主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

最近見た映画(6月)

なんかブログ記事が溜まってるな…(いつもでは)。
一応6月分の映画の感想。
 
 
マッドマックス 怒りのデス・ロード
2015年 監督:ジョージ・ミラー
 
バンドマン映画会のお題映画。
上映当時話題になっていたのは知っていたけど、なかなか自分からは見ない映画だと思う。基本車で敵から逃げながら戦うってストーリーで穏やかなところがほとんどなくて、やっぱり私はアクションものってあんまり得意じゃないかもしれない。痛そうなのとか苦手。
でも映画としては結構おもしろかった。そしてヒロインのフュリオサがずっとカッコよかった。超短髪で泥だらけ傷だらけであんな美人なのすごいよ…。
 
 
1985年 監督:ロバート・ゼメキス
 
金曜ロードショーで見た。初見ではなかったしなんとなくの話の筋はわかってたけど、細かいところは全然覚えてなくて結構ワクワクしながら見れた。伏線が上手く作られてるし登場人物はキャラが立ってて華があるし、名作って普通におもしろいなーという何の中身もない感想しか書けない。あとあのテーマ曲はやっぱり良い。
 
 
 
タイトルでなんとなくコメディだと思って特に前知識はなく見たんだけど、わりと大人向けの真面目な作品だった。回帰さんも「もっと変な映画かと思った」みたいなこと言ってたなw
大人のビジネス×恋愛みたいな内容。大富豪のシャイフが人格者で顔もカッコよかった。
ちなみに全く鮭が生息していない場所に鮭を持っていくという行為は生態系を崩すのでは…?というのは気になった。フィクションだから気にしちゃいけないってことなんだろうけど。
 
 
6月全然映画見てないな…。ただの引きこもり自粛生活だった5月と違い、6月は少し社会へ復帰しようと動いていたから仕方ない。早くお金を稼げるようにならなくては。
 

2020年6月24日「尾形回帰弾き叫び独演会『ロックスター生誕祭2020』」

2020年6月24日(水)
 
近年アコースティックライブをやっているleaf room豪徳寺から回帰さんのソロ配信。前回のHEREの配信と同様YouTubeのスパチャで少し投げ銭した。
 
家で見てたんだけど、あんまりちゃんと見れてないところもある。ごめんなさい。セトリは多分以下で合ってると思う。
 
STANDARD LOVERS
ロックスターに会いに行こう
愛がこびりついてる
完全論破
LET’S GO CRAZY
OH YEAH
 
家庭教師(岡村靖幸カバー)
 
雨中、御免なさい。
優しく僕等を侵食してる
君の性癖とあの感触
 
東京独白(新曲)
ハイテンションなコミュニケーション(カラオケ)
 
死ぬくらい大好き愛してるバカみたい
この世界よりこんにちは
くらいやがれ
 
 
軽く感想。
今回も複数台のカメラで撮影されていて映像のクオリティがよかった!
カバー曲はどちらも以前のライブで聴いているから意外性はないけど、配信でやると思わなかったからお得感があった。
 
デスベッドパートがあったのがありがたい。弾き叫びではよくやってるけど、なんとなく配信ではやらないような気がしてたからうれしい。
 
ハイテンションなコミュニケーションはCDに収録されている音源を使ったカラオケ。カラオケしながらドラムを叩きだしたところ笑った。
 
あとはお手伝いで来てたあだちさんがケーキを持って来たりとか。無観客だったけど仲間に誕生日のお祝いしてもらえててよかった。
 
 
 
 
 
 
 

2020年6月16日「HEREのハイテンションなレボリューション」

2020年6月16日(火)
 
HEREのライブ配信を見た。配信自体は無料だったけどスパチャで多少投げたのでここで記録。
今までの回帰さんの配信は自宅か外の公園からだったけど、今回は三橋さんのホームである学芸大学メイプルハウスからYouTubeでの生配信。
 
セトリは覚えてないけど、定番曲のセトリだった。内容もあんまり細かく覚えてないw あとで有料アーカイブ見て追記するかも…?
 
