主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

2020年2月13日「シベリア少女鉄道vol.32『ビギンズリターンズアンドライジングフォーエヴァー』」

2020年2月13日(木)
池袋シアターグリーンBIG TREE THEATER 
 
おなじみのシベ少の観劇。今回の公演期間は飛龍伝と大きく被っていたので1回しか行けなかったのが残念。
 
初めて行った劇場で、なぜかお寺に挟まれた立地なのが謎。あと小さいところなんだけど入口から客席まで意外と歩かされるのも謎。どういう構造になっていたんだろう。
 
贅沢にも最前センターブロックで観劇した。
 
事前にTwitterで検索すると、どうやらタイトルはバットマンシリーズから取ったものだというのがわかった。バットマンなんて全く見たことないから若干不安だったけどそこの要素はほぼなかったから大丈夫だったw
 
1幕は野球もの。プロ野球の打者が主役の「バット」マンw
浅見さん演じる楽天の銀次選手と篠原さん演じるオリックスの糸井選手の打率争い。それを見守る楽天地元テレビのキャスター小関ちゃんに関西のスポーツ紙記者の川井さん。糸井選手の妻役に葉月ちゃん、主治医に加藤さん。
そして勝負の行方を見守る少年に風間さなえちゃん。
シベ少は序盤はシリアスで笑いどころがないことが多いけど、今回は1幕からおもしろかった。これあとから調べたら本当にほぼ実話だったのが笑ってしまう。
 
1幕が終わると本読み稽古の光景がVTRで流される。そして何者かに殺されてしまう土屋さん…
 
2幕は島を舞台にした若い男女の物語。「でも」ばかり言う彼氏が「but」マンだという無理矢理さw
漁師の浅見さん、その娘の葉月ちゃんと妹の小関ちゃん。葉月ちゃんとそろそろ結婚も意識し始めている彼氏に川井さん。川井さんの父親で島の開発事業を進めている議員に篠原さん。
 
途中から好感度が欲しい浅見さんと篠原さんがストーリーそっちのけで良い人アピールを始めて、それを1幕と同じ格好のさなえちゃんがバロメーターを上げたり下げたりするっていう、相変わらず文章で説明できない展開。
 
篠原さんがジョーカー化するっていう展開で一応バットマンらしさ?みたいな要素があったんだろうかw
 
今回ちょっと出番の少ない加藤さんがジョーカーに取り込まれるの笑ったし、裏切られて退場させられるのも笑った。かわいそうな加藤さんかわいい。
 
3幕?は再び舞台を野球に戻しつつ好感度争いが繰り広げられる。1幕と同じ台詞を言っているのに意味が違って聞こえるパターンの笑いで私の好きなシベ少だった。ちょっと前々回の「いつかそのアレを〜」に近いというか。
 
ちょうど開演前に有名歌手逮捕のニュースがあって、篠原さんが注射するところが意図せず時事ネタみたいになってしまったのもおもしろかった(って書いたら不謹慎か?)。
退場させられたために完全に私服に着替えて帰る状態になっている加藤さんが出てきたんだけど、最前だったから近くてうれしかった。加藤さん愛おしいよー。
 
もう一回観たかったなー。次回公演は必ず…。
 
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2020年2月11日「飛龍伝2020」

2020年2月11日(火)
 
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飛龍伝2回目の観劇。今回は上手側で前回よりも見やすい席だった。
 
