえなんとかなるのでは、みたいなことを言う小春ちゃん
もも「カレー味のお菓子とかもダメなんだよ?」
小春「詳しいね」w
 
ももちゃんが出した解決方法は、見た目も匂いもわからなくなるくらい真っ赤に辛くすればいい、という雑な解決方法、からの
紅(X JAPANのカバー)
 
勝手にテーマソング
カレー ラーメン スシ エビフライ プリン
 
勝手にCMソング
 
ここまでは過去に作った曲だったが、夏らしい新作を持ってきたと。
小春「今日雨降ってるけど」w
 
カルピス 金鳥(蚊取り線香)
 
 
楽屋にお菓子置いてくれててうれしい。
ももはみーんなが大好きだから。と会場スタッフに媚び始めるももちゃん。
そして次は前に座っているカップルに絡む。もも側に座ってるからももが好きなんだよね?席えらべないか。とかしつこいw
海老名サービスエリア買ってくれるの?買えるものなの?買ったら3人で住もうねー。」
客に貢がせようとする小悪魔ももちゃんは曲のフリなわけで、
サイテーな女
墓場までご一緒に
潮時
夢ばっかり
 
ここの上3つインディーズ曲3連発がうれしかった。
 
針金?のような素材で作られたスカートを外してスタンドに吊るすと照明の傘に。
頭上高くからステージ上に吊るされた裸電球。
 
あの子のジンタ
かなしみ
 
あの子のジンタではももちゃんが電球を思い切り押して振り子のようにしたり、回転を加えてふわふわと揺らしたりしながら歌う。
月では電球は頭上に登り満月のようになる。
 
スカートの1番上の布(透け感のある白い素材だった気がする)を引っ張るとスカートから外れる。下にあったカラフルな布が表に出てきてスカートの色がチェンジ。
 
忘れかけてた物語
憧れになりたくて
71億ピースのパズルゲーム
 
最後の晩餐
季節は廻る
 
アンコール
ツアーTシャツにロングプリーツスカート(ももちゃんは赤、小春ちゃんは緑)というスタイルに着替えて登場。
小春「アコーディオンって着替えるのが面倒で。外して脱いで脱いで着て着て付けてだから、待たせてるなーとは思ったんだけど」w
全然許容範囲だったけどねー。
 
ダンスダンス(新曲)
千秋楽
ムスタファ
 
ホールだったからなのか二人編成だったからか、アコーディオンの音の響きがすごくよくて一人で演奏しているのになんてすごい楽器なんだろうと思った。小春ファンとしては満足してる。
二人編成はこれはこれで完成されているけれど、あえて足りないものを上げるとすればドラム。音の厚みは充分にあってもどうしたってリズムがぼやける。そこを手拍子をすることで曲が完成する瞬間が好き。チャランポの曲は途中でテンポや拍子が変わることも多いから手拍子もわりとむずかしいんだけどね…。一度チャラン・ポ・ランタンマーチ編成でワンマンやってみてほしいな、と密かに思っている。
 
あと衣装と照明の演出が好きだった。ライブ全体のテーマになっていた時間を取り戻すストーリー(?)はいまひとつ理解できなかったけど…。
 
最近わりと離れ気味だったから、このライブを最後にしばらくは距離を置いてゆるーく見守ろうかと思ってた。いいライブを思い出にしてヲタ卒する的な、まあそんな大袈裟なものでもないけど、ライブ直後はそんな気持ちだった。なのに気付いたら片平里菜ちゃんとの対バンに行けるスケジュールになってしまいチケットを取ってしまった。秋から始まるカンカンバルカンのツアーも一回くらい行くかもしれないw なんだかんだでやっぱりライブが魅力的なアーティストだと思う。
 
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*1:ただしカンカンバルカンの大道芸は観たから小春ちゃんの生アコーディオンは聴いた

*2:おそらくこのライブを担当している人なんだけどももちゃんは「何の会社か知らない」とかとぼけてたのがかわいかった