主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

最近見た映画(8月)

一旦アマプラを退会したのでとりあえずこの映画シリーズは8月で終わりかもしれない。しばらくは仕事に集中しつつ、余暇は配信とテレビ・ラジオのチェックで消えて行くと思う。
 
 
劇場版おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜
2019年 監督:瑠東東一郎
 
テレビ放送で視聴。最初の30分くらい見逃してるけど感想書いちゃう。すみません。
ドラマはハマった作品だった。そのあとガチファンの人たちの勢いにちょっと引いて映画までは観に行かなかったという記憶。第2シリーズのドラマは見てない。
部長が記憶喪失で春田のことだけ覚えていないというのは無理矢理すぎる設定だと思ったけど、部長は分別ある大人としてドラマ最終回で身を引いていたから、もう一度乙女な部長を見せるには記憶喪失にするしかなかったのかな?
牧が春田を助けに行って炎の中から脱出するシーンは要らなかったような…。安っぽい展開で演技派俳優さんたちに何やらせてるんだと思ってしまった。あれギャグシーンじゃないもんね??シリアスシーンなんだよね?普通ならあんなペラペラ喋ってる間に一酸化炭素中毒で死んでしまいそうだよ…。
部長と蝶子が幸せそうなのが良かったかな。
 
 
劇場
2020年 監督:行定勲
 
ピース又吉さん原作の映画だけど、小説は未読。どの程度原作に忠実だったのかわからないけど、台詞の端々に又吉感を感じた。
主人公の永田がクズ。本当にダメ男で、又吉さんの『火花』の徳永と神谷の悪いところだけを合体させたような奴で見ていてムカついてくる。ヒロインの沙希はすごくいい娘なんだけど、いい娘すぎて前半はファンタジー感があるかも。
ラストは泣けるんだけどなんかもやっとした。これはこういう作品なんだろうけど。
舞台が下北沢で知ってる場所が出てくるのは楽しかったし、永田が本を買っていたのが新宿の紀伊國屋書店*1だったのもドキッとした。
松岡茉優ってこんなにかわいらしい女の子の役もやるんだなーと意外だった。
 
 
2017年 監督:大九明子
 
意図せず松岡茉優が連続になってしまった。こっちの松岡茉優のほうがイメージに合ってる。
ジャンルとしては恋愛なんだろうけど恋愛ものというよりホラーというかサスペンスというか、そんな怖さがある。別にグロも暴力も出てこないけど。女の子の成長をコミカルかつミュージカルを交えて、とも言えるんだけど…なんか説明難しい作品だな。
突然歌が始まるところだけは何故か公開当時(?)にネットで見た記憶があるんだけどあれは何で見たのだろうか。違法動画ではなかったと思うんだけど…。
ヨシカの言動は怖いんだけどわからなくもない。でも共感はし辛い、みたいな。でも好きか嫌いかで言ったら好きな作品。主要キャストの演技はよかった。
そういえば男性キャストが渡辺大知と北村匠海でどちらも音楽出身なのに、歌うのは松岡茉優だけってちょっとおもしろい。でもあの歌はヨシカの精神世界なので他のキャストが歌わなかったのは正しいと思う。
 
 

*1:中にある紀伊國屋ホールは何度も行ってるし舞台版の火花も観た