近くで見た山崎は普段の石田さんより大きく見えてカッコよかった。
2回目で理解が深まっていたからなのか楽日前で演技が成熟していたからなのかわからないけど何回も泣いた。でも物語の何に感動しているのかは実はよくわからなかったりする。
いや、銀幕のときと違って話はちゃんと理解してる。でもほぼ平成の世で育った自分には学生運動は全然実感がわかない世界で、そういう意味での共感できなさというかなんというか。つかさんも皮肉を込めて書いたところもありそうだから共感できなくてもいいのかもしれないけど。幕末は遠い昔だからそういう時代だったんだよなーと納得するんだけど、この時代をそこまで割り切って見れないというか。機動隊と殺し合うのはありなの?とか忠誠しているように見せかけて性のはけ口にしてるの?とか結局普通に就職して社会の歯車になったんだよね?とか。矛盾とか不条理とか世の中はそういうものなんだけどなんかもやもやしながら観ていてそのまま終わったという気持ちなのも事実。
不条理だよねって物語だと思うからたぶんこの感想はそんなに間違ってはないんじゃないかと思うけど…。ヒロインにはあまり気持ちが入り込めなかったかも。共感しづらいというか、人物像を掴みにくいキャラクターだったような…。東大にトップの成績で入った才女には見えないんだよなー。
 
主題は学生運動なんだけど、美智子を中心に桂木と山崎の愛憎の争いに見えて、実は美智子そっちのけで桂木と山崎の対立する立場での友情物語なのかな、と思った。前回の感想とも被るけど、桂木と山崎の関係にグッと掴まれてしまう。
 
 
ラストシーンはどう解釈したらいいんだろうか。たぶん90年の飛龍伝の脚本をそのまま使ってるから本当は20年後の再会なんだよね。そうじゃないと勝利(かつとし)の年齢がおかしいし。
そこをふまえてもあれはつかさんのファンタジーってことでいいのかな。実際には学生と機動隊がみんなで集まるなんてないわけで。むしろ山崎の死に際の夢みたいにも見えたんだけどそういう解釈でもいいの?ちがう?
 
菅井ちゃんはアイドルなのによくこの仕事受けたなーって感じかな。
今まで私が観たつか作品のヒロインも秋元グループのアイドルだったけど、みんなグループ卒業後で女優への第一歩の意味合いも強かった。でも菅井ちゃんは現役アイドルなのに新幕末や熱海よりも性的な表現が強い飛龍伝をやったのがすごい。ファンの人も素直に舞台に感動していた人が多くてあんまり荒れてなかった気がする。検索に引っかからないようなところではいろいろ言われていたかもしれないけど。
 
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つか作品の感想で毎回書いている気がするけど、時間の経過や矛盾点など細かいところは気になってしまう。でもそんなものなぎ倒す熱量と勢いで結局胸打たれて帰ってくる私の負けです。というかね、つか芝居の石田明が良すぎるのよね。
 
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今回は紀伊國屋ホールではなくて新国立劇場だったわけだけど、観劇が終わったあとの感覚は紀伊國屋のほうが好きだなーと思った。狭いロビーに熱気が残っている感じとか、外に出ると新宿の街と人ごみがある感じとか。新国立劇場は外に出ると静寂なのがちょっと寂しいかも。なんだそれって感じの感想だが。
 
 
ところで石田さんも味方さんも出ないけどちょっと気になっていたバージョン違いの熱海殺人事件が3月中旬から始まるけど新型コロナの影響はどうなるのだろうか。今のところは上演するっぽいけど行くかどうかはちょっと躊躇するし、叩かれないか心配*1
そして蒲田行進曲のキャストはどうなるんですかね…ドキドキ…。
 
 
 

*1:林檎さんめちゃくちゃ叩かれてたからなぁ…

2020年2月6日「飛龍伝 スペシャルイベント」

2020年2月6日(木)
 
飛龍伝のイベントに行ってきた。公演期間中に組まれたイベントなので会場は公演と同じ新国立劇場
今回の席は通路を挟んで一段高くなった席の2列目センターブロックだった。すごく見やすくて本公演をこの席で観たかった…!w
あとなぜか1列前の席は全部空席だった。開演直前に関係者でも来るのかと思っていたけど最後まで誰も来なかったからなんかもったいなかったな。
あと全然関係ない個人的なことだけどメガネを忘れたのでキャストの顔がぼやけてました。もったいない…。
 
