主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

2018年11月20日「Sit down,please」

2018年11月20日(火)
Mt.RAINIER HALL 渋谷 PLEASURE PLEASURE
出演:集団行動
 
ライブ自体は今年3回目、ワンマンは2回目の集団行動。今回のワンマンは全席指定着座公演。
 
プレジャープレジャーは109の隣にあるユニクロの上だった。駅近でわかりやすくて便利。以前一度行ったことのあるシブゲキの上か下のフロアかと思ったらまんま同じフロアだった。
 
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ライブ会場での最速手売りで買ったので2列目真部さんサイドという良席。ふかふかの椅子に座って観れるけどドリンクの客席への持ち込みもOK。ホール・劇場とライブハウスのいいとこ取りで快適。
 
10分ほど押しで開演。
SE:チグリス・リバー
ビルボードの記事にこのタイトルで書いてあるんだけど、地味に初出しの情報では?オリジナルのSEぽい。「太古の太鼓の音が」みたいな歌詞だった。
 
土星の環
テレビジョン
パタタス・フリータス
ティーチャー?
 
SISとのツーマンのときもそうだったけど、土星の環始まりは結構好きかも。序盤から新曲を畳み掛けるセトリ。
 
ステージの後方にスクリーンが降りてきてVTRが始まる。
スクリーンには椅子に座った里菜ちゃん。手を後ろに縛られている。
スクリーンの中の里菜ちゃん「ミッチー、助けて」
ミッチー「齋藤ちゃん?でも齋藤ちゃんはここに」
里菜「そいつはニセモノよ」
すぐ助けに行くよ!と言ってステージを出て行くミッチー。地下駐車場を全力疾走するミッチーの映像。足速い。
なぜかあっという間に里菜ちゃんの場所にたどり着く。しかし、里菜ちゃんからもう次の曲が始まるからスタンバイしたほうがいいと言われ戻るハメに。地下駐車場を元来た道を戻るように走ってくる映像が流れ、ステージにミッチーが戻ってくる。
 
充分未来
クライム・サスペンス
バイ・バイ・ブラックボード
 
充分未来のとき里菜ちゃんが手拍子煽るんだけど、あれ微妙に難しくてノリづらくない??よく聴くと音源でもちゃんと鳴ってるリズムなんだけど、イントロは普段ギターのフレーズを追いかけて聴いてるからなんかやりにくい。
クライム・サスペンスの「ピストル一丁マシンガン(ダダダダ…)」のところが好きすぎる。
春で里菜ちゃんギター。続くバイ・バイ・ブラックボードでも1番のサビ以降コードを弾いていた。
 
再びスクリーンが降りてきて、助けを求める里菜ちゃん。
 
里菜「ここでトイレ休憩です。差し迫っていない方、我慢するのが好きな方はこちらの映像をお楽しみください」
まだ開演からそんなに時間が経っていなかったし、実際に休憩に行った人は少数派だったと思う。というかトイレ休憩中のおまけ映像というテイにしてるだけで結構本気で作ったちゃんと見てもらいたい映像だったと思う。ビルボードの書き方はあんまり納得いかない。
 
映像はフォークデュオからのビデオレター。色違いのトレーナーを着た真部さんと西浦さん。今までを振り返って
「SHUが作ってKENが叩いてSHUが作ってKENが叩いて」
ここのコメント無駄に長かった。たいしておもしろくもない話をだらだら話してたの逆におもしろくなってきた。ちなみにグループ名自体が「フォークデュオ」というらしい。
コメントが終わりフォークデュオの曲が流れる。「やってみたかったフォークデュオ」というフレーズめちゃくちゃ頭に残る。ライブ終わってからもしばらくぐるぐるしてた。
Bメロ(?)の「走る夜汽車の〜」みたいなところとかすごくフォークソングぽくて無駄に器用。
MVみたいなものなんだけど、演奏シーンより2人の公園デートの映像の方が割合が高くてこれ何を見せられてるんだ感w ミニSLに乗ったりソフトクリーム食べさせあったりww
 
ちなみに事前告知だとスペシャルゲストで「フォークデュオ」出演となっていた。中身は集団行動のメンバーだし初披露のユニットだから今回は不満は出なかったと思うけど、普通はゲストと告知されてた人たちがVTR出演だったらクレームものだと思うw 次回同じ告知してまたVTRだったら真部西浦ファンからクレーム来るから気をつけてほしい。というか次回は生で観たい。
 
