主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

2019年2月19日「シベリア少女鉄道『いつかそのアレをキメるタイム』」

2019年2月19日(火)
赤坂RED THEATER 
 
7日に続いて2回目のシベ少を観てきた。シベ少で同じ公演を2回観るのは初めてだったんだけど、この劇団は2回目の方がおもしろいかもしれない。
 
もちろんこの話がどう展開するんだ?というワクワクは初見じゃないと得られないけど、ネタがわかってるほうが余計なこと考えずに安心して観れるような。
 
 
一言で説明すると、下町ロケット陸王になって最終的にZOZOTOWNになる話だった。……意味不明すぎて一言で説明するの無理だわ。
 
私は下町ロケット陸王も1秒も見ていないのだけど、なんとなく下町ロケットっぽいことをやってるんだな、ということは始まってすぐにわかった。でも後から調べてみたらBGMはそのまんま使っていたぽいし、「豊橋国際マラソン」というワードは陸王からの引用だったようで、こういう細かいところは元ネタドラマを見ていた人のほうが断然楽しめたのだろうと思う。
ていうか土屋さん、「最近は特定のネタ元があるというパターンはなるべく避けるようにしています」*1って言ってたのに、いやめっちゃネタ元あるじゃん!って思ったw
 
冒頭から町工場?を舞台にした熱い人間ドラマが演じられるけど、詳細な部分が明言されずにニュアンスだけで話が進んでいく。ものづくりをしているのはわかるけど一体何を作っているの?元社員?の濱野さんと元請け会社?の吉田さんの間に何かあったの?などが明確にされない。
もしこれをテレビで見ていたら、あれ?もしかしてこのドラマ先週から始まってた?とか22時スタートだと思ってたけど初回は2時スペシャルで21時からスタートだった??と思ってしまう。全く見ていなかった連ドラの第6話からいきなり見たような気持ちだけど、私は実際そういうことすることがある。なんとなくニュアンスで汲み取って見ていられるから他の人より違和感少なく見れてしまってたかも。でもいいかげん詳細がわからなくてモヤモヤするな…と思ってきたところで小関えりかちゃんが客席の気持ちを代弁してくれる。小関えりかちゃんの「あぁぁ〜〜〜もう〜〜〜んんん〜〜〜〜〜」みたいな表情の演技が上手すぎる。本当好き。今回は彼女がツッコミ的なポジションにいたから舞台全体でのボケがなんなのかがわかりやすかったと思う。
 
そこからは「キメる」=「設定を決める」タイムが起きて何を作っているのかが明らかになるのだけど、その度に新規事業を始めることになって振り出しに戻るという繰り返し。藤原さんが事業の協力ができなくなったという報告に来ると、とにかく設定を決めたくない浅見さんがガッツポーズして喜んでるのがアホでおもしろすぎる。
後ろのスクリーンに「第2章開幕!」とか「衝撃の新展開!」とかドラマの番宣予告で見たような文字を流すのもズルい。
 
ズルいと言えば、浅見さんがちょいちょいモノマネを入れてくるのがズルすぎた。1回目に観たときにはなかったのに、千秋楽では浅見さんが「無限の宇宙が広がってるんだ」みたいな熱いことを語る度に阿○寛のモノマネが入って滑舌が崩壊して何言ってるのかわからなくなっていた。めちゃくちゃ笑ったけどあの笑いの取り方は反則だと思うw
 
最後のターンはそれぞれの人物がめちゃくちゃな設定を割り振られた状態で最初にやっていた芝居を再びやるのだけど、さっきと全く同じ台詞を言っているのに意味が全然違ってしまう、シベ少の真骨頂とも言えるものですごく楽しめた。
 
 
 
うーん、どんなお芝居だったかわかるように書こうとしたけどやっぱ無理だった。メタと言葉遊びを楽しむ劇団だから観ないことにはわからないんだよな。
 
とにかく今回は浅見紘至さんと小関えりかちゃんがキーパーソンで活躍していたと思う。
そういえば役名がなくて基本役者さんの名前をそのまま劇中に使っていたのは個人的にはわかりやすかったけど、そういう意図ではなくてどういう役柄なのかすら曖昧なのだから役名も決まってないってことだったのかな。
 
 
次回公演は夏頃らしいのでまた行きます! 
 
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*1:スパイスのインタビュー

2019年2月12日「尾形回帰弾き叫び対決シリーズ『百人組手』」

2019年2月12日(火)
下北沢Laguna
出演:尾形回帰/青木亞一人(アシュラシンドローム)
 
回帰さんの弾き叫びに行ってきた。今までラグーナでの弾き叫びはずっとワンマンだったのだけど、今回はゲストを迎えたライブ。ツーマンにした意義のあるいいライブだった!
 
まずはタイアップの衣装で回帰さんが登場。
 
愛がこびりついてる
 
なんかいつもよりマイクのリバーブ?が強めというか声が残る感じに聴こえたんだけど気のせい?
 