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公演と同様に「若者たち」が流れて開演。冒頭の修学旅行生が記念館を訪れるくだりがキャスト本人へのツッコミなどの内輪ネタのやり取りも織り交ぜつつ演じられた。
 
 
キャスト全員がタキシードで登場。公演ではタキシードを着ない菅井ちゃんもタキシード姿だった。キラキラの靴がかわいい。
 
あれ…?石田さんいなくない…?と石田ファンの私が思っているのも束の間に名前と一言の自己紹介が始まる。脇役の人たちから始まってだんだんと主要キャストになっていくけどやっぱり石田さんはいないw
ここで司会の久保田さんから石田さんは前の仕事で遅れているけどもう少しで到着するはず、と説明があった。そして後ろのスクリーンに先程送られてきた石田さんからのメッセージVTRが。
「今フジテレビで2本撮りが終わりました。今から向かいます」というような内容。ヘラヘラと手を振ってVを締める石田さんを見て「手振ってる場合じゃないだろ」というツッコミが入る中、舞台後ろから本人登場!よかったー。
 
演出の岡村さんが登場して、キャストから岡村さんへ質問コーナー。
 
・役名の付け方
・飛龍という石について
・つかさんとタバコ
・岡村さんって寝てないの?
・飛龍伝ができた当時のエピソード
など?ちょっとこれ以上思い出せなかった。
当時は冒頭の「機動隊が石持って来るよ」で笑いが起きたのだそう。笑える台詞という感覚はなかったので驚き。今とは全然感覚が違うなー。
 
石田さんは朝ドラのスカーレットの現場で90年の飛龍伝でヒロインをやった富田靖子さんに「今度飛龍伝やるんです」って話したと言ってた。「あんなのよくやるね〜、大変だよ〜」って言われたとかw
 
 
劇中の名シーンを他のキャストが演じてみようのコーナー
 
「まずは桂木がこのあたりでやっていた芝居を」と言ったら、石田さんが「ジャリジャリ…*1」って言って味方さんが声には出さずにちょっ、それは!みたいな反応してわちゃわちゃしてたのかわいかった。
「今ので笑った人すごいね」みたいなこと言ってたけど、味方ファンと石田ファンは大体わかりそう。
 
ちなみに昔は全員のキャストが全ての台詞を覚えていて、つかさんに「お前この役代われ」と言われたらすぐにできたものだったらしい。
前回の熱海で石田さんが出れない日を久保田さんがやる公演があったが台詞完璧だったと。ただし立ち位置が全部全部ズレてて照明が当たっていなかったというオチがw
 
 
ここでゲスト神尾祐さんが登場して、飛龍伝の元となった初級革命講座冒頭の長台詞を披露。
めちゃくちゃ良くて感嘆する会場。
 
石田「こんな人材どこで?」
神尾さん人差し指を出して
石田さんと「ビズリーチ」w
神尾さんフリへの反応速すぎでは?と思ったらビズリーチのCM出てる人だったのね。あとから調べて納得。
 
あとキャストみんなと並んだら神尾さんは背が高くて格好よかった。
 
長い台詞を覚えるのは大変そうに思うかもしれないけど、頭で映像を思い浮かべてそれを描写するように口に出していけばいいからたくさん覚えられるのだと岡村さんから。
 
 
 
飛龍伝クイズ
 
神尾さん「俺も答えていい?」と舞台袖から顔を出すw 先打ち上げ会場行っててください!と追い返される神尾さんw
 
Q.富田靖子さんの飛龍伝をきっかけに作られた劇団とは?
 
「新感線?」などの回答が飛び交う中、
石田「一か八かいいですか?劇団ひとり」w
正解は地球ゴージャス。味方さんは演劇オタクだから知っていた。さすが。
 
Q.内田有紀のときの飛龍伝では山崎一平という役名ではなかったのだが、なんという役名だったか?
正解は泊平助。
 
Q.広末涼子主演のときの飛龍伝の稽古日数は何日間だったか?
ちなみにこのときは新幕末と同時に稽古があり、新幕末は別の演出家さん、飛龍伝はつかさんで、俺は○○日あればいいよ、と言ったらしい。
正解は11日。すごすぎでは…?
 