VTR明けてアコースティック編成のブロック。
会って話そう
東京ミシュラン24時
フロンティア
スープのひみつ
 
会って話そうはかなりスローテンポな入り。
東京ミシュランは3月のワンマンと同じアレンジかな?アップテンポなカントリー調。西浦さんはカホンよりもタンバリン中心に演奏。
フロンティアはアコースティックでもわりと原曲のイメージに近いのだけど、アウトロのギターソロが好きだからあの部分はオリジナルのアレンジで聴きたいんだよなー。
フロンティア終わりで西浦さんはドラムに移動。
 
三たびスクリーンから里菜ちゃん。しかし呼びかけを無視するミッチー。
「あれ、バラすわよ」脅しをいれてくる里菜ちゃんw
 
ホーミング・ユー
鳴り止まない
 
ホーミング・ユーのサビのベースライン好きだなーと聴きながら思った。
鳴り止まないではガンガン煽ってくるけど手を挙げるだけで立ち上がれないのはちょっともどかしかった。
 
本編終了でメンバーが退場。
ミッチーが里菜ちゃんを助ける様子が音声だけ流れる。
 
アンコール
真部さんからここで初めてのMC。
新しいTシャツとポーチを含めた物販があるのでお願いします。という短い宣伝。ポーチのこと「物入れ」って言ってた気がするけど。間違ってはないんだけどなんか笑うw
「座って観れるっていいですよね、僕は座って観たいです」
なんかこんな感じのこと言ったんだけど、MC下手くそかよ…w
 
「あれ、ミッチーと齋藤さんは?」と真部さんと西浦さんが話しているとステージ上に二人が戻ってくる。ミッチーから「みんな内緒ね」と客席に向けて一言。ただ里菜ちゃんが終始きょとんとしていたのはよくわからなかった。というかさっきまでステージで歌っていた「ニセモノ」の里菜ちゃんは何者でどこに行ったんだ。そのあたりのストーリーが雑でよくわからなかったなー。
 
SUPER MUSIC 
モンド
オシャカ
 
SUPER MUSICは真部さんの声(?)で「SUPER MUSIC」を繰り返すイントロから始まるアップテンポな曲だった。
 
最後にスクリーンにアルバム発売決定の文字が流れて終演。
 
 
ワンマンでたくさん曲聴けて楽しかった。ただ絶対零度とバックシート・フェアウェルが聴けなかったのは残念*1絶対零度は今年1番聴いた曲だから生で聴きたかったな。
 
基本的にガンガン手を挙げて跳びはねて聴く、みたいなバンドじゃないから着座でもそんなに違和感はなし。疲れなくて楽だからよかったw
 
もともと告知されていたこの日ならではな特別な演出ってなんだったんだろう。曲間のスクリーンを使った演出もアコースティックセットも3月のワンマンでやっているし、その延長線上という印象だった。ライブ自体に不満はないんだけど告知詐欺みたいなことはやめてほしいな。フォークデュオだってVTR出演ならゲストと書くべきではないし。
 
里菜ちゃんは歌は上手くなってると思うのだけど、バンドの演奏が激しくなると声がかき消されぎみだったのは惜しい。西浦さんのドラムが前に出すぎてるときがあったと思う。西浦さんのドラム自体はめちゃくちゃ好きなんだけどねー。
 
 
終演後の物販でフォークデュオのブロマイドが販売されるとのことだった。音源じゃなくてブロマイドかよwと思いつつも1枚くらい買ってみようかな、と思っていたけど、トイレに行ってから物販に並んでみたら売り切れていたw 集団行動のファン頭おかしい。
なぜか衣装の展示までされていたしなんなんだよ…。とりあえずメロディが頭から離れないから早くフォークデュオのMVをどこかにアップしてほしい。f:id:mccice:20181205021626j:image
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*1:ちなみに音源化されてる曲だとぐるぐる巻きもやってない

2018年11月12日「尾形回帰 真夏の弾き叫び独演会2018〜魂の振替公演〜」

2018年11月12日(月)
下北沢Laguna
出演:尾形回帰 (ゲスト)武田将幸/三橋隼人
 
回帰さんの弾き叫びに行ってきた。もともと8月に開催予定だったのが回帰さんの体調不良で延期になり、この日が振替公演。
日程変更になってしまったため、行けるかどうか微妙になってしまったのだけど、仕事終わりに駆けつけて途中から観ることができた。
 
 
回帰さんの衣装は赤チェックでよく見るとアリさんが散りばめられてるやつだと思うのだけどあんまり自信はない。
 
やっぱりマーチンは音大きくて回帰さんの弾き叫びに合っていると思う。正直前のギターがどんなだったかは忘れかけているけど。
私が着いたときは愛のドッジボールが始まるところだった。
 