一曲終わったところでゲストを呼び込む。アシュラシンドロームの亞一人さんとサポートキーボードのアツシさん。
 
アコースティックはそんなにやらないので緊張しているという亞一人さん。
 
回帰さんから今回のライブは通常の対バン方式ではなく、一曲ずつ交互に歌うという趣旨説明。Twitterで出していた通り事前に決めたお題に沿って曲を演奏していく。最初は回帰さんが自分でお題を決めようと思ったけど、今後もこのライブを続けていくなら毎回決めるのは大変なので亞一人さんに考えてもらったそう。
 
お題は紙でも配られたので確認しながらライブを観ることができた。お題を演奏する順番は決まっていなくて、ステージ上で二人が話しながら選んでいた。横に書いてある数字は演奏順。薄暗い中でメモしたから汚いw
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今回のセトリはなぜかネットに上がらなかったけどたぶん合ってると思う。MCはだいたいのニュアンス。
 
【自身のバンドで一番人気な曲。】
 
青木亞一人:山の男は夢を見た
 
回帰「人気の曲の基準って何?YouTubeの再生回数が多いやつだよね」
 
尾形回帰:死ぬくらい大好き愛してるバカみたい
 
亞一人「NHKの音楽番組みたいですね、隣で手拍子しながら聴くみたいな」
回帰「のど自慢みたいな」w
 
亞一人「これあと99人やるってことですか?」
回帰「俺も深く考えないでタイトルつけちゃったんだけど、ラグーナの人にも『100回やるってことですか⁉︎』って言われて」w
回帰「月に1回やるとして10年弱くらいかかる」
ライフワークみたいになる、と。でもまだ40手前だから10年なんて全然行ける。
 
【まるで持ち歌の如く自信たっぷりに歌いたい曲。】
 
青木亞一人:田園(玉置浩二)
 
回帰「高校生のときにバンドを始めたんだけど、ギタリストだったからボーカリストとしてのコピバンってやったことがないんだよね。
だからわかりやすく影響を受けた曲です」
 
尾形回帰:バラ色の日々(THE YELLOW MONKEY)
 
上京したときにせっかく東京に来たからロックフェスにたくさん行こうと思って
ロッキンの1年目に行ったそう。
そこでイエモンがこの曲を演奏してたという回帰さんの思い出。
 
亞一人「ハイボールもらっていいですか?お金は後で払うので」
ステージ上からハイボールを2杯注文する亞一人さん。
回帰「アツシくんも大丈夫なの?僕は自主規制で」w
 
【カラオケの十八番。】
 
亞一人「カラオケで必ず歌う曲です」
回帰「イエモンが微妙な時期の曲だよねw」w
亞一人「それは許せませんね」
回帰「ファンとして当時聴いてたときはちょっと微妙だなって思ってた」w
 
青木亞一人:パール(THE YELLOW MONKEY)
 
亞一人「尾形さんカラオケとか行くんですか」
尾形「行かないね」
若い頃は打ち上げでめちゃくちゃカラオケに行ったけど今は行かないそう。
回帰「バンドマンはネタ曲みたいなの持ってるんですよ」
バンドメンバーとのネタ曲の披露し合いで疲れるから最近はもうやらないということらしい。
回帰「亞一人くんだったらGET WILDでしょ」
亞一人「ちょっとなんで言うんですか、この後やるんですからネタバレダメですよ」w
 
尾形回帰:ピンクスパイダー(hide)
 
亞一人「僕もめっちゃ好きです」
回帰「俺の最初のロック体験はXだから」
亞一人「そうなんですか」
回帰「HEREのお客さんは俺らのX好きを知ってくれてるんだよね」
 
中学生の頃、武田さんとXのライブに行ったときのエピソード。女の子のお客さんが服を脱ぎ始めるのでライブどころではなくなってしまった、と。
この話前にも聴いた(読んだ?)ことあるけど、女の子が服を脱ぐというのが全然想像できなくて話が入ってこない。どういう状況なの?
 
【子供の頃に聴いて影響を受けた曲。】
亞一人「ラピュタの君をのせてを米米CLUB石井竜也がカバーしてて」
今回はそのカバー版をやると。
 
青木亞一人:君をつれて(石井竜也)
 
回帰「知らない人が多いかもしれないけど、井上陽水の傘がない」
亞一人「名曲じゃないですか」
回帰「母親が井上陽水好きで子供の頃家で流れてて、ある意味最初のロック体験かも」
 
尾形回帰:傘がない(井上陽水)
 
回帰「歌詞がすごいよね、『都会では自殺する若者が増えている』」
子どもながらにすごい歌詞だと思ったと。
回帰「(アシュラの)山の男〜もすごいよね、大事なサビで『山』って出て来ないよね」w
親父が書いたから、と亞一人さん。
 
北海道で対バンしたとき、亞一人さんのお父さんが青ばんを持って来たのだが、
回帰「こう(両手で抱えるジェスチャー)じゃなくてこう(肩に担ぐジェスチャー)持って来たからね」w
 
【自身の曲で気に入っている曲。】
 
昭和歌謡な歌詞が気に入っていて、ライブでは必ず1曲目に演奏している。
 
青木亞一人:男が女を唄うとき
 
初めて聴いたけど、歌謡曲好きだからこういう曲は好み。歌詞を聴いた感じだと女が男のことを歌った歌詞っぽかったけどそういう単純なものではないのかな。
 
回帰さんから、この曲バンドでやるとすごい激しいよね、と。
 
回帰さんは常に1番新しい曲が1番気に入っているとのことで、去年出した最新アルバムからOH YEAH 。
回帰「今度シングル出すんだけどそのタイトルはエイエイオーだからね、ブレてないw」w
亞一人「僕は尾形さん天才だと思ってますから」
 