 
最初SEが鳴って袖から飛び出して来るのではなく、板付き*1で始まるのは配信ならではかな。
 
衣装は新衣装お披露目だった。サポートドラムはマーシー
 
今までのHEREの配信はZOOMを使ったトーク配信か、回帰さんが一人で固定カメラでやる弾き叫び配信だったから、ライブハウスでの配信は全っっっ然違ってすごかった!
音も良かったし、映像も複数のカメラで撮られていて見ていて楽しかった。メンバーもお客さんがいないのをいいことにステージから降りてみたりして動きがあっておもしろかった。
 
いらっしゃいの入りでアカペラ追加されてたの良かった。あと死ぬくらい〜でスパチャのバラのイラスト投げるのが楽しい。
 
途中火災報知器が鳴って中断するトラブルはあったけど、そこも含めて楽しく見れた。せっかくカッコよく配信しようと思ってたのに…ってちょっとガッカリしてたのもかわいいって思えるバンドだからね。
 
武田さんのテンションが終始おかしくなってたのがおもしろかった。打ち上げ配信で、衣装が動きやすかったからって言ってたけど絶対それだけじゃないと思う。喋り方もおかしくなってたもんw
 
配信でもちゃんと楽しませてくれるライブで満足でした。ありがとうございました。
 
 

*1:板付きってお芝居(とお笑い)の用語?バンドには使わないかな??

2020年5月30日「訳アリ物件ノゾキミ荘の住人たち」

2020年5月30日(土)
 
配信のお芝居。課金した配信はライブやお芝居を観に行ったものとしてブログに書くことにした。

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ノンスタ石田さん脚本のお芝居。この前観たエビ中の舞台配信は元々劇場で公演予定だったものを無観客収録して配信したものだったけど、今回はそれとは全然違う。配信を前提に作った脚本で、演者がそれぞれの自宅からZoomで生で演技しているところに視聴者がコメントをして、それによって演者の演技も変わるという双方向もの。
 
今回はツイキャスでの有料配信。18時半と20時半の2公演があって、リアルタイムで見れそうだった20時半の回を購入した。でも結局リアルタイムでは見れずアーカイブで見た。
 
渋谷にある超格安のアパート「ノゾキミ荘」。その理由はオバケが出るからと、室内に監視カメラが設置されているから。管理人の男(石田さん)と入居を検討している男(房野さん)が会話を進めながらアパートの部屋を一つずつ覗いていくというストーリーだった。
 
 
感想はちょっと辛めになっちゃうけどごめんなさい。まず今回の作品はリアルタイムで参加してこそ価値があって、アーカイブだと楽しさが半減だったんじゃないかな、と思った。
コメント拾いながら進めるトーク配信なんかもそうだけど、リアルタイムで自分でもコメントしながら他の人のコメントも見ながら視聴するのと、あとからアーカイブで見るのだと楽しさが全然違う。なんならアーカイブだと途中で飽きて見るの止めちゃうこともよくある。
今回のお芝居はちゃんと最後まで見たけど、でもアーカイブだったからちょっと気持ちが乗らなかったかな…。あと私のやり方が悪いだけかもしれないけど、ツイキャスアプリでアーカイブを見ると、リアタイ組のコメントが見れなかった。どんなコメントがあるか見ながら演者の演技を見るのがおもしろいポイントの一つだったと思うから、そこは残念。本当はニコ動みたいに画面上にコメントが流れるようなシステムと親和性が高い作品だったんじゃないかな。
 
あと私は群像劇になってるコメディが好きだから、基本石田さんと房野さんの2人の会話で進むという構成もちょっとイマイチ。でもリモートでお芝居するんだから、普通の舞台のようにいろんな人が入れ替わり立ち替わり演技するのは無理よね…。だから今回は「今できる最善」でアイデアを出して作られたという点で評価はしたい。
 
あと私は石田明の演技はお笑い寄りのやつではなくてガチのやつが好きだ!って気付いちゃったなー。またガチのお芝居が観たいよー。
 
 
スクショはOKだと言っていたから貼っておきます。終了後の全員集合部分。
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最近見た映画(5月)

まだしばらくライブに行けそうもなくてブログを更新するネタがない今日この頃。ブログを書くこと自体忘れてしまいそうだからリハビリを兼ねて映画の感想を上げていく。ネタバレなしで書けないからネタバレあると思うので注意してください。そもそも読む価値がないから読まなくていいと思います。
 
 
回帰さんと高畠さん中心にやっているバンドマン映画会で取り上げた映画が多めになりそう。あとはAmazonプライムにある映画で気になるものを少しずつ見ていきたい。でもバンドマン映画会のペースが早すぎてあんまり見れないかもw
 
