主にライブのメモとか。

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2022年12月24日「すずめの戸締まり」

2022年12月24日(金)
T・ジョイ横浜
 
話題作だしどこかのタイミングで観たいと軽い気持ちで思っていたけど、クリスマスイブに見ることになったw
 
 
以下ネタバレあると思います。
 
 
 
 
 
 
地震の描写があることは知っていたけど、こんなに真正面で東日本大震災を扱っていると思わなかった。主人公が住んでいるのが九州だったから直接東北の震災には結びつかないだろうという考えが自分の中にあったのかも。単純に事前に調べた情報が少なかったというのもあるかもしれないけど、これは後半のネタバレ要素になるから明確に書いている公式な媒体はなかったのではないか。
映像はキレイだったしおもしろかったけど、ちょっとしんどいなという気持ちもあり。
 
 
予告でも印象的なイケメン長髪泣きぼくろ青年が劇中ほとんど椅子の姿になってるのは予告詐欺じゃない?とは思ったw
 
女子高生が突然一人で旅に出るという設定は、現代が舞台なので無理がありそうにも思えるけど、逆に現代だからこそ描けるやり方でよかった。
すずめがスマホで支払いをしながら移動していくところとか、保護者であるおばさんが鬼のように連絡してくるところとか。スマホがなかったらすぐ警察に捜索願出されるだろうけど、一応連絡は取れるし所在地も把握できるからひたすらおばさんが追いかけてくるっていう。
正直自分の年齢的におばさんのほうに感情移入してしまったところはある。入場特典でもらった小説を読んで、よりその気持ちが強化されてしまった。
 
他にも不思議なことがあるとすぐにTwitterに投稿されてしまうとか、大学生がSpotifyで懐メロばかり流すのとかも今っぽくておもしろかった。Spotifyはスポンサー(?)みたいな関係だったみたいだけど。
ジブリネタはちょっとずるい気もする。
 
君の名は。も天気の子もテレビ放送で観ていて、今作を観て思ったけど、主人公に両親がいないことが多すぎない?どちらもいなかったり片親だったり。さらに過去の作品は観てないからなんとも言えないけど…。そういう設定にしないと感動的な物語は作れないのか…?これ書きながら、もし監督の生い立ちが反映されているなら仕方ないな、と思ったけどそんなことはなさそう。
 
登場人物が皆温かみがあり愛情深い人物だったのはよかったと思う。
 
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