2016年7月12日(火)
紀伊國屋ホール
新・幕末純情伝、私にとってラストの日。本当はもっともっと観たかったけれど、もう休みの日がないので目に焼き付ける気持ちで行ってきた。
今回の席は3列目中央という完璧な席だった。表情が見えるし、全体も観やすい。唯一見えなかったのは須藤さんの大ジャンプくらいかな。
4回目にもなると台詞とか音楽の入ってくるタイミングとかなんとなく覚えてくるものだね。でも日替わりの台詞もあるから何度でも新鮮に楽しめる。それにこの舞台は展開が猛スピードの話だから、何度も観ていることで自分の中でちゃんと話の整理がついているからすごく見やすくなった。
今回総司がすごくよかった。初日から龍馬すごいという感想が一番だったのだけど(もちろんそれは私がノンスタファンだからだけど)、今回総司の演技がめちゃくちゃよかった。感情の振り切れ具合が進化していて初日と比べたら全然違うんじゃないかな。少し声に疲れが出てハスキーになってるところもあったけど、それによってより凄みが増していた。偉そうな表現になってしまうけれど、龍馬の熱量に総司が追い付いて並んだ気がする。今回で本当に総司と龍馬の物語になったと思った。語彙力が足りなすぎるけどとてもよかった。
龍馬は序盤小道具の扱いでちょっと見ていてドキドキしたけど冷静に対処していてホッとした。終盤の龍馬は数時間前にルミネで漫才やってた石田さんとは別の人だった。同じ日に同じ新宿で同じ人が全然違うことをやっているのを自分の目で確認できてよかった。
カーテンコールはいつも座長の玲奈ちゃんが挨拶して他の演者は直立したままで、お客さんも静かに挨拶を聞いてるのだけど、今回は 「大阪はまだチケットあるようですので」と話す玲奈ちゃんの横で、うんうん、お願いします、と石田さんが
ジェスチャーしててちょっと笑いが起きてた。
本当に関西の人観に行ってほしい。そして千秋楽だけチケット買ったよって人も考え直してほしい。本当に一回だけでいいの?一回観たらもう一度観たくなるかもよ?時間とお金に余裕があるなら先に一回観た上で千秋楽に臨んでほしい。
あー遠征したかったなー。休み取れればなー。これ読んでくれてて行ける人は私の代わりに行ってきて…。みんなすごい熱演してるから満員の劇場で終わらせてあげたい。
メモした小ネタとかネタバレがっつりな感想は大阪公演終わったら上げようかなーとは思ってる。とりあえず無事大阪公演も終わりますように。