 
1999年 監督:是枝裕和
 
バンドマン映画会のお題映画。
死後の世界という設定はファンタジーだけど、描かれ方は全然ふわふわしてなくて現実感があるのが好き。天国に持っていく思い出を一つしか選べないって残酷だと思った。
映画の技術ができる前はどうなっていたんだ?演劇で再現してたんじゃない?って話がバンドマン映画会の中であったけど、そういうツッコミどころはちょっとわかる。今(2020年)だったらビデオテープじゃなくてBlu-rayで自分の人生振り返るのかな、とかw
あと人生を記録したビデオテープを取り寄せることができるのに、基本的には本人からの聞き取りを元に映画を制作するっていうのも不思議なシステム。セスナ機の形状はビデオテープで確認してあげたら?みたいなw
あの施設で働くのがちょっと楽しそうだし、私だったら思い出を選ばずにあの場所に残りたいかなーと思った。
あと若かりし頃の井浦新さんが美青年だった。
 
 
FRANK 
2014年 監督:レニー・アブラハムソン
 
バンドマン映画会のお題映画。
見終わったときの素直な感情はなんじゃこりゃって感じw
でもバッドエンドとは思わなかったかな。フランクがお面を脱いでバンドメンバーと再会して歌えたんだから。
主人公のジョン視点から見ると寂しいけど、ジョン自身がこれでよかったと思って立ち去っているなら見てる側からは文句言えないかな。ジョンは他のバンドメンバーよりも一般社会に溶け込めるタイプで、バンドから離れてもたくましく生きていけるだろうし。
映画会でジョンの成長の話だという視点でも話されていて、そういう認識はなかったけど言われてみればそうかも。
 
 
2002年 監督:リチャード・ケリー
 
バンドマン映画会のお題映画。
前評判通り難しい話だな、と。彼女が死なないように過去に遡って…ということかな?とまではわかったけど。
主人公の中では彼女が死ななくなったからハッピーエンドになるのかな。
タイトルの画像にもなっているウサギの顔が怖かった。ウサギというよりほぼガイコツだと思うんだけど、あれを見てウサギだと言い切れるセンスすげえなって思ったw
最後伏線回収でスッキリするのかと思ってワクワクしていたのにそんなことはなく、え?って感じで終わるから難解映画と呼ばれているのね。劇中で一切説明されていない理論によって時空が動いているという設定はずるいなーと思った。ディレクターズカット版やら公式サイトやらを見ないとわからないというのは後出し感がある。多少作品の時間を延ばしてでも映画の中で説明できなかったのかな。
高畠さんが言ってた青春ものとして見たらおもしろい、というのはわかる。
 
 
おんなのこきらい
2014年 監督:加藤綾佳
 
ふぇのたすが劇中音楽を担当しているということで前から気になっていたんだけど、アマプラにあったからやっと見れた。
恋愛ものの王道で、キリコのかわいさになびかない不器用だけど真面目で誠実そうな高山と最終的に結ばれる話、かと思ったらもう一つ展開があった。
最近はおしゃれは男のためじゃなく自分のためにするもの、という考え方が強いと思うけど、キリコは逆のタイプ。
媚びてる、と突き放すのは簡単だけど、キリコはちゃんと一途な女の子なんだよね。
私は自分の容姿に自信ないし恋愛体質でもないからキリコみたいな女の子はちょっと羨ましい。キリコになりたいかと言われるとそういうわけでもないし、友達になれそうだとも思えないけど。共感はできないけど最終的にちょっと応援したくなってきちゃうところが絶妙なのかな。爽やかな終わり方だったと思う。ふぇのたすを知らない人はあの出演の仕方をどう思ったのかは気になる。
 
 
幸せなひとりぼっち
2016年 監督:ハンネス・ホルム
 
バンドマン映画会のお題映画。
ただただいい映画だった。名作。
最初はこういう面倒くさいおじさんって欧米にもいるんだなーって思ったけど、過去と人柄(なんだかんだ親切)がわかっていくうちにどんどん愛らしくなる。
奥さんであるソーニャの若い頃がかわいらしすぎた。
 
 
 