尾形回帰:OH YEAH
 
回帰「インビシのときお世話になってたマネージャーが清志郎の宣伝マンだった人で、事あるごとに比べられてムカついたんだけど」でも好きで?憧れで?尊敬してて?なんて表現をしてたか忘れてしまったけど、マイナスな感情だけじゃなくてプラスの感情もあった、という話だったと思う。
回帰「歌詞にキヨシローって入れられたのは俺の中で大きい」
 
亞一人さんのサポートで来ているアツシさんに関して(このタイミングじゃなかったかも)
回帰「アツシくんの紹介しなくていいの?」
亞一人さんから、僕らのレコーディングとか、ワンマンとかここぞというライブのサポートで弾いてくれてます、という紹介。
HEREでいうハジメタルだね、と回帰さん。
回帰「初めましてだよね、って話をしたら十数年前に一度やったことがあるって」
インビシ時代の対バンで一緒になったことがあるらしい。対バン相手の名前も言ってたんだけど、私が忘れてしまったから書けない。覚えてるアツシさんすごいし、あのときの対バンか、と思い出せる回帰さんもすごい。
 
 
【こんな曲は作れねぇよ……と感服した曲。】
 
幽☆遊☆白書のエンディングだった曲。私は見たことなくてピンと来ないんだけど、ドンピシャ世代なのか幽☆遊☆白書でめちゃくちゃ反応してるお客さんが何人かいたなー。
 
青木亞一人:アンバランスなKissをして(高橋ひろ)
 
ボーカルとキーボードが同じメロディをなぞるサビについて、
回帰「サビのところ原曲もユニゾンなの?」
亞一人「そうです」
回帰「おもしろいアレンジだね」
 
回帰「本当は家庭教師って曲をやりたかったんだけど、とても弾き叫びでできないので」
 
尾形回帰:カルアミルク(岡村靖幸)
 
本家は結構ねっとりした歌い方だから、回帰さんはもう少しさらっとした歌い方で好き。
 
この曲も歌詞がすごい、と。
回帰「だいたい午前8時9時まで遊んでる⁉︎ 知らない女の子とビデオ見てる⁉︎」w
亞一人「どんだけいい子だったんですかw」
 
【ライブでやりたいけどなかなかやる機会がない曲。】
 
アツシさんのキーボードを借りてイントロだけ弾く亞一人さん。
 
青木亞一人:GET WILD(TM NETWORK)
 
ここで武田さん登場。上に着ていたスウェットを脱ぎ尾形回帰Tシャツで出てきた。
 
初期のHEREではライブの最後に必ずやってたんだけどメンバーが変わったりしてやらなくなってしまった、という曲。
 
尾形回帰:エンドレスワルツwith武田
 
 
【とにかくバーン!って感じになれる曲。】
 
本日3曲目のイエモン。BURNだからバーン!って感じになれる曲らしいw
 
回帰さんが「2番は俺歌うわ」と言い出して二人で歌うことに。スマホに映してる歌詞を二人で見るために譜面台を動かしたりしてわちゃわちゃ。
 
青木亞一人:BURN(THE YELLOW MONKEY)
 
尾形回帰:くらいやがれ
 
回帰「エンケンさんのスタイルを継げるのは俺しかいないって勝手に思ってるんで」
亞一人「俺も小室さんが引退して、」
GET WILDを歌い継ぐのは自分だ、みたいなことを話して
亞一人「そういうことですよね?」w
回帰「まさか小室さんが出てくるとは思わなかった」w
これ完全にギャグとして言っていると思ってきいてたけど、亞一人さんのTwitter見るとプロフィールに小室哲哉リスペクトが書いてあるから本人は結構本気で言ってたのかも…と後から思っている。
 
引退することないのにね、もったいないよね、という話になり、
回帰「定年がないのがミュージシャンのいいとこなんだから」
亞一人「年齢の話するのやめましょう。打首獄門のベースのjunkoさんが還暦って発表して僕らもう年齢の話できなくなったんですから」w
 
 
【一番メロディが心に残った曲。】
青木亞一人:春よ、来い(松任谷由実)
 
LET’S GO CRAZYにしようと思ってたけど弾き叫びらしくSTANDARD LOVERSにします、と急遽変更して演奏。
 
尾形回帰:STANDARD LOVERS
 
 
【J-POPで挑戦したい曲。】
 
青木亞一人:traveling(宇多田ヒカル)
 
亞一人「僕はすごい楽しいんですけど、皆さん楽しいですか?」
楽しいよね?と回帰さんがきいて、拍手するお客さん。
 
回帰「J-POPに挑戦した曲です」
 
尾形回帰:ヘッチャラwith武田
 
ポップな方向性はここで一つ到達したので一区切り(で今後はまた違う方向に向かうのかな?)みたいなことをふわっと言ってたと思うけど、どんな風に話してたかあんまり覚えてない。
 
【自身のバンドで一番シンガロングする曲。】
 
青木亞一人:月はメランコリックに揺れ
 
最後はみんなでやろう、と言って亞一人さんも合いの手に参加することに。
回帰「サビの折り返しのところ気をつけてね」
 
尾形回帰:はっきよいwith武田
 
なんとなくノリを合わせてイェイイェイとか言うんだけど、曲の流れをちゃんと把握してないからちょいちょい間違える亞一人さんに笑う。キョロキョロしてて挙動不審でおかしいw
 
回帰「サビの折り返しのところ気をつけてって言ったじゃん!」w
最後にゲストに対してダメ出しw
 
 
1回目にしてハードル上がったと思う、と回帰さん。
転換なしで2時間半くらい、充実したライブだった。
 
 
アシュラは去年FADで観てるんだけど、正直あまり記憶がなかった。山の男〜を歌ったときにそういえば聴いたことがあったかも?と思ったくらい。
亞一人さんは名前のイメージから線の細い男の子を想像していたけどわりとゴツい感じの人だった。
基本座って歌ってたから演奏中はあんまり顔が見えなかったんだけど、歌は上手かった!
 