あとどこかのタイミングで富田版の飛龍伝と広末版の飛龍伝の映像をチラッと見る時間があった。スクリーンの前に照明の機材がある形の舞台設営だったから見にくかったけど…。
 
 
菅井ちゃんによる初級革命講座の朗読。先程の神尾さんの台詞に続く台詞になるらしい。
前日に言われたらしいけど朗読すごくよかったー!
 
主要キャストの挨拶
石田さんも朗読するか聞かれたけど断ったらしい。ちょっと!それ聴きたかったよー!でもそのおかげで神尾祐さんが来たとなんか自慢げだったw
 
 
 
最後は千秋楽でおなじみのつかこうへい予告編。
 
広島に原爆を落とす日
ディープ山崎:大石
 
新・幕末純情伝
沖田総司:菅井
坂本龍馬:石田
石田龍馬はジェットストリームの部分。下手側通路近くの席だったから、客席後方から歩いてくる石田龍馬を拝みました。ありがとうございます。
総司は終盤の「して、新しい元号は自由となったのであろうな!」で
返答は明治ではなく「令和となりました!」
 
熊田留吉:小柳
木村伝兵衛:細貝
犯人大山金太郎:小澤
大山は「海が見たいと言ったんだ〜」のところだったと思う。
 
テレビプロデューサー:久保田
倉岡銀四郎:味方
水原小夏:菅井
蒲田に関しては観たことないからあっているのかは分からぬ…
 
 
予告編観れたのがうれしかった。あの作品のあのシーンね!ってなるからつか作品を観たことがある人ほど楽しいよね。ほとんどの役者さんはやったことのない役をやっていただろうに石田さんは経験ある役にしてくれたのはなぜなんだろう。石田龍馬にファンが多いからですか…?
 
楽しいイベントではあったけど、Twitterでちょっと辛辣に書いてしまった通り、チケット代7,500円取れるほどの内容ではないかなーと思ってしまった。なんかトークパートがグダグダしてる印象を受けちゃうんだよね。つかさん(というか岡村さん?)のチームっていつもトークが苦手なのかなって思っちゃう。劇中のコメディパートもなんか笑いがぬるいことが多いし…。シリアスシーンはとても良いんだけどね。
 
 
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帰りに新宿駅でタピオカを買った。タピオカミルクティーのホットって初めて飲んだけどアイスよりも好きかもしれない。
100%の甘さでもそんなに甘くなくて美味しかった。
 

*1:新幕末の桂小五郎の台詞

2020年1月30日「飛龍伝2020」

2020年1月30日(木)
 
飛龍伝の初日に行ってきた。初日と言っても今回は前日にプレビュー公演なるものがあったからそっちが事実上の初日だったような気もするけど。
 
つか作品は新・幕末純情伝、熱海殺人事件、あとつか舞台とカウントしていいのか微妙なところだけど銀幕の果てに、を観ている。
 
2日くらい前まで紀伊國屋ホールでやるような気がしてた。危ない。今回は新国立劇場の中劇場だった。初めて行ったんだけど初台の駅とほぼ直結なのね。
 
ロビーが広くてクロークもあったりして立派なホールだなーという印象。中も中劇場でこんだけ広いの?と思ってしまった。サイトによると1,000人くらい入るらしいし、小劇場ですら400人くらい入るらしい。全然小さくない!w
 
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席は6列目だと思っていたら(というかチケットにはそう書いてあった)1〜4列目は椅子を取り払って舞台にしていたようで2列目だった。
 
 
 
以下ネタバレあると思います。
 
 
 
 
 