上映当時から見たいと思っていたけどずっと見ていなかった作品。
事前にどんな話か大体知っていたから普通に受け入れたけど、知らないで見ていたらラストはえ⁉︎って思ってたかも。結末そのものというよりすぐ5年後になるところが急展開で戸惑った。
夢を叶えるためには必要な出会いと別れだったってことかな。
ちょっと気になるのは、ミアにとっては衝撃的な再会だったけど、セブはミアの成功を知っていたし人気女優になったミアが結婚したことも出産したことも知っていたはずなんだよね。どんな気持ちでその店名にしたの?って思っちゃう。切ない。
ミュージカル好きにはあんまり評判が良くなかった気がするけど、私は結構好き。たぶん私はミュージカル好きじゃないほうの人間だからですね。また見たい。
 
 
 
バンドマン映画会のお題映画。
怖いの苦手だから映画会のお題じゃなかったら一生見ない映画だと思う。
実はそこまで残虐なシーンとかグロがあるわけではない(あったら見れない)けど、主人公が精神的に追い詰められてるから見てて疲れる。どんな怖いシーンが出てくるのかと身構えてずっとドキドキしてしまう。
ドニー・ダーコと違ってスッキリするラストではあったかな。というか文字であらすじ書こうとするとめちゃくちゃ短くできるシンプルな話をずっとスリリングに見せているだけの映画だったのか。
 
 
 
バンドマン映画会のお題映画。
ソ連史は全然わからないからへーって思って見てた。
コミカルには描かれてるけど、やってること言ってることは酷い。ある程度史実に基づいているんだもんな…。
それにしてもロシアの人名って全然覚えられない…
 
 
2019年 監督:ロブ・レターマン
 
アマプラではなく金曜ロードショーでやっていたのを見た。
予告映像でいまいちだと思っていたピカチュウは思ったよりかわいかった。ただあんなにもふもふしてるイメージじゃないんだけどなー。ピカチュウの毛って、あんなに獣ぽくなくてもっと産毛程度の毛しか生えていないイメージだったんだけど私だけ?
劇中には最近のポケモン*1も出てくるけど、ストーリーに絡むのは初代のポケモンが中心なのが、当時小学生だった身には刺さる。知ってるポケモンが動いてるのかわいいよー。
ストーリーはおもしろかったけど、もう少しポケモンがいろんな技で戦っているところが見たかったかな。他の映画でも見るようなアクションシーンが多くて、この場面ポケモン関係なくない?と思うことがあった。
人間含めてゲーム風のイラストになっていたエンディングが一番テンション上がったかもw
 
 
箱入り息子の恋
2013年 監督:市井昌秀
 
障害のあるヒロインを扱った恋愛ものだけど、変に純愛とか感動とかを煽らずにちょっとダサくて情けない主人公を星野源が演じていて笑えちゃうところはいい。
でもラストがなー…もっとベタに綺麗に終わらせてよかったと思う。
あと、健太郎は逃げ恥の平匡と同じ童貞だけど、平匡よりも圧倒的にコミュ症でヤバい奴(平匡は同僚とは普通に会話するしお昼も一緒に食べるけど健太郎は否)。でも平匡とは違ってあまりHに抵抗がないというか、そんなに葛藤したり焦ったりしないで普通にホテル行くのがマジかwって思っちゃったw
それから一つの物語内で主人公が2度も大怪我するっていうのはどうなんだろう。ドラマチックな展開にしたかったのかなと推測するけど、そんなに怪我のエピソードが効果的に働いていたように感じなかったし、単に話の作り方が下手なのか?
未婚を両親に心配される、という設定は自分に照らし合わせると普通にしんどい。わー\(^o^)/って感じ。
健太郎の場合は珍しい苗字を途絶えさせず受け継いでほしいというのがプラスされてるから女から見るとちょっとモヤっともする。結婚で女が改姓するのは当たり前、子どもを産むのも当たり前、という価値観が両親の中に無意識にあるんだよね。そして劇中でそれ自体を疑問視するようなものは出てこないから監督の頭の中にも無意識にその価値観があるんだろうなーなんて。
盲目の女性を演じた夏帆の演技はよかった。
 
 
きっと、うまくいく
2013年 監督:ラージクマール・ヒラニ
 
バンドマン映画会のお題映画。
インド映画はたぶん初めて見たんだけど、エンタメ作品として楽しかったし、いい映画だった。インドの話となるともっと異文化感があるかと予想していたけど、普遍的な話だった。
ベースは大学生の青春コメディだけど泣けるシーンもメッセージ性もあるし、歌とダンスは心情を表現していてあんまり違和感なく見れた。
高畠さんの言っていた80年代の少年漫画感は、私が80年代の作品を見ていないからわからないけど、結構王道っぽいストーリーというか斬新さはあんまりなかったかも。私が子どもの頃見ていた90年代くらいの漫画やアニメにも通ずるようなストーリー展開だったのかな?前知識なしで見たから展開が読めるということはなかったし楽しかったけど。敵対する学長やライバルのチャトゥルの描き方には既視感があった。
 