回帰さんはギターで迫ってくる力があるから亞一人さんとの対比になっていておもしろかった。
お題に微妙に抵抗しようとしてる選曲もあったけど、普段はやらないカバーも聴けてうれしかった。井上陽水岡村ちゃんがよかったかなー。
あと物販の手伝いだったはずの武田さんが3曲も参加してくれたのがうれしかった。
 
交互に演奏するスタイルはすごくおもしろかった。ピアノ伴奏とギター弾き叫びで異なるタイプを聴けたのもおもしろいし、音楽遍歴なんかも聴けて目当てじゃないほうにも興味を持てた人たくさんいたんじゃないかな。普通の対バンだといくら仲良いバンドとやったとしても観てる側からするとあまり伝わらなかったりするけど、ステージ上でずっと話してくれると関係性がわかってすごくいい。若干やらしい話だと、ゲストだけ聴いて帰ることができないからちゃんと聴いてもらえるメリットがあるなーとも思った。
 
 
今回音楽ライブでは珍しく(少なくともHEREでは初めて)アンケート用紙があって、今後のゲストやカバー曲の参考にする気満々だった。好きなバンドとか書いたけど、何の参考にもならなさそうだ…ごめんなさい。機会があれば女性歌手のカバーはやってみてほしいな。男の人が女目線の曲歌うのってセクシーだから。
 
バンドじゃないからとかワンマンじゃないからという理由で見送る人もいるライブかもしれないけど、濃密でいいライブだったから次回以降は検討してほしいなー!私は都合がつく限りは通う予定。
 
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2019年2月7日「シベリア少女鉄道『いつかそのアレをキメるタイム』」

2019年2月7日(木)
赤坂RED THEATER
 
今回で4度目になるシベリア少女鉄道
 
まだ公演中なので何も書けないのだけど、今回もおもしろかった。
 
ただ後半ずっと笑いっぱなしだった『君がくれたラブストーリー』、泣きと笑いが同時に押し寄せた『今、僕たちに出来る事。〜』と比べると自分の中ではちょっと弱かったかなー。
 
今回はわりと仕掛けが早めに出てくるのでわかりやすくて、じわじわ来るところから終盤の爆発という流れで観やすいと思う。あと小関えりかちゃんの演技が素晴らしくて彼女がすごく重要な存在。
浅見さんは主人公ポジションで出ずっぱりだからクズ社長*1ファンとしてはうれしかった。
 
正統派な演劇が好きな人がどう思うかは微妙な劇団だけど、伏線回収とか言葉遊びが好きなお笑いファンならハマると思う。千秋楽も行くことにしたから楽しみ。
 
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*1:また来てマチ子〜

2019年1月29日「O-Crest presents 天真爛漫」

2019年1月29日(火)
出演:HERE/桜エビ〜ず/虎の子ラミー/Su凸ko D凹koi
 
この1週間前の尾形回帰弾き叫びは手売りチケット買ってたのに体調不良で行けなかった。翌日病院に行ったらインフルエンザA型。会社休むのはどうってことないけど(え)、チケット買ってたライブに行けないのは悲しかった。ライブ通いするために体調管理は大事だね。来シーズンはちゃんと予防接種受けよう。
 
ということで予定より1週間遅れての2019年初ライブ。O-Crest企画の個性的な対バン。
 
平日の18時半開演にも関わらずお客さんは多め。HERE以外の出演者が全て女性グループとのことで圧倒的に男性比率が多い。HEREファンがいるのかどうかもよくわからずなんとなく居場所に困る*1
 
 
虎の子ラミー
ボーカル、ギター、ベースの女性バンド。目の下の真っ赤なメイクが印象的。ドラムが去年(?)抜けてしまったと言っていたので、サポートの男性だった模様。
ボーカルはちょっとハスキーというのか、独特の声質。2曲目でお客さんに肩車をしてもらい客席へ乱入していた。
 
予習ゼロの初見だったからセトリはわからないんだけど、
 
パクチー食べたあなたとキスできない
愛するあなたのヒモになりたい
 
という内容の曲があった。歌詞のセンスが独特すぎる。
 
 
Su凸ko D凹koi
女性スリーピースバンド。こちらも予習ゼロ、初見だったのだけど、前に名前だけ聞いたことがあってその記憶だけ残っていた。すごくヤバいバンド、と紹介されていた記憶があったのだけど本当にそうだった。
 
元カレにあの娘のおっぱい揉まないでと願う曲が始まったときは今日は頭おかしいバンドしか出ないのか…?と思った。
 
途中でドラムの娘が考えてきた川柳や短歌を披露するコーナーがあった。毎回やっているらしい。個人的にこれがお気に入り。
 
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桜エビ〜ず
一応エビ中のゆるーいオタクをやっているので存在はずっと前から知っていた桜エビ〜ず。でも正直あまり興味が持てなくて曲も全く聴いたことがなかったので、この対バンに備えてYouTubeで2〜3曲だけ予習した。
 