えっ?新幕末?って思った。新幕末ぽいところがたくさんあって石田龍馬が大好きな身としてはわぁぁってなった。
 
冒頭のやり取りとか完全に新幕末。国を良くしようというあの頃の志を忘れたのか?と聞かれて俺は上級な身分でいい暮らしできてるからもう関係ないんだよねって答えて美智子(総司)の死を忘れたのか⁉︎って問いかける流れが完全に一緒。
 
飛龍伝は舞台を変えた新幕末だというツイートを見たことがあって本当にそうだなーと思った。でも順番的には飛龍伝のほうが先に出来てるのかな?ということは桂木という役名は桂から取ったわけではない?(混乱)
 
他にもジェットストリームを思わせるような語りがあったりとか龍馬と山崎が被るようなキャラクターで石田さんにはまっていた。
 
でも今回は味方さんの役が好きだなーと思った。今まで味方さんがやってきた役って高貴でプライドの高い役だったけど、今回の役はカリスマ性がありつつも弱くてズルくてでも人間味のある役だったから味方さん好きー!と思えた。
 
キャストも久保田さんに大石さん、須藤さん、ともはやおなじみのメンバーがたくさん。そういえば細貝さんはどこにいたんだ?と思って家に帰ってからパンフレット見たらバリバリ出てる役だった。当たり前か。あの人細貝さんだったのかー!と。なんでわからなかったのか。あと小澤さん見るのはたぶん3回目だけどつか作品では初めてだよね?結構印象的な役だった。あと顔がイケメン。
 
あとこの作品は桂木と山崎の関係が萌える。ただの敵じゃない関係性っていうのが…。ずっと相容れない立場や性格を演じてきた石田味方が幼なじみの設定っていうのがヤバい。ありがとう。
 
でも新幕末を初めて見たときの衝撃は超えられなかった、というかもう永遠に超えられないんだろうな、なんて思った。
 
実は席が端すぎたのと前の人の頭がかぶって大事な場面の演技が見えないところがあったのは辛かった…。終盤に前方で床に腰を下ろした状態で展開する美智子、山崎のいいシーンが見えないという…。下手側だったんだけどどちらかというと石田席よりも味方席みたいなところがあって見やすかったのもあって味方さんの印象が強い。個人的には味方良介に軍配が上がっているような感想をもってしまった。
 
 
 
ということで石田ファンとしては若干消化不良な観劇だった。でも2月11日に観てきた2回目は本当によかった!また後日の記事に書く。
 
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2020年1月23日「未来と芸術展」

2020年1月23日(木)
 
更新を後回しにしていた記事をひっそりとアップ。
 
森美術館の「未来と芸術展」に行ってきた。
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私も知性溢れる大人の女だから美術館くらい一人で行くよ、ってわけではなくて目的はやくしまるえつこさんの展示だったけど他の展示もおもしろかった。
 
始め入口がわからなくてとりあえず入ってみたらオフィスの受付みたいなところでここで合ってるのか?と思ったけど普通に間違ってた。
 
 
 
最初に見たのはAI美空ひばり。ここでやってることは知らなかった。数十人が座れるミニシアターみたいなところで5分程度の上映。紅白でも見てたけど家族と鍋食べたり雑談したりしてたからあんまり印象にないのでしっかり見たのは初めてだと言える。
美空ひばりのことをあまり知らないので顔にしても歌声にしても似てるかどうかというのはよくわからない。こちらに差し出した手が立体的に見えるのはすごいと思った。ボカロ的な不自然な歌い方ではなくて自然な歌声。
映像と声を別々に作ってるのだから当たり前だけど口パクっぽく見えるのが気になった。
賛否あった台詞部分はあんまりよくないかもね…。
 