 
次の曲はループペダルで演奏。
 
早く大人になって
 
ループペダル使う人はループペダルを使うこと前提で曲を作っているけど、HEREはそうではない(Twitterで言っていたけど、転調する曲が多くてループペダルが使えない)、という話。
回帰「もう1曲だけループペダル使える曲があるんだけどなんだと思います?」
 
スーパーポジティブ
2番からはギターを置いて手ぶらになった状態で歌っていた。
締めのチャチャチャチャチャーだけループペダルを止めてギターで弾いて完奏。
 
ループペダルを使った曲の前後、「機械の気持ちがわかんない」を連発していた。
タイミングを合わせるのが難しいらしく、8分音符1個くらい遅れるとちょうど合うらしい。Anlyのループペダル*1ではそんなことはなかったのに、と言っていた。
 
ループペダルはもうやらないかも、という回帰さんに「えー」というお客さんの声。「えっ、やってほしいの?w」というリアクションの回帰さん。
ギター1本でやるほうが自分には合ってる、ということらしい。気持ちはわかるけど、どっちみち半年に1回1、2曲のことなんだからまた挑戦してほしいなー。たとえ上手くいかなくたって温かく見守る空間なんだし。
 
MC(このタイミングじゃなかったかも)
先日251でインビシのライブがあった。その日の下北沢はサーキットフェスを行なっていたが、251はインビシのライブのため不参加。俺らがだいぶ前から抑えちゃってたから251が参加できなかったのかな、と思って申し訳ない、と。オープニングゲストのこけしDoll楽屋で取材を受けていて、インビシはリハをしているとき、突然フロアに入ってきて一目散にステージの前にかぶりついてリハを観る人が。
「…こけしDollの関係者の方ですか?」
「…?」
「ここサーキット会場じゃないですよ」
びっくりして帰っていったけど、あんなに夢中で観てくれるならそのまま観させてあげればよかったかも、とw
 
OH YEAH
稲毛のときも聴いたけど、この曲の弾き叫び好きだわ。
 
MC。
スマホのアプリでチューニングできるアプリがあり、よく使っている。この前家で練習していたら、高音がいつもより声が出ないしなんとなく聴いた感じも違う。 
「体調悪いわ…風邪ひいた」
と思っていたが、実はアプリの誤作動で実際の音より半音くらい(?よくわからなかった)音が高くなっていた。
その話をスタジオでメンバーにしたところ、「ありえない、プロなら絶対わかる」と言われてしまったが、クイズを出してみると意外とみんなわからない。
 
武田さんいちご衣装で登場。
 
回帰「今日三橋はLADY BABYのリハで…」
と言いかけたけど、入口のところにリハ終わりで駆けつけた三橋さんの姿が。
あとでやろう、と約束して、三橋さんは一旦準備のため楽屋(?)へ。
 
突然始まった
回帰「襲来クーイズ!」
回帰さんがインビシの襲来のイントロを弾くので原キーか高いか低いかを当てる。お客さんも挙手で参加。ここではしっかり当てる武田さん。
 
エンドレスワルツwith武田将幸
 
回帰「爆砕クーイズ!」
ここでも無事に正解する武田さん。
 
ロックスターに会いに行こう
遺伝子のバラード
STANDARD LOVERS
 
三橋さんアルバムの衣装で登場。
貰い物のギター?でもピカピカでキレイだった。
さらば、カマキリ夫人with三橋隼人
 
武田さん再登場。
 
回帰「スーパーポジティブクイズ!」
最初のベースの音を回帰さんがギターで弾くので高いか低いか当てる。
武田さんは高い、三橋さんは低い、で回答がわかれる。
正解は低い、で三橋さんが正解。
 
フリーズする武田さん。
三橋「聴く前に頭の中で音を鳴らしておけばわかります」いきなり聴くとわからなくなっちゃうかも、とフォロー。
 
武田さんは1番バカにしてたのにスタジオのときも1番間違えたと。インビシのベース音だと間違えなかったらしいけど。
 
回帰「武田さんのテンションが下がってしまったので上げるために物販買ってください」
武田さんからおすすめの物販の紹介。ZeppフリーワンマンのためにTシャツをたくさん用意していたが、台風で集客が期待ほどではなく在庫がたくさんあるという。
武田「S、M、L、XL、黒、白、揃えてください」
回帰「サイズも全部買ってってこと?」w
 
LET’S GO CRAZY with武田&三橋
 
翌日、というよりあと数時間で武田さん&三橋さんの誕生日。
「サプライズとかないんですか?」w
ないけど居酒屋を予約してあるからあとでメンバーで行くそう。
みんなでハッピーバースデーを歌うことに。回帰さんが伴奏を弾くのかと思いきや、三橋さんに弾かせてたの笑った。
 