HEREに備えて少し前に行ったのでわりと近くで観れた。人の頭の間から見るような状態だったからダンスパフォーマンスに関してはよくわからなかったけど楽しかった。
セトリは桜エビ〜ず公式から。
 
みしてかしてさわらして
まわるまわるまわる
帰れない!
タリルリラ
キラキラ
 
顔と歌声でこの娘が好きかなーと思った娘がいたから帰宅後に調べたら、どうやら川瀬あやめちゃんというらしい。唯一もともと判別できた水春ちゃんは歌上手い&ちょっとクセのある声質で印象に残ったけど、すごいと思うのと推しにするかどうかは別次元の話だからね。
 
曲はダントツでリンドバーグがよかったかなー。全体的におしゃれっぽい曲なのかなーと思ってたら、スタダっぽい*3曲はやらないという方向性らしい。
家帰ったあとMVとか見てて6人の名前は覚えつつある。とっさに映った顔で名前を判別できるところまではいってないけど、これからも少し気にかけていこうと思う。
 
 
HERE
 
最新アルバムの衣装で登場。
 
Fantastic!!
HIGH TENSION DAYS 
はっきよい
 
回帰「まさか桜エビ〜ずと対バンするとは思わなかったよね」w
 
ギラギラBODY&SOUL
この世界よりこんにちは
死ぬくらい大好き愛してるバカみたい
己STAND UP
 
アンコール
アンコールなしの宣言をしなかったから普通にアンコールあるパターンだった。
 
回帰「虎の子ラミーは初めてだったんだけど、激しかったね、2曲目でフロアにいたし。
スットコドッコイは2回目だったんだけど、彼女たちステージ立つときにお酒飲むんだよね。楽屋では普通なんだけど、ステージ出て行くときに飲むんだよね。
そしてこの前はロフトでハバナイと対バンしたり、独特な活動をしてる桜エビ〜ず」
 
前にプライベートで偶然桜エビ〜ずのメンバーの1人に会ったとき、ご両親も一緒だったのだけど、「I❤️hawaii」と書かれたTシャツを着てしまっていた。
回帰「なんでこんなときに限って1番メッセージ性の強いTシャツを着てしまったんだ」
以降はそのTシャツはタンスの奥にしまっているとw
 
ステージ衣装で、むしろ私服でもなかなかのセンスの派手な格好をしているのにI❤️hawaiiが恥ずかしい意味が理解できなかったんだけど…そういうものなのか。私だったらI❤️hawaiiは部屋着にしかしないけど、それで外出してる時点でもう見られてもいいってことでは?って思っちゃうw
 
「クレストはよく出てるんだけど、こういう異種格闘技戦的なイベントはあんまりないですよね?HEREはどんな対バンでもできるので、ムロさん、お願いします」w
 
女性ばかりの出演者だったけど、
「僕も中性的な魅力でやってますから」w
「今日出てる誰よりも化粧歴は長いですから*4」w
 
LET’S GO CRAZY
 
 
対バンもおもしろかったしいいイベントだった。HEREはこういう異種格闘技戦的なイベントに向いてると思うからこれからもジャンルレスにいろいろ出てほしい。
 
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*1:とは言え別にHEREファンの友達がいるわけではないのでいつもぼっちだよ

*2:このコーナーだけ撮影OKだった

*3:おそらくめちゃくちゃ明るくて自己紹介やらパロディやら詰め込んだようなという意味

*4:むしろイコール桜エビ〜ずの年齢だと思われる

2018年12月30日「O-Crest YEAR END PARTY 2018」

2018年12月30日(日)
 
毎年の恒例になりつつあるクレストの年末ライブ。今回も2018年のライブ納めとして行ってきた。
 
HEREに加えてましょ隊、そしてロック兄弟で気になっていた愛はズボーンも出演というなかなか楽しみな並び。folcaも間に合えば観ようと思ってたけど無理だった…申し訳ない。
 
完全に放置してた記事だから情報量少なめでサクッと書く。
 
 
魔法少女になり隊
リハ RE-BI-TE-TO
 
ヒメサマスピリッツ
おジャ魔女カーニバル!!
革命のマスク
完全無敵のぶっとバスターX
 
メジャー後のアルバムはあまり聴いていなかったから曲がわかるか不安だったけど、代表曲的なセトリだったので楽しめた。バジルちゃん近くで見れた。かわいかった!
ボーカルはエフェクトかけすぎな気がしたなー。それが持ち味といえばそうなんだけど、初見の人は歌詞全く聞き取れないんじゃないだろうか。
 
 
POT
一応真ん中の人がメインボーカルなんだろうけど、1曲の中でフロント3人が交代でボーカルを取って行くスタイルが印象的。
 
 
HERE
いちご衣装で登場。
 
リハ Walk This Way 
 
Fantastic!!
HIGH TENSION DAYS 
はっきよい
ギラギラBODY&SOUL
死ぬくらい大好き愛してるバカみたい
己STAND UP
 
先日のワンマンとは違い代表曲を詰め込んだ王道セトリ。楽しかったけど、安定の、って感じで特に書き残すようなこともなかったかな…? MCも初出しの情報とかもなかったし。ちなみにこのライブはペリスコで生配信されていた。
 
もう時効だと思うからはっきり書いちゃうと、去年のこのイベントはHEREの番になったら人が減ってしまってちょっと寂しかった。たぶん同日出演のバンドがHEREとの親和性が低かったのだと思う(逆にHEREファンの私からしても知らないバンドばかりだった)。でも今年は同日にHEREと交流のあるバンドも多かったしお客さんもたくさんいてよかった。
 
 
このライブおなじみの転換中DJも相変わらずのカオス。前半と後半で違う人がやってたと思うんだけど、たぶん前半の人は去年もやってた人かな?どこの層に向けているのか謎の懐メロを淡々とかけていく。
 
KinKi Kids フラワー
etc.
 
