主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

「シベリア少女鉄道vol.34 どうやらこれ、恋が始まっている」ネタバレ感想

感想は別の記事で、と宣言してからずいぶん経ってしまった。
以下ネタバレにならない程度にあらすじ。
 
 
 
 
 
2029年、福岡県・旧博多区の九州中央大学研究室。生物工学の研究をしている新城光(イトウハルヒ)は記者の齋藤遙(小関えりか)から取材を受けていた。
齋藤からの「どうして福岡を拠点に研究をしているのか」という質問に光は答える。「この街を、愛しているからです」
光の周囲には研究所主任の座を争う東謙吾(曽根大雅)、光に憧れている助手見習いの藤野桜(兼行凜)。そして人気俳優の遠藤広(浅見紘至)が仕事の合間を縫って光をたびたび訪ねていた。広は光に想いを伝えるが、光はすでに亡くなった男性、明を想い続けているのだった。
桜の高校時代の友人である山口誠(大見祥太郎)とそのサークルの友人泉杏奈(仁科かりん)、そして再び光に取材をするために齋藤が研究室を訪れたところで、研究室が停電し封鎖される。そして研究室の中で事件が起きる…
 
 
こんな感じですかね。
今回会場で配布されるパンフレットにキャストと役名が記載されていた。普通では?と思うかもしれないけどシベ少で役名が書いてあるのは珍しいんだよね。これ自体が仕掛けへの布石なのがシベ少の怖いところなんだけど。配信組はパンフレット見れないけど大丈夫かな?と心配してたら、配信ではテロップで役名が表示されていた。ちゃんと配慮がされてて偉い。
パンフレットには常連組の小関ちゃん、浅見さん、川井さんは2役演じることも記載されていたから、いつもう一つの役で登場するのかと待っていたらこういう方法かい!っていう。
 
今回はその「後半」パートから笑いの仕掛けが発動する形だったのでそういう意味ではわかりやすかったかな?と思うけどどうだろう。何が始まったんだ?と深く考えてしまった人はノリきれなかったのかもしれない。
最初は川井さんと小関ちゃんの何気ない台詞と仕掛けがリンクする笑い。浅見さんが登場してからは笑いのポイントが浅見さんのリアクション中心になる。戸惑う浅見さん、イライラする浅見さん、キレる浅見さん、混乱する浅見さん、そして全てを受け入れる浅見さん。観客は浅見さんに共感しながら観れるからわかりやすかったかな。あと浅見さんがツッコミ的なポジションってあんまり観たことがなかったかも。そして川井さんと小関ちゃんにはめっちゃムカついたw
笑いの取り方をいろいろと変えながらもダブルミーニングの言葉遊びがいろいろあって個人的にはおもしろかった。あとやっぱ前半イケメンで後半大暴れな浅見さんが大好きだったなー!
常連組本当に愛おしい。
 
初参加組も上手い人たちだったし若くてびっくりした。前半メインのイトウさんは堂々とした演技でアンニュイな雰囲気の美人さん。曽根さんは普段ミュージカルをやる劇団に所属しているそうでストレートプレイは初めてだったそう。役は30overの設定だったと思うので24歳と知ってびっくり。青春高校出身の兼行凜さんもまだ18とかでめちゃくちゃ可愛らしい。ちょっと舞台では声が弱いかなーと思ったけど今後に期待ですね。仁科かりんさんも演技上手いし役のキャラクターに合っている感じがしたなー。そして大見祥太郎さん。YouTubeの同時視聴企画で演技経験は高校の文化祭と大学のサークルのみで商業演劇初参加と聞いてビビった。え?ほとんどただの大学生じゃん。上手すぎるな、と思った。
 
みんなシベ少は憧れでした!とか楽しかった!と言っていたので次回以降もまた出てくれるといいですね。でも加藤さんやさなえちゃんもまたお願いします。