ツインギターは先に退場。
ラストは回帰さん一人で。
 
愛すべきエブリデイ
 
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早くも次の弾き叫び独演会が1月に迫っていて、この日から手売りがあったので買って帰ってきた。次回も楽しみ。
 
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*1:ニコ生のロック兄弟でAnlyのループペダルを借りて演奏方法を教わった回がある

2018年11月1日「HERE 5th Album 『OH YEAH』Release Tour 僕らのHIGH TENSION DAYS 2018-2019」

2018年11月1日(木)
稲毛K’s Dream
出演:HERE/ゆーの/THE RODS/#STDRUMS/尾形回帰 弾き叫び
 
HEREのアルバムツアー稲毛ライブ。この日は休みだったのだけど、稲毛は遠いのでスルーするつもりだった。ワンマンならともかく、対バンでトリ確定だと最後まで観れないかもしれない遠方のライブはリスクが高い。でも対バンが発表されて気持ちが揺らぎ、結局直前になってメール予約して観に行ってきた。
 
そう、この日は対バンにHEREのメンバーしかいない身内ライブ。ゆーのもロッズもいつか観なきゃと思っていたからめちゃくちゃありがたいw 弾き叫びもあるから最悪HERE聴けなくてもいいや、くらいの気持ちで行った。
 
初めて行ったけど結構いいハコだと思う。ドリンクのシステムとか良心的。遠いけど。
このくらいのキャパのハコにしてはステージが高めだと思う。最前命な人には遠く感じるのかもしれないけど、後ろからでも見やすいから個人的には好き。
 
この日はロックスターから豚汁、武田さんからたこ焼きが出店してた。豚汁は牛乳とチーズ入りで、なんか情報だけ聞くと微妙そうだなーと思っていたけど、食べてみたら結構美味しかった。
 
 
尾形回帰弾き叫び
 
本来8月に独演会で観るはずだったけど延期になったから久しぶり?の弾き叫び。
回帰さんはいちご衣装で登場。
ロックスターが出てきたとたんに
「今たこ焼きができたんでちょっと待って!」と叫ぶユージさんw
回帰さんからは「食べながら観てください」と。
 
STANDARD LOVERS 
愛のドッチボール
この世界よりこんにちは
 
ユージ「押してんぞー!」
回帰「押してないわ!2分巻で出てきたんだよ!」w
 
今回のアルバムの曲だけど、尺が長くて対バンだとなかなかできない。今日バンドではやらないので弾き叫びでやります、と。
OH YEAH
 
全体的にギターの音がよかった!あとから考えたら新しく買ったマーチンのおかげかな?
 
 
THE RODS
 
三橋さん所属のバンド。ずっと興味はあったけど、なかなかこのためだけにライブには行けなかったからやっと観れた。
 
ボーカルの声はそんなに好みではないのだけど、叫ぶ感じの歌い方なのにちゃんと歌詞が聞き取れるのはすごい。情景を交えた内省的な歌詞で、歌詞だけで言えばHEREより好みかも。
ボーカルとドラムは男臭い感じなのに左右は女の子受けしそうなイケメンなのがおもしろい。
 
K’s Dreamは昔から出ていたそうで、
「さっき歌詞飛ばしたんだけど、昔ここでライブしたときミトと喧嘩して店長に怒られたことを思い出した」w
 
「ライブ情報はあんまり発信しないんですけど、情報は自分で得るものだから」w
後から調べたら翌週に2本ライブあったから告知すればよかったのに、と思ったw
 
HEREはイントロで前に出る、とかサビは合いの手とかギタープレイ以外にもいろいろと決まった動きがあるけど、ロッズはないから三橋さんは終始自由に動き回って演奏していた。
 
 
#stdrums
 
サポートドラムユージさんのソロ。音源に合わせてドラムを叩きまくる。
最初の2曲は黒いフードのようなもので顔を隠したまま演奏していた。
 
フードを脱いでMC。ライブとTシャツとクラウドファンディングの告知。
クラウドファンディングで作るレコードがイギリスでのプレスということで、最後の曲はイギリスのバンドのカバー。
最後の曲ではドラムを叩く合間に歌ってた。
 
高速プレイでめちゃくちゃすごいのは詳しくなくてもわかる。ただ私は基本的には歌ものとか歌謡曲が好きなので、2曲くらい聴ければもう充分かなーという気持ちになった。技術的にすごい!という以上の楽しみ方がわからなかったかも。ドラムはバンドの演奏の中で聴く方が好き。
 