 
2016年 監督:草野翔吾
 
そもそも恋愛関係でもない男女が同居するか?というところも含めちょいちょいぶっ飛んでる展開があった気はするけどおもしろかった。予想よりコミカルで楽しく見れた。
箱入り息子〜を見た後だから余計に思うのかもしれないけど、性の多様性やジェンダーにとらわれていないところがさらっと描かれているので見ていて穏やかな気持ちになる。本筋のストーリーも登場人物が少し成長して前に進むというポジティブな話で好き。
料理のシーンもいい。ただ、私は肉を食べるのは悪いことではないし栄養バランスのために必要なことだと思っているから、肉を食べるのが良くないことのように描かれているのはちょっと気になった。
あとはもう林遣都がカッコよかったなーって感想になっちゃう。そもそもこの映画、ドラマ版火花とおっさんずラブを見て私の中でプチ林遣都ブームが来てたときに知ったんだった。
 
 
 
新しい地図の初映画。SMAPは子どもの頃からのスターで好きだけどファンというほどではないので、どちらかというと太田光監督作品としての興味のほうが大きかった。公開時に見たいと思っていたけど行けなかったからやっと見れた。
稲垣、香取、草彅の順でそれぞれの主演作、最後に全員が出演するまとめ的な作品というオムニバス。芸能界のど真ん中に居続けていた人たちだからもうちょっと大衆向けでポップな作品だと予想していたんだけど、結構クセの強い映画だった。
太田さんの作品はそれぞれが主演の3つのオムニバスの中だと一番ストーリーがちゃんとしてたかな?草彅剛の演技も迫力あったし。でも他と比べると暗くて音楽の要素もないから、全体の中で見るとちょっと浮いてたかも。『光へ、航る。』というタイトルは太田さん自身で考えたのかな?制作側からの提案なのかな。
1本目はなんかイマイチ。私が園子温が苦手なのかもしれないからこれ以上はなし。
2本目はファンタジーだけど本人役ぽく、歌を歌えなくなるという設定も現実を反映したものなんだろうし不思議な作品。SMAP香取慎吾を知らない人が見たら意図が伝わらないと思うんだけど、そもそもこの映画を見る人でSMAP知らない人なんていないか。
4本目は各エピソードの続きというかオチというか、そんなものを織り交ぜながら進むんだけど、終わり方は中途半端かな?ストーリー的にもスッキリとは終わらないし、新しい地図の3人が一緒に歌うなり会話するなり絡んだほうがよかったような気がする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

*1:金銀以降わからないからもはや最近じゃないものも私の中では最近のポケモンにカテゴライズされる

2020年4月25日「ボクコネ〜ぼくはテクノカットよりコネチカット」

2020年4月25日(土)
 
中止になってしまったエビ中舞台の配信。19日の配信で見たのだけど、アフタートークが聴きたくて25日も2回分のチケットを買ってしまった。
実は前回のときはアーカイブ含め3回見ていて、この日の配信でも見たから本編は短期間でかなり繰り返し見れたことになる。ちなみに本編はどの回の配信でも共通のものだった。
 
以下、役の考察だったり演者の演技についてだったりを一人ずつ。前回の記事はアクセス数増えてちょっとビビったけど今回はそんなに検索で来る人もいないと思って自由に長々書く。
ネタバレ含むのでBlu-rayで見る人は注意でお願いします。
 
 
 
 
 
日野さやか/星名美怜
男がコロコロ変わる、ダメ男に貢ぐ、水商売、喫煙者、という女の子で、アイドルでこの役ができるのすごい。まあ本人の若干ヤンチャな革命ガールの部分も作用してるけどw、作品のためならこういう役をやらせる運営もちゃんと演じる美怜ちゃんも偉いと思う。
日野は初見だと自己中に見えたけど、柚子ちゃんを犠牲にしたくないという気持ちは実は強いし、2回目見ると結構まともなこと言ってるなって思った。
 