 
今回の展示は原則撮影OKだった。国内外の様々な作品が5つのテーマに分けられて展示されている。
 
最初のブースはアートというよりも普通に都市計画。なものがいくつか。アラブ首長国連邦の砂漠の中にある都市とかシンガポールの水上都市とか。模型やCG画像だけじゃなくて短いプロモーションビデオみたいなものも見ることができた。
水上都市って日本は台風と津波があるから無理じゃないかなと思うのだけど、シンガポールには災害がないんだろうか。
 
子どもの頃アニメで見たような未来の都市は銀色の高層ビルがたくさんあるイメージだったけど、今はむしろ緑をたくさん配置して自然と共生するようなものが主流ぽかった。公園や街路樹だけじゃなくてビルの外壁に緑が生えているものが印象的。
 
今回一番のインスタ映えポイントみたいになっていたのはここかな。
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このロボットがかわいくてしばらく遊んでた。欲しくなっちゃう。
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やくしまるさんの展示
微生物を繁殖させるために室温を暖かくしているようで、ブースの入口が厚いビニールの暖簾みたいなので仕切られていた。
中は実際の微生物が入ったシャーレがあって、上のモニターにMVが繰り返し流されていた。
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ほっぺを大きくした赤ちゃんの人形はち
ょっと嫌で印象に残った。カフェインがたくさん摂れるからたくさん仕事ができるようになる、という理屈で、両親が生まれたばかりの赤ちゃんにほっぺを大きくする手術を受けさせる社会を想像したものだと。私は子どもいないけど、自分の子どもにカフェインたくさん摂らなきゃいけないような仕事させたくないよね?なんで過重労働する前提なの…もちろんディストピア的な作品なんだけど。
 
 
看取りロボット
自分が死ぬときはこんななのかな。
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細かく感想書いていくとキリがないから印象的だったところだけざっとこのくらいで終わる。
大規模なものから食品のような生活に密着したもの、実現されそうなものもブラックな皮肉の込められた作品もあって面白かった。
 
 
グッズも買ってきた。
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未来と芸術展に満足して危うく見忘れるところだったけど、同じフロアでやっていたやくしまるえつこ衣装展も見てきた。
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想像よりも狭いスペースだった。
 
ガラスケースに入っているわけでもなく触ろうと思えば触れる(もちろんダメだけど)距離で見れたのはありがたかった。
 
黒の方は生地が厚くてたくさん使ってあるから重たそう。
赤は薄くて軽そう。ひらひらした記事の端がちょっとくたびれてたように見えたけどそこが逆にいい。実在する人物が着た本物の衣装って感じがする。
もう少し細かい所も写真に撮ってくればよかったかも、と少し後悔。
 
軽く買い物なりお茶なり楽しんでから帰ろうと思っていたけど、思った以上に展示を楽しんで長居してしまったからそのまま帰った。たまには美術館に行くというのもいいなと思った。機会をくれたやくしまるさんありがとう。
 
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2020年1月16日「PLAY VOL.86」

2020年1月16日(木)
SHIBUYA La.mana
出演:集団行動/TWEEDEES
 
久しぶりの集団行動ライブに行ってきた。実は去年は一度も観ていなくて、2018年11月の着席ワンマン以来になる。
 
ラママは初めてだった。渋谷REXのときみたいにマークシティの中をひたすら歩いて行くと行きやすい。
中は余裕あるかなーと思って油断していたら私が入ったときには結構埋まってた。真ん中に柱があるから前列以外は左右どちらかに分かれて見やすいところを探さないといけないからちょっと面倒かも。
数々の有名バンドを送り出してきたハコなんだろうけど、根がお笑いファンだから、ここがラママ新人コント大会の…!みたいな気持ちだった。でも椅子並べてネタライブをやるのにはあんまり向いてなさそうな印象だったなー。実際どんな感じなんだろう。
 
先行は集団行動。
 
最初ミッチーが一人で出てきて、あけましておめでとうございます、と挨拶。
お正月の音楽(タン、タカタカタカタンってやつ…語彙力)が流れて途中からダンスミュージックになって踊り出すミッチー。謎の始まり方w
 