転換の間に物販の缶バッジ引いたりしつつ。物販のところに三橋さんからのお土産の黒糖が置いてあった。沖縄に行ってて今回手料理は準備する時間がなかったらしい。
 
 
ゆーの
 
サポートベース壱さんの本業のバンド。
ドラムが上手側の配置。
壱さんすごい高音出してたけどエフェクターなのかな?
ボーカルの黒ちゃんは小柄な女性なんだけどカッコいい。
わりとプログレっぽい構成の曲が多いのかな?独特で個性的なバンドだった。
 
 
HERE
 
いつもは2列目か3列目あたりで観るんだけど、おそらく最後までは観れないので後方から観た。ステージが高いから見やすいし、他のお客さん越しに観るのも盛り上がってるのがわかって結構楽しい。
 
Fantastic!!
HIGH TENSION DAYS 
Walk This Way
スーパーポジティブ
 
Walk This Way初めて聴けてよかったー!カッコよかった!テンポが速い曲の方がHEREって感じがして好き。
 
MC。
対バン個性的でしょwと。
今回の身内ばかりの対バンについて、HEREを構成してるメンバーがどんなバンドやソロをやっているかみんなに観てもらいたかった、という意図を説明。
回帰「ツアーの途中に身内の対バンがあると和むねw」w
ヘッチャラ
 
まだこの後もライブは続いたんだけど、ここで退散した。背中越しに『ロックスターに会いに行こう』の冒頭を聴きながら、ちょっと惜しかったけどこれが『ほったらかし』じゃなくてよかったとも思ったw 未練ありまくりで帰れなくなる。
 
 
HERE自体は少ししか観れなかったけど、行ってよかったと思う。ロングセットはベッド・インとのツーマンでしっかり楽しむ!
 
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2018年10月25日「また来てマチ子の、愛をもう止めないで」

2018年10月25日(木)
赤坂RED THEATER 
 
マチ子の舞台2回目行ってきた。無事に千秋楽も終わったので今回はネタバレ強めに書く。
 
もともとエビ中も好きだし、シベ少も好きだし、ドラマも好きだったからこの舞台は2回観に行くつもりだった。チケットの先行のときに2公演分取ればよかったのだけど、いつもシベ少のときはチケットに余裕があるから油断して火曜日の分しか取らなかった。いざ一般発売になってみたら即日完売。そりゃそうだよね、今回の主演はエビ中のぽーちゃんなんだもん。正直なめていた…。
 
でも連日抽選で当日券の販売があるとのことで、唯一時間の取れる木曜に当日券チャレンジしにいった。平日昼だったけど、夜から同じく赤坂のBLITZにてりったんの生誕ライブがあるとのことでその前にチャレンジしようとやってきたファミリーが多めだったぽい。待機列の先頭の人から順にくじを引いて、書かれたくじが10番までの人が入口前に呼ばれて購入できるシステムだった。結構並んでいたから無理かと思ったけど奇跡的に当選。今年の運は使い果たしたんじゃないだろうか…。
 
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開演前の影アナウンスは時の神。私が観た2回ともそうだったんだけど、Twitterで感想読んでたら違う日もあったみたいだからランダムだったのかな?
 
当日券は若干見辛い席ということだったけど、まさかの最前!上手側端で確かにセットの壁やマチ子のトランクに隠れて演者が見えない場面はあったのだけど、基本的には見えるし距離がめちゃくちゃ近くて神席。
 
客席から入ってくるマチ子→ドラマと同じオープニング映像→タモツとクズ社長の会話、という流れがドラマを思わせる作り方で最初からワクワクした。
 
キャストごとに感想。
 
町山マチ子/小林歌穂
滑舌はちょいちょい怪しくて、火曜日に観たときは何回か大胆にかんでいたりしたんだけど、表情でみせる演技が素晴らしい。ドラマ後半ではほぼなくなっていた惚れやすい性格がピックアップされていたのもよかった。恋する乙女から大暴走、失恋してペットへの母性が目覚める、というジェットコースターなキャラクターをちゃんと愛らしく演じていた。
 
町山タモツ/加藤雅人
相変わらずの性格でカオちゃんがかわいそうだよ…と思うのだけど、ラストのカオちゃんに抱きつくときの笑顔で全部ぶっ飛ぶ。ずるい。平行世界のタモツのときに背筋がピンと伸びてちょっとイケメンになるのが好き。普通のタモツだけ見てると演技ではなく加藤さんがもともとそういう人なのかと錯覚するけど、平行世界のタモツとの演じ分けで役者さんってすごい!と思う。
 
クズ社長(久瀬アキラ)/浅見紘至
ドラマではポンコツのちょい役かと思いきや大活躍だったクズ社長、舞台でも大活躍だった。ほぼ出ずっぱりだったのでは?各方面へのツッコミをして場を回していてクズ社長なしに成り立たない。就職してないこと以外は、人格的には1番常識的でまともなクズ社長が好き。
 