後半のDJさんは軽くしゃべりを交えつつ。
己STAND UPで締めたHEREの直後にはYeh yeh歌う曲と言えばと言ってTRFのsurvival dAnceをかけていた。
あとはCHAGE&ASKAのYAH YAH YAHとか、ってこっちもだいぶ懐メロだな…。
 
他にはクレストの校歌?なる曲が2回ほど流れたんだけど、このポスターの三橋さんのところみたいな歌詞しか記憶に残っていない…
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あとはDJさん自腹購入のドリンクチケットをかけたジャンケン大会なんかもあって過去以上に転換中のDJも飽きさせないようになってたと思う。
 
 
THE MUSMUS
女性ボーカルの男女混合バンド。2018年のムロフェスに呼ばれなかったので来年は出してほしい、とムロさんに訴えていた。
 
 
愛はズボーン
 
リハ
DJでミスチルのシーソーゲームが流れているのを受けて、
上手ボーカルギターさん「ミスチルの次に歌うの緊張するー」
ミスチル大好きなんですよ、と言って桜井さんのライブMCのモノマネ。
「桜井さんアンコールの後めっちゃテンション高い」w
 
下手ボーカルギターさん「え?今モノマネやっていい時間?」w
披露したのは阪神の選手のモノマネで、おそらく地元ではウケるのだけど渋谷では伝わらずw 来年のこのイベントあったらそのときはウケるようにしよう、とw
 
「初めて観る人も多いと思うので、初級編のセトリを持ってきました」
 
正確なセトリはわからないけど、以下の曲はやってた。
 
まじめチャンネル
愛はズボーン
どれじんてえぜ
 
ベースがドラムの前の立ち位置でフロアに向かって正面を向かずに上手側を向いてた?気がする。
 
良くも悪くもフロント2人のバンドだなーと思って聴いていたら、後半の曲でベースソロとドラムソロを挟んだのはおお!と思った。
下手ボーカルギターさんはプレゼントを持ってくるとかなんとか言ってはけていて、ソロが終わったところでなぜか上半身裸で戻ってきたw 手にはゴミ袋に入れた大量の風船。ロック兄弟で見たやつだーとテンション上がった。
ライブ楽しかったから観れてよかったー!
 
 
 
このあともライブは続いたのだけど、さすがに最後までいるのは体力がもたないのでここで退散。アルカラが早い出番だったら観たかったんだけど、この面子だとトリですよね。でもHERE以外も楽しめて良いライブ納めだった。
あとこのイベントは毎年スペースの問題で物販がないのだけど、ロックスターが終演後に手売りでチケット売るとのことだった。終演後ってことはラストまでいないと買えないパターンなのかなーと思いつつTwitterで問い合わせたら来てくれることになって、結果呼びつけてしまったという…。マジで申し訳ない。
 
あとこのライブは4daysのイベントで他の日程のチケットを持っていても入場できるシステムだった。でももともと完売してる日だったこともあって、他の日程のチケットしかない人は早々に入場不可に切り替わっていた。混乱やら批判もちょいちょいあったぽくて次回以降はこのシステムは厳しいのかなーという気もする。いろんなバンドを観てほしいというハコの心意気はわかるんだけどねー。キャパを広げれば解決するけど、クレスト主催でクレストゆかりのバンドが出ることに意味があるから他のハコでやるという選択肢はないだろうし。次回も開催&HEREの出演を期待しているのでよろしくお願いします。
 
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*1:以前に撮った写真。クレストまで上がる階段の壁に貼ってある

2018年12月28日「HERE 僕らのHIGH TENSION DAYS 2018番外編〜忘れてしまいそうな曲達と一緒に年忘れ!!〜」

2018年12月28日(金)
渋谷RUBY ROOM
出演:HERE
 
HEREの年末ワンマンに行ってきた。ベッド・インと対バンの日に思い切ってチケットを買ったものの、仕事納めの日という日程で行けるのかどうかドキドキだったんだけど、無事に行けた。
 
開演には少しだけ間に合わず、10分ほど遅れて中に入った。
 
土壇場READY GO
 
 
入ったら入口のギリギリ手前までお客さんがいる状態。
狭いと聞いていたけど本当に狭い。ステージもあまり高くないようで武田さんがほとんど見えない。回帰さんも常に見えるわけじゃなくて、左右に動いたときにときどき見える程度。当然ユージさんは全然見えないw
三橋さんとその後ろの壱さんがそこそこ見えたのが救い。普段上手側にばかりいてあまりじっくり見ることもないので逆にいい機会だったかも。三橋さんは弾いてるときに表情筋がめちゃくちゃ動く。基本ポーカーフェイスの武田さんとは対照的。あと口が大きいなーと思ったw
 
