2023年1月28日(土)
T・ジョイ横浜
あんまり自分の好きなジャンルの作品ではないんだけど楽しめた。おもしろかったです。何も知らなくても金も時間も労力もかけた大作だってわかる壮大さ。
メインはラブストーリーだけど史実はある程度頭に入れておいたほうが見やすいかもしれない。まあ私はしなかったんだけど。
綾瀬はるかがカッコいい。綾瀬はるかのカッコよさを堪能するための映画な気がする。すごい女優さんだなーと思った。もちろん木村拓哉もカッコいいのだが。序盤の織田信長は威勢だけよくて中身はヘタレとして描かれているので、圧倒的に濃姫のほうがカッコいいんですよね。
戦そのもののシーンはほぼなし。濃姫の視点のためか、出陣した次はほぼ帰って来るシーンになる。ただそれとは別に殺陣のシーンはあった。これが結構生々しい血みどろの殺陣だったから個人的にはちょっと苦手…。木村拓哉も綾瀬はるかも返り血を浴びまくっているからこのあたりがPG12かな。
蘭丸を演じる八代目市川染五郎、今まで存じ上げなかったけどキレイなお顔でとてもよかった。そもそも時代劇における主人に従順な青年って自分のツボかもしれない。歌舞伎の人なのは名前でわかるけど、叔母が松たか子だとインタビューで言っていてそっかぁ…!と思った。
あと斎藤工が全くわからなかった。特殊メイクすごすぎる。エンドロールで名前を見て「斎藤工…?」って思ったけど、同姓同名の別の役者さんだったのかな?と思うくらいにはわからなかった。もはや斎藤工が演じていた意味があったのかはよくわからないけど、印象的な役ではあった。
*1:どういうタイプのことですか?