カオリ/坂崎愛
主要キャストなんだけど、舞台の上にいる時間は短かったと思う。でもこの物語は根本的にはタモツとカオリが中心になっているんだよなー。打ち明けていない秘密があるためにかなり聞き分けがよくて、ドラマの前半みたいに取り乱す演技がなかったのはちょっと残念かな?坂崎さんのTwitterのアイコンだとキリッとした顔なんだけど、カオリは素朴でかわいらしくてギャップがすごい。
 
時の神/風間さなえ
どこから出してるのかと思う独特の声と喋り方を生で聴けてうれしい。ずっとポンコツなんだけど、終盤で鍵を開けて入ってくるところめちゃくちゃカッコいい!
 
横島の大将/仲義代
邪神というキャラはあるものの、基本的には近所のおじちゃんであまり主要な登場人物ではない大将。この舞台でも大将としての登場は少なかったけど、後半ではアンドロイドの大将(ショウショウ)が大活躍だった。ネットで散々書かれているけど、アンドロイドの演技が上手すぎる。声、動き、目の動きなんかが本当に人間じゃないみたいだった。
 
 
ドラマでもそうだったけど、なんでもありのSFファンタジーな展開。冷静に考えればツッコミどころ満載のストーリーなのに早いテンポのコメディだから許されてしまう。
 
タイムリープが鍵となる物語だけど、今回のタイムリープは終盤の1回のみ。目的の達成のために時をかけてやり直すというストーリーはドラマで散々やっているわけで、違うパターンで攻めてきたのは秀逸。
 
ドラマはタモツとカオリを結婚させるために奮闘する話だったから、ドラマの最後で一度物語は終結しているわけで、舞台では何が物語の中心になるのか、というのも見所だったと思う。
マチ子の恋とペットのアンドロイドの話で引っ掻き回しながらも、根幹にあるのはやっぱりタモツとカオリだった。カオちゃんに対してぞんざいな扱いをするタモツ、カオリの不倫疑惑?からの家族が増えるというハッピーエンド。ドタバタしながらもちゃんとドラマ版からは一歩話が進んでいて、さらにより幸せが増しているのがうれしい。
夫婦間で起こる出来事としてはベタなエピソードなんだけど、普遍的だからこそ胸に迫る。ちょっと素直じゃないけど素朴で優しいタモツとカオリの夫婦が好きだ。
 
マチ子の長台詞でカオリのエピソードとアンドロイドのエピソードがダブルミーニングになるところは構成としてよくできている以上にどっちも感情に訴えかけてくる。土屋さんの脚本は人物の描き方が丁寧で、ちゃんと人の関係性とか感情を描いてくれるから最後は泣ける。
 
時が戻ってカオリが素直に妊娠を打ち明けたとき、タモツが迷いなくカオリに抱きつくところでグッときてしまう。というかタモツは不器用なだけで優しい奴だってわかってるんだけど、わ〜〜タモツ〜〜!!カオちゃんよかったね〜!って心の中で叫んでた。
 
 
もともと舞台をドラマにしてしまったような作品だったから舞台向き。ドラマだと全10話あるから冗長になっていたかもしれない部分もぎゅっと詰まってテンポよく展開してドラマ以上のおもしろさだったと思う。キャストも生の舞台のほうが力を発揮できる人たちだったんじゃないだろか。
 
この日は最後のマチ子の長台詞が終わってはけるときに帽子を落としてしまった。最前のお客さんに拾ってもらって照れながら会釈したところはマチ子からぽーちゃんに戻っててかわいかったなー。
 
カーテンコールではマチ子のよびかけでショウショウが服をめくると中にマチ子Tシャツを着ていた。マチ子から物販の案内があったあと、みんなで挨拶して終演。
 
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感想は全然書き足りないのだけど、もう私の文章力では伝えられないから、とにかく観てくれ!と思う。もう終わってしまったけど、もっとたくさんの人に観てほしかった。アンケートにも書いてきたけど、再演を強く希望します。好きすぎて何度でも観たい。
 
次のシベ少の公演も楽しみ。いつかまたシアターシュリンプもやってほしいな…。

2018年10月23日「また来てマチ子の、愛をもう止めないで」

2018年10月23日(火)
赤坂RED THEATER 
 
エビ中小林歌穂ちゃん主演、「また来てマチ子の、愛をもう止めないで」を観に行ってきた。ドラマ「また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ」が大好きだったので楽しみにしていたのだけど、期待を裏切らない素晴らしい舞台だった!
 