あんまり本筋と関係ないかもしれないけど、満はシンガーソングライターという肩書に憧れていただけなんじゃないかな、と思う。ナルシシズムな部分が強くて、音楽への愛とか自分の気持ちを誰かに伝えたいとか歌を誰かの心に届けたいとかあんまり思ってなさそう。
日野とは逆で、明るくて協調性があるようだけど、2回目以降見るとわりと残酷に見えるキャラクターなのよね。ナウシカ王蟲の群の前に身を差し出した話をうれしそうにするけど、それ同じことを柚子に強制しようとしてるんだよね?と思うと怖くなる。
何事もなければ100年生きられる食糧があることを2度確認していたから、極力みんなで仲良く、何事もないまま宇宙船での生活を続けようとしていたのだろうな、とは思う。
真山ってちょっと演技が大袈裟なところがあると思うんだけど(アニメの影響かな)、萬屋のキャラクターにはあってたんじゃないかな。
 
田中柚子/中山莉子
精神年齢が子どもなのを表現するために若い女の子が何の老けメイクもしないまま演じるけれど、実年齢はおばあちゃんという役柄。本当におばあちゃんのように感じてくるりったんの演技が秀逸だった。
ネットの考察だと柚子はスイッチの意味も全部理解していたという解釈が多かった気がするんだけど、私はスイッチのことは理解できていないと思ってる。全部理解した上で「10分経った?」と無邪気に宇宙少女に尋ねているとしたらちょっと辛すぎる。
ただ子どもだからって*1何もわからないわけじゃないし、空気を読んだり本質を見抜いたりすることはできるのかな、と思う。
一見純粋に見えるけど家賃の代わりにベルマークを提出させて宇宙旅行を当てようとした行動はすごくしたたか。普通に住人にベルマーク集め協力してね、と頼むより家賃の代わりにするほうが必死に集めてくれるし。単に純粋で弱い被害者というわけではないよなぁ…。
 
宇宙少女/小林歌穂
宇宙少女は最初柚子おばあちゃんの妄想や幻覚で実在しないものかと思った。でも「コスモの力」で山田を眠らせているから実在しているんだよね。
作中で一番利他的な登場人物ということになるのかな?でも誰にも気づかれなかった自分を唯一拾ってくれて故郷の星に連れて行ってくれると言ったから柚子ちゃんを慕っているだけで、恩があるからと言えば聞こえがいいけど、柚子が自分にとって有用な地球人だっただけとも捉えられるかな…?でも柚子と宇宙少女との友情だけは優しく温かく美しいものだと思っていたいなー!かほりこがくっついて遊んでるのただただかわいかった!柚子を悲しませないように、とか守らなきゃって行動をしてたもんな。『宇宙少女』という名前も柚子が呼びやすい様に自ら名乗ったor柚子につけられた名前を受け入れたのだと推測できる。
 
山田/山口森広
高圧的で人を見下すようなところがあり、かつ妻を殺害しているという一番同情しにくい人物。詳しい理由や経緯はわからないけどわざわざ銃を用意してるところが計画性が高いよね…。まあ銃出てくるのは脚本の都合上というところが大きいんだろうけど。
アフタートークに出た山口さんが明るい愛されキャラだったのがよかった。役者さんはすごい。
 
佐藤/山田悠介
目上の人間に弱い、という性格を日野から明かされていて実際山田を慕いつつ顔色を伺って行動している人物。山田を尊敬しているという発言をする一方で、恐れたり嘘をついたりと心を開いているわけではない。佐藤は山田が妻を殺害したことを唯一知っているわけで、逆らったら最悪自分も殺されるかもしれないという恐怖による保身だったのかな、とも思った。山田妻の遺体を発見したのが密閉空間の宇宙船ではなく、普通に地球上だったら通報してるんじゃないかな。法や倫理に背いてまで山田を守ろうとは思わないはず。地球滅亡後の宇宙船内は法も国家権力も存在しない空間だったのだな、と。
山田が死んだと思った佐藤が日野に助けを求めるところにうわーってなる。
アフタートークのメガネなし悠介さんがただのイケメンでびっくりした。ミチが佐藤のことを「イケメンじゃない?」って言ってたとき、そうでもなくない?と思いながら見てたから、ミチさんごめんって思ったw 
 