武田さんのコーラス絶好調?むしろ声量なのかマイクのボリュームなのかデカすぎ?
回帰さんの声が若干本調子じゃなかった気もする。別に声が出てないところがあったわけではないけど、いつもほど声量がなかったような気がしなくもない。
 
 
 
MC
Twitterで何の衣装を着て欲しいかアンケートを取ったけど、票数1位だったLET’S GO CRAZYの青衣装ではなく、メンバーみんなバラバラ。ツインギターは青衣装だけどロックスターはタイアップでサポートはまた別の衣装。
というのもユージさんの衣装がない。ハジメタルさんの分を借りようと思ったけど、ハジメタルさんが持っていて、手元にはIn-pishのしかない。
丸山監督から「バラバラの衣装でやるのはどうですか?」とメールがあったから採用したそう。
トランシーバーでMCをするのはどうですか?とも来たがそれは却下したらしいw
 
ネバギバ
 
MC
メンバー紹介
ユージ
イベントの告知などをしつつ、「絆創膏ありがとうございます」と。私が到着する前に指を切ってしまい、お客さんから絆創膏をもらったらしい。
「宮野の呪い?」というHEREメンバーw
実家に帰ってスティックを見ていたら宮野さんにもらったものがあり*1、リハで使ったらさっそく1本折れ、さっき本番始まってすぐにまた折れて指から出血してしまったらしい。
 
地元の友達からもらってきたみかんがあるので投げ銭でもらってください。1円でも1万円でもいいです、とw
 
三橋
「今年1年ありがとうございました!」
サポートの二人がたくさんしゃべったからHEREメンバーも何かしゃべらなきゃ、と言っていたけどあんまりしゃべらなかった気がする。三橋さんいつもあんまりしゃべらないからなー。
 
武田
物販あるので買ってね、という話。
武田「CD持ってない人いないよね?」
回帰「いや、いるよ」w
 
OH YEAH
ロックのススメ
クラシカルダイヴ
 
MC
クラウドファンディング高額参加者の人にも来てもらってレコーディングをした。いいのが録れたそう。
音作りから見てもらって歌入れも見てもらった。
歌録りが終わったところで、参加者の人に「もっといいテイクあったと思います」と言われ、「言いたいことある人言っていいよ」というとたくさん手が挙がるw「ここ滑舌悪い」とかw
 
半端な愛とか吹き飛ばしてよ
アナモルフォーシス
お前だけのブルースが鳴ってる
 
MC
今年はスーパーポジティブの会場限定リリースから始まり、ハイテンションフェス、クラウドファンディングZeppフリーワンマン、ツアーとたくさん活動しました。来年はちょっとペース落とそうかな、とも思ったけど、やっぱりガンガン行きます。
 
みたいな内容だった気がするけど超記憶が曖昧かつ全然メモも残してなかったから本当にぼんやりした情報。ちなみにロックスターは2018年の活動振り返りでアルバムリリースを忘れがちw*2 Zeppとツアーがアルバムリリースに伴う活動だからいいっちゃいいんだけど、でも重要事項だよね。
 
早く大人になって
WALK THIS WAY 
 
この世界よりこんにちは
くらいやがれ
己STAND UP
感情超常現象
 
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ロックスターのツイートから。1曲目と2曲目も聴きたかった…。
 
ど定番ではないにしてもそこそこ出番のある曲もやったので、期待ほどレア曲祭りでもなかったという印象。でもメンバー(特にユージさん)の負担も大きいからこの程度で仕方ないのかな。半端な愛とか〜が聴けたのはめちゃくちゃうれしかった。ハッスルの曲が多めに聴けたのはうれしい。
干されてる曲だと、VS相思相愛ダイアログと愛し合ったまんまが聴きたかったなー。あと正義ハイテンションはそもそも干されてる意味がわからない。「ハイテンション」を押し出した曲だから最近のHEREのコンセプトとも合っているしセトリに入れても違和感ないと思うんだけどな。あと最近出番が少ない曲だとああYEAHもうYEAHが本当に好きだからまた聴きたい。
いい企画だし、他にも聴きたい曲はたくさんあるから、大きめのハコでやるワンマンとはまた違うコンセプトのワンマンとして定期的にやってほしい。できればシェルターとかクレストとか、もう少し見やすいところでやってくれるとうれしいな…。
 
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*1:ニュアンス的にはインビシのファン時代にもらったものなのかな?と思ったけど詳細は不明

*2:ロック兄弟のときも言ってなかったと思う

2018年12月20日「NON STYLE LIVE 2018『38〜サンパチ〜DX』」

2018年12月20日(木)
出演:NON STYLE
 
夏から始まったノンスタの単独ツアーファイナル公演。
 
最近はすっかりライブといえば音楽になってしまっているけど、本来私はこっちがホームの人間なのです。2018年はお笑いライブにほとんど行けず、爆笑問題の単独とこのノンスタ単独の2本だけ*1。たった2本のライブが爆笑問題とノンスタの単独ってめっちゃくちゃ贅沢ですね、ありがとうございます。
 
当然ながらノンスタの漫才を生で観るのは1年以上ぶり。ここ数年はちょっとノンスタからは離れ気味だと思っている*2。それでも単独は特別だし何年も観れていないので、念願の単独がやっと観れるという気持ちだった。
 