 
 
 
一応ネタバレない感じで感想。
 
会場はシベリア少女鉄道の公演でお馴染みの赤坂RED THEATER。小さな劇場だけど客席の傾斜が大きくて観やすいし、コメディを観るのには狭い空間がぴったりだと思う。
 
ドラマを見た上で観劇する人がほとんどだと思うけど、未見の人でも楽しめると思う。座席に置いてあるパンフレットにあらすじと登場人物紹介が載ってるから頭に入れておくといいと思う。
 
ナタリーの記事ではスピンオフと書かれていたけど、ストーリー的にはドラマの続編だった。ドラマ版がほぼ町山家のワンシチュエーションで展開する作品だったのですごく舞台向き。ドラマで見たようなやりとりが目の前で繰り広げられる喜び。ドラマと同じキャストが演じる登場人物が本当に愛おしい。ストーリーははちゃめちゃでドタバタなのに全ての伏線がきれいに回収されてまとまるし、たくさん笑えるのにちょっと泣ける。
続編としてこれ以上ないくらい完璧で最高。
約80分という公演時間を短いと思う人もいるみたいだけど、こんなに濃密な80分ないと思う。
 
今年は過去の自分比で結構舞台を観たのだけど、今年1番。それどころか人生で1位タイ*1かもしれない。
 
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帰りにBlu-ray BOX買ってきた。
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素敵なドラマと舞台を本当にありがとうございます。大好き。
 
 

*1:「スピリチュアルな1日」が生涯で1番の大切な舞台なのでそれに並んだかも、と思えるのは自分にとってすごいこと

100!

この記事が100個目になるらしい。ブログの更新ペースとしては全然遅いと思うんだけど、基本的にはライブ行ったときしか書かないからこんなものです。むしろここまで続いててえらいー(誰からも褒められないので自分で褒める)。あと結構ライブ行ってるなって感じか。
 
基本更新するのが遅いから、なるべくライブに行ったらすぐに更新するようにしていきたい。頑張る。
 
たくさんの人に読んでもらおうなんて微塵も思ってないブログだけど、☆つけてくれる人がいるのは励みになります。ありがとうございます。
これからも世界で3人くらいの人が喜んでくれそうな記事を書く予定なのでよろしくお願いします。
 

2018年9月6日「タイヨウのうた」

2018年9月6日(木)
なかのZERO大ホール
 
エビ中ひなたが出演の舞台。HEREのZepp直後だったし行くかどうか散々迷っていたのだけど、当日券で観てきた。ちなみに迷っていたのはお金やスケジュールの問題ではなくて、1週間に観ていいライブ(舞台)の量を超えてしまうと思ったから。ライブは余韻に浸りたいタイプだから連続して観るより少しずつ期間を空けて観たいし、一度にたくさん観ると過剰摂取してる気分になる。
でも公演期間が短くてこの日しかタイミングがなかったので決意して行ってきた。
大阪千秋楽も終わったのでアップする。
 
映画をやった当時かなり流行っていたけれど、実際に見たことはなかった作品。
舞台をやることが発表されたときにたまたまGYAO!で無料配信されていたので映画版だけチェックしていた。ドラマと小説は見てない。
 
相手役がジャニーズの方ということで女性客が多いことは予想していたけど、予想以上の女性率。平日マチネだったから余計に男性比率が低かったりするんだろうか。女性=ジャニーズファンとは限らない(現に私もひなた目当てのエビ中女ヲタ)けど、ひなたにとってはどちらかというとアウェイな現場だったのだと思う。
 
 
以下感想だけど、ストーリーネタバレで書くのと辛辣な感想になっているので注意。というか別に誰も読まなくていいよ…(じゃあ書くなと言われそうだけど)。
 
 
 
 
 
 
 
まずひなたの歌がすごくよかった!エビ中を観ててひなたが歌上手いのは知ってるけど、その予想を超えてきた。本人が事前のインタビューで話してたけど、エビ中のときとは歌い方が違っていた。優しくて切なくて繊細な歌声で、ひなたが歌うたびに感動してた。ひなた推しはこれだけのためでも観る価値がある。
 
演技は全般的によかったと思うけど、印象的だったのは親友役の女の子かな。東京パフォーマンスドール高嶋菜七ちゃん。
主演のふぉ〜ゆ〜辰巳さんと松崎さんは舞台中心に活躍してるジャニーズのベテランさんで30歳とからしいけど、高校生役には特に違和感なし。高校生役のキャストは全員よかったと思う。
 
ミュージカルってほどではないけど、ちょっとミュージカル仕立てな部分があった。XPの患者と看護師が歌い踊るところとサーフィン部員が歌い踊るところがあったのだけど、個人的にはあんまり。単に私がミュージカルが得意ではないんだろうけど、歌をテーマにした作品だという理由でミュージカル仕立てにしてるなら安易だなーと思う。むしろ誰も歌によって感情を表現しない世界で雨音薫だけが歌を歌って表現するからいいのでは?
 