板垣恭子/柏木ひなた
自分のことを一番愛してくれていた(そして自分にとっても一番大切な人だった)おばあちゃんを亡くして世界に絶望して引きこもっていた板垣。柚子にボタンを押させることに拒否感を示していたのに最終的に柚子にボタンを押すように頼んでしまう。この結末自体もうーんってなるけど、そもそもその前に揉め事はやめてください、と言って自分で考えることをやめてしまうんだよね…。ラストの極限状態での決断よりも全部拒絶して引きこもっちゃったところのほうが罪深いなーと思ったりする。
最後の行動は、柚子の『おばあさんより、もっともっと板垣さんを愛してくれる人が絶対に現れます』という言葉を信じて、いつか遠い未来で誰かと出会えるという僅かな希望に賭けたのだと思いたい。
 
この先のハッピーエンドを考えるなら、宇宙船が宇宙少女の生まれた星に辿り着き、板垣と柚子は保護されて宇宙少女は家族と再会する。そして柚子は宇宙少女の元で、板垣は星で出逢った『おばあちゃんよりも自分を愛してくれる人』(パートナー)と幸せに暮らしてほしい…んだけどこの終わり方は一つ欠陥があって、板垣にはその宇宙人たちが見えないんじゃない?ってところ。
そうすると柚子と宇宙少女が2人きりで宇宙旅行をし続けるというところまでしか想像できないかな。
 
 
25日のアフタートーク山田悠介さん回、演出高羽さん回ともに楽しかった。謎だったタイトルの由来に関して高羽さんが『マジで意味がないw』って言ってたのは笑っちゃった。
 
配信という形だったけど作品を届けてくれたキャスト、スタッフの皆さんありがとうございました。
 
 
見終わったときに頭に浮かんだ曲を2つ貼りつけて終わります。

小学館

小学館

  • provided courtesy of iTunes

  

 

 

*1:認知症による幼児退行と本当の幼児を同等のものとして扱っていいのかはわからないけど、同じだと考えた場合

2020年4月19日「ボクコネ〜ぼくはテクノカットよりコネチカット」

2020年4月19日(日)
 
3月公演予定が中止になってしまったエビ中の舞台の有料配信を観た。基本現場に行って観たものしか書いてこなかったブログだけど、本来生でやる予定だった舞台なのでここに記録。14時配信回なのでマチネと呼んでいいかな。
 
エビ中舞台の過去2作品は生では見れていないけれど映像で見ている。シベリア少女鉄道の土屋さんの緻密なコメディにエビ中がハマっていた。シベ少の舞台はエビ中関係なくファンなのでここ数年通っている。
 
今回は土屋さんではなくエビ中とははじめましての高羽彩さんの脚本・演出。そして2008年に劇団で演じられた作品の再演とのこと。どういう経緯で決まったのだろうか。
 
 
 
以下感想。軽くネタバレあるかも。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
意味はわからないけどポップなタイトルとカラフルな衣装のイメージビジュアル、過去のエビ中舞台の流れからコメディを想像していたので裏切られた。Twitterでも同じような感想を持っている人が多かったように見えた。
 
ワンシチュエーションで会話劇という点では土屋さん作と共通点もあるけど、逆に言えば共通点はそのくらいかな?
日常から突然ぶっ飛んだSFになるけど、その中で意外と今までと変わらないような些細な日常も続きつつ最後に怒涛の展開があるっていう…。
今の社会情勢も重なって、より設定や問いかけられたメッセージが強く突き刺さった気がする。見終わってしばらくはちょっと考えすぎてしんどくなったりした。
 
アフタートークが和やかだったのが救われたかも。私が観たのは19日14時回だったから真山、美怜ちゃん、山口森広さんの3人だった。劇中怖い役柄だった山口さんが気さくで優しいお兄さんでホッとした。演技に関してもいろいろとアイデアを出して引っ張ってくれていたようでエビ中ちゃんたちにとってもありがたかったんじゃないかなと思う。
 
アフタートークの内容はあんまり書かないほうがいいのかな?一つ感心したのは、今回は当て書きではないのに役がハマっていたという話。本当それぞれの役柄がばっちりだったと思う。初演のときとは男女の比率が違うので設定をエビ中用に書き直しているそう。役は読み合わせのときにとりあえずメンバーと役柄の年齢順に割り振ってみて「後で替えるかも」という話だったが、最初に振った役でハマったからそのまま決まったのだと。すごいなー。
 
本当は生で観てもらいたかったけど、せめて配信という形でも観てもらえてよかった、と話していた。演者さんスタッフさんの努力が少しでも報われてよかったと思うし、私はチケット落選していて本来見れなかったものだからこうやって観ることができてありがたかった。