SE チグリス・リバー
 
里菜ちゃんは真っ赤な服。真部さんは帽子なしのサラサラヘアでメガネも掛けてなかったからイケメン風だった。
 
結構後ろのポジションだったから里菜ちゃんは顔だけ見えるかどうかだったけど、真部さんはしっかり見えた。地味に西浦さんも見えたのがありがたい。西浦さんのドラムはいつも心地良くて真部曲との相性が抜群だなと思う。
 
以下セトリ。
 
1999
SUPER MUSIC 
テレビジョン
セダン
マジックテープ
キューティクル
充分未来
ティーチャー?
ホーミング・ユー
オシャカ
鳴り止まない
 
 
何かの曲の間奏でワンマンの告知をしたくらいで、MCタイムはなしだった。
 
セダンのイントロはちょっと付け足してた気がする。途中の1ドア…の部分は男性陣で
真部「1ドア」
ミッチー「2ドア」
西浦「3ドアー!」(めちゃ元気w)
だったと思う。
 
ザ・クレーターでささやくように『すっごく』おっきい隕石って歌ってたんだけど、ライブではいつもなのかな?
里菜ちゃんは歌上手くなったなーと感心するんだけど、1stのハスキーな歌声のほうが個性はあったような気もする。今の声も気持ちいいんだけどね。
 
角度的に全く見えないけど音はするからいつもみたいにサポートキーボードいるのかと思って観てたんだけど、Twitterのレポによるといなかったらしい。同期だったのか。入りはけがステージ横ではなく下手側壁沿いにある花道的な通路だったからわりと近くで見てたんだけど、4人しか見えなかったのは正しかったんだな。
 
 
ドリンクにめずらしいものがあったのでお酒じゃないけどチョイスした。下はメロンソーダ。ソフトクリームは美味しかったけど飲み物の量が少ないからちょっと物足りなかったかな。というかドリンク代700円は高いよ…。
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TWEEDEES
 
初見のバンド。
作曲担当のベースのおじさんとボーカルの女の子の2人組で、キーボード、ギター、ドラムがサポートで入っている編成だった。
 
ボーカルが上半分が白、下半分が黄色の旗を振る曲があって、ファンの人たちも一緒に振っていた。独特の文化だ。
集団行動と比べるとファンの人が元気、というか集団行動のファンがおとなしいのかもしれないな。
 
こちらはMCを挟みつつのライブ。ベレー帽と楽曲をセットにしたものを売っているらしい。
 
アンコールはピチカート・ファイヴ東京は夜の7時(をアレンジしたもの?)だった。「レストランはもうつぶれてなかった」の部分とかがなかったから、単なるカバーというわけではなかったぽい。
私はちょっと世代的には下だからこの曲の一般知名度がどのくらいなのかイマイチわからないけど、集団行動のファンでこの曲知らない人はほとんどいない気がするのでいい選曲だと思う。
 
 
TWEEDEESのライブ中に9mmのポスターがずっと視界に入ってて滝さんのサインと目が合っていた。
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これよく見たら2020年のカレンダーだから最近貼られたものじゃん。もう出なそうなキャパなのに送ってるのかな。
 
物販は真部さん以外のメンバーがいたから立ち寄ってきた。白?シルバー?のペンがなかったとかでタグに書いてもらった。
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フォークデュオのCDがなかったのが残念。Tシャツにサインを貰ってる間に西浦さんに「フォークデュオのCDはないんですよね」って聞いたら「ああーそうだねー(>_<)」ってリアクションした西浦さんに対して「持ってくればよかったのにー!」って反応した里菜ちゃんが西浦さんとの距離感が近そうでよかった。集団行動ってメンバー同士の仲の良さとかいまひとつわからないし。
よかったらワンマンでって言ってもらったけど行けるかなー。頑張ったら行けるか?
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2020年1月5日「尾形回帰『新春‼︎弾き叫び延長戦』」