ちょいちょい出てくるサーカスのパフォーマーも別に物語上いなくてもよかったのに、と思ってしまう。ヴァイオリン奏者の人はよかった。
 
孝治と母親の確執は消化不良だし余計なエピソードだったと思う。映画だと孝治の母親はほとんど出てこないのだから登場させなくてもよかったのでは。
薫の母親がすでに亡くなっていたのと父親の職業がオペラ歌手になっていたのだけど、ここも映画版のまま(夫婦で小さな食堂?レストラン?を経営してる)やってほしかったなー。映画版の自営業ゆえのちょっとヤンチャな雰囲気のする、不器用だけど家族思いのお父さん好きだったんですよ。
孝治の母親は議員かなんかの設定になってたし、薫の父親はオペラ歌手で、平均より『いいとこ』の家庭の設定になってるの謎w 
 
あと薫の父親と薫の主治医の恋愛エピソードもいらなかったなー。そのくだりいる?って思う。
 
孝治が台風が来ている日にサーフィンをして、『遊びじゃない、命を懸けてサーフィンをやってるんだ!』って証明しようとする場面があった。完全に命を懸けるという意味を間違っていると思う。友人も薫も薫の父親も孝治の母親も見に来ていて、周りの人も危険な目に巻き込んでるし意味がわからない。あと大人は孝治が海に入る前に止めろよ。
ここに関しては脚本にすごくもやもやしてそのあとしばらく集中できなかった。
 
薫が最後のライブで防護服*1を着てステージに立つのも『?』マークいっぱいだった。ライブハウスとか音楽ホールとか太陽の光が入らない会場はいくらでもあるし、夜であれば防護服もいらないのに、なぜわざわざ日中の野外ライブをブッキングしたのか。周りの友人も大人も全員バカなの??あとそもそも防護服は顔の周りも紫外線がカットできる透明な素材で覆われているから歌を歌うのは困難だと思う。舞台衣装だと演出の都合上顔の周りはオープンだったと思うけど(透明な素材であっても顔の前を覆ってしまうと演技が見えづらくなるから)実際は違うよね?なんか雑だったと思う。
そのあとの結婚式も唐突だったからえっ?って思ったし…。
 
どんな結末だったのか終わり方がわかりづらかったという感想をtwitterで見て、たしかにそうだったかもな、と思った。映画を見ていたから薫が亡くなるとわかって観ていたけど、完全に初見の人にはわかりづらかったと思う。
 
この作品の軸となるメッセージって純愛とか闘病ではなく、人は亡くなっても生きた証は残って大切な人の心に在り続けるって部分ではないのかな。映画版ではそう受け取ったのだけど、この舞台ではそう感じられるような終わり方ではなかったのが残念。ひなたの歌で終わってほしかった。
 
小説とドラマを見ていないから、そっちでは出てきたエピソードが盛り込まれていたのかもしれないけど、もやもやする脚本だった。たとえドラマ版には出てきたエピソードだとしても舞台とは尺が違うのだから、全部を描くのは難しいわけで、素直に映画版に沿ったストーリーで観たかったな。
 
 
 
めちゃくちゃ脚本に文句言いまくる感想になってしまった。ごめんなさい。出演者には罪はないです。でも大人の登場人物が大体ウザかったから薫と孝治を始めとした高校生たち*2中心の話にしてほしかったな。ホームページの告知でキャストを見た時点でやたら大人の出演者多くない?と思っていたのだけど悪い予感が当たってしまったような。もしかしたら脚本が上がる前に出演者がある程度決まっていて無理矢理脚本を合わせて作ったみたいな可能性もあるんだろうか。だとしたら脚本家を責められないけど、ジャニーズ界隈ではよく脚本を書いててあまり評判がよろしくない人っぽいからなんとも…。
 
ミュージカル風だったりシリアスだったりする舞台は性に合わない、というか自分ワンシチュエーションコメディ以外のお芝居に魅力を感じないのかもしれない。…ツボが狭すぎるだろw
 
ということでエビ中小林歌穂×シベ少土屋亮一でお送りする『また来てマチ子』の舞台が楽しみだね!!!ドラマおもしろくて大好きだったし、ぽーちゃんはもちろん他のキャストも好きだし本当に楽しみ!
 
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*1:防護服という呼び方でよかったかな?紫外線を浴びないように着る服

*2:厳密に言えば薫は高校行ってないけど