今まで縁がなかったので東京ドーム周辺に行くのは初めてだった。広くて戸惑う。
 
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物販でDVDと缶バッチを2個購入。DVDはアザージャケットと握手会参加券付き。
 
前説は後輩の初恋タロー。少し遅れて入ったら「ユウスケさん」を連呼していて「サンタマリアさんのこと…?」と意味不明に思っていたのだけど、以前単独をやったときに隣のフロアで遊助さんがライブをやっていてノンスタの会場まで揺れたという思い出エピソードだった。
 
今回の席は第二バルコニーの下手サイド。アリーナを1階とすると3階席にあたるので遠いんだろうなーと思っていたけど、想像していたよりステージは近かったかも。
 
ライブレポは嫌がられるんだけど*3、これはレポとかじゃなくて感想なのでざっくりと書く。
 
オープニングで二人が登場する直前に無駄に炎上がったの笑った。
 
漫才タイトルだけ転載させてください。
 
後輩に頼られたい
女性に服をプレゼント
婚活パーティー
アンチなぞなぞ
高級マンション
シェフを呼んでください
バーベキュー
想像を超えていく怖い話
井上イクメン宣言
「もうええわ」もうええわ
 
ところどころVTRを挟みつつ新作漫才10本というストイックな構成。
 
石田さんは新しく作った白スーツで登場。井上さんにシルエットが古いとツッコまれる。白でおしゃれな形にするとホストみたいになってしまい井上さんにカッコつけんなとツッコめなくなるとw
個人的に漫才師のスーツ姿大好きなんだけど、石田さんの白スーツはあんまり萌えなかったかもw
 
1本目はボケが多くてなかなか話が進まないパターンのネタ。正直あんまりこのパターンは好きじゃない。この形の漫才はおもしろく作るのはむずかしいと言っていたけど、観ている側の個人的な意見としてはそんなことはどうでもよくて、ストーリーを進めてくれるほうがワクワクする。
なぞなぞは石田さんの屁理屈が溢れてて、石田さんの性格悪いところが見れて楽しかった。
怖い話のネタの変化球が好きだった。井上さんのツッコミが好きな人にはイマイチかもしれないけど、ちょっと視点や関係性が変わっておもしろい。
 
最後の漫才はライブが終わってしまうのを惜しむようなネタだった。この「もうええわ」を受け入れてしまったら、この漫才は終わってしまうし単独ライブ自体も終わってしまう、それを石田さんが阻止してるところにちょっとグッときたというかときめいたというか。
 
紙芝居的なVTRの「ノンスタ昔ばなし」シリーズはストーリーが導入部分からほぼ進まずに終わるの笑った。あと井上さんの鶴のビジュアルが気持ち悪かったw
 
エンディング
 
石田「最後わかりました?」
エンディングVTRの中で井上さんの名前が#上*4になっていた点について。大体のお客さんは気付いていたと思う。
 
井上「ちょっと予定をオーバーしてしまいましたが」
石田「え?」
井上「2時間くらいかな?と思ってたから」
石田「いやいや」w
井上さんは出演のみだから知らないけどどうやら石田さんの中では予定通りの時間だったらしいw
 
エンディングトーク終わりで銀テープ。
知っていたはずなのにビビって胸を抑える石田さんw
 
 
終演後にDVD購入特典の握手会。待機列に並ばされて20分くらい待たされた。本人たちはライブの直後なんだから仕方ない。
握手できたのは一瞬だった。何か質問して答えてもらえるような時間の余裕はなく、一言声かけて終わり。
石田さんとははるか昔にルミネで握手してもらったことがあるけど、あのときはめちゃくちゃ緊張していてあんまりいい思い出ではなくて。今回も時間は短かったのだけど、石田さんはあのときよりずっと穏やかな笑顔で握手してくれたし、私も言葉を伝えられたと思う。
 
 
 
本当に2時間もあったのかというくらいあっという間だった。
ただ距離があるし上から見下ろす席だったからちょっと集中途切れそうなときがあった。目の前で観るよりは迫力が薄いというか引き込まれる力が弱かったと思うけど仕方ない。
 
周りの席が若い娘のグループで楽しそうにしてたのが微笑ましい一方で、もう私は大人になってしまって10代20代の頃のように無邪気に楽しめないのかもしれない、と思ってしまった。
ただ10代の頃もキャピキャピはしていないこじらせ系の女子高生だったから、ネタの構成が〜とかツッコミの技術が〜とか考えてた気もする。友達とはしゃいでいた女子高生、女子大生は昔の私というわけではないんだよな…w
M-1優勝から10年経ち30代後半になってもいまだに10代からキャーキャー言われているノンスタは本当にすごいと思う。
 
久しぶりに単独が観れてよかった。単独ツアーはこれからもずっと続けてほしい。ノンスタは私の青春だからずっと大事な存在なんだろうなーと思っている。
 
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*1:マジ歌ライブもジャンルとしてはお笑いだけど、あれはテレビ番組のイベントだからお笑いライブにカウントするのはちょっと微妙

*2:ちなみに役者石田明は2018年は熱海殺人事件と火花で2回ずつ観ているから完全に離れてしまったというわけでもない

*3:白いほうの人に

*4:ハッシュタグ上。高級マンションのネタに出てきたボケ。