2020年1月5日(日)
CLUB CITT’A’TTIC
出演:尾形回帰 (ゲスト)三橋隼人
 
タワ崎でのインストアの後はクラブチッタアティックでの弾き叫びだった。クラブチッタの存在は知っていたけど(入ったことはない)、その上に小さなライブハウスがあるなんて知らなかった。
 
かなり細長い作りで左にドリンクカウンター、突き当たりがステージになっている。天井がすごく高い。
 
インストアと同じく蛸足柄の衣装でロックスターが登場。
 
MCは本当にざっくりメモ。
 
俺らは最強さ
ロックスターに会いに行こう
 
MC
インストアライブとは被り曲なしでやると宣言。
アティックのスタッフさんが以前から知り合いだそうで、「出てよ」と言われていたけど川崎じゃ集客できないからと断り続けていたのだと。
今回タワレコでインストアライブをやるから、インストアとセットだったら集客できるんじゃないかと思って初めてライブをやることになった。
 
晦日のアルカラ主催のZepp DiverCityの話。 回帰さんは弾き叫びで出演したのだが、早い時間に出番が終わり、カウントダウンまで6時間くらい飲める計算。
楽屋にたくさん用意されたお酒を見て、
回帰「全部俺が飲まなくてはという使命感」w
三橋さんと飲みまくりベロベロになってしまったそうで年越しの記憶があまりない、と。
打ち上げの途中で帰巣本能が出て誰にも挨拶しないで帰った。
回帰「スマホや財布はちゃんと持って」
次の日太佑さんに電話して謝ったそう。
 
土壇場READY GO
ヘッチャラ
このライブの問題はさっき代表曲をほとんどやってしまったことだと。
 
インフルの話。
あまりにもしんどくてロキソニンを飲んだら幻覚を見た。
回帰「熱は下がったけどバッキバキになって」
「ニュース映像や卒業式の映像?が流れて、でもこれ俺の頭の中のものなんだよな」と分析する冷静さはあったみたいだけど聞いてて普通に怖かった。薬のせいなのか単に高熱でうなされていたのかは実際は定かではないと思うんだけど、次の日お医者さんに怒られたとのことででしょうねって感じw
「それ以降あんまりお酒がおいしくなくなって飲む量が減った」
「さっき大晦日に飲んだ話をしたので説得力ないんですけど」w
 
ほったらかし
愛し合ったまんま
 
次はこの前の百人組手でやったカバー曲で岡村ちゃん。前回のアルバムが10年ぶりだったのに、3年?くらいのブランクで今年またアルバムが出ると告知があったそうでうれしそうだった。
 
家庭教師(岡村靖幸カバー)
 
OH YEAH
 
お前だけのブルースが鳴ってるwith三橋隼人
 
インストアのクイズで盛り上がった野球部の話。
三橋さんはライトで6番だった。武田さんはスコアラー。
回帰「球種とかを書いていくんだけど大変なんだよね」
三橋「難しいんですよ」
1年からユニホーム着てベンチに入ってた、と。
 
串カツ田中(?)でサイコロで同じ目が出るとハイボール無料(?)というサービスがあり、西井さんにやってみれば?と言ったら
西井「こんなところで運を使いたくない」
ロックスターはあんまり占いとか信じないタイプだったそうだけど、去年バンドで大変なことがあって、後から大殺界だったと知ったため
「当たってる…!」
 
 
死ぬくらい大好き愛してるバカみたい
STANDARD LOVERS
くらいやがれ
 
いつもの弾き叫びよりちょっと短めだったけど、ほったらかしと愛し合ったまんまが聴けて満足!最後のくらいやがれは熱量が高くてすごくよかった。天井が高いから音が反響する独特のハコだった。また川崎でインストアがあるときはやりたいって言ってたから期待したい。
 
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ステッカーのサインはその場で書いてもらうスタイルだった。今年もたくさんライブに行けるといいな。