主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

2021年7月24日「しずる単独ライブ『Black Treatment〜その弾丸はお前を貫き、そして黒く汚れた〜』」

2021年7月24日(土)
 
しずるの単独ライブを配信で見た。ファンというほど追っているコンビではないけど、コントが好きで単独は過去3回行っている。今回は4日間の有観客ライブのうちの1公演が配信だった。
 
しずるはそれぞれがネタをまるまる一本書けるめずらしいタイプのコンビで、ここ数年の単独は全編村上/全編池田作のどちらかになっている。この公演は全編池田作・演出だった。
 
コントタイトルがわからないので勝手に付けて導入部のみ記録。
 
呼び出し
スーツ姿の男(池田)。舞台上手袖あたりにいる人物に声を掛け、こちらに来るように言う…
 
OPV
二人のシルエットや拳銃、タバコ、車などのモチーフが描かれたアニメーション。イメージ的にはルパン三世みたいな感じ。
 
花屋の手伝い
おじ(池田)の花屋の手伝いに来ていた甥っ子(村上)。1週間来ていたが今日が最終日…
 
宝石泥棒
1億円の宝石を狙って美術館にやってきた二人の男…
 
バイク駐車場
バイクのコインパーキングのコールセンターに男(池田)から電話がかかってきた。ロックしたチェーンが外せないという…
 
法則
村上の家にやってきた友人の池田。パチンコに行くので金を貸してほしいという。池田曰く「勝てる法則」を見つけたと言うが…
 
再会
ヒデ(池田)が自宅の前で水を撒いていると友人のサダ(村上)と久々に会う。サダはヒデの愛犬のラッキーにも挨拶するが…
 
議論
深刻な雰囲気で椅子に座っている二人の男。片方の男(池田)が先日裁判の傍聴に行った話を始める…
 
富士急
初めて富士急ハイランドに来たたかひさ(池田)。友人のゆきひこ(村上)は富士急の楽しさを知ってほしくてたかひさを連れてきていた…
 
スタッフロール
ポスターのイラストが怪獣の坂口さんだった。前に観た単独ではいつも前説してるって言ってたし、ずっと縁が続いているんだなー。
 
コロナでライブ自体やりづらい今の状況を踏まえて、お客さんの前でできる喜びを噛みしめている、と。
最後のネタに関連して、池田さんが富士急が好きだという話題。年パスを持っていたこともある。
逆に村上さんは絶叫マシンがダメだそうで、「こんな怖ぇのいいのかよ!」とキレたことがあるとw ダメだけど、仕事として行くのはOKらしい。爬虫類はダメすぎて仕事でもNGだと。
他にもいろいろ話してたけど書いていいのかわからないので割愛。
 
 
幕間VTR等もなくひたすら新作コントをやるストロングスタイルのライブだった。
タイトルに弾丸と入っているのに、銃を使うコントはなかった。しずるといえばコント内の銃使用率業界トップクラス*1なのに意外。池田さん作にしては暴力要素が少なかった気がする。かと言ってすごく平和な内容というわけでもないけど。
 
とにかく二人の演技の上手さがすごい。普通の社会人もちょっとヤンチャな奴も若い男の子も違和感なく演じられる。二人のフラットかつ実年齢より少し若めのビジュアルが手伝っている部分もあるけど、次々にいろんな役を演じ分けできるのはやっぱりすごい。コント内のボケ(変な人)とツッコミ(常識人)の役割もネタによって変化するし、そもそもツッコミが存在しないネタもあるからパターンも多彩。どれもおもしろかったけど議論するネタが1番好きかなー。
 
人生で何度目かのしずるコント熱が復活したので、最近はYouTubeでいろいろ見ている。他の芸人含めてあんまりYouTubeでネタを見ないから、公式でたくさん上がっているのを知らなかった。池田作もいいけど村上作もいいんだよね。前に観に行った単独やKOCでやってたネタもあるからすごく楽しい。
今年のKOC頑張ってほしいな。もう自分たちの世界が確立されているから優勝しなくたっていいんだけど、アイドル芸人だった頃のイメージのままで過小評価されてるコンビだと思うから改めてちゃんと評価されてほしい。(でもかが屋空気階段も頑張ってほしい)
 

*1:私が勝手に書いてるだけだけどお笑いファンの間ではわりと言われている