主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

2020年まとめ

本当は年内に上げたかったけど無理だった2020年の感想的なもの。
 
ブログをさっと見返すと1月は普通にライブに行っていて、2月は若干の不安は出てきたものの開催自体は予定通りされてた。1年経っていないのにあの日々が遠い昔のように思える。
ベストライブを挙げるなら下半期で唯一行ったHEREのクレストワンマンになるんだろうけど、他のライブと比べて思い入れが別格すぎて無意味な比較な気がする。
 
自分の中の変化の一つで、ノンスタのファンをやめた。
前からあんまりテレビでチェックしてなかったりYouTubeも見てなかったりしたけど石田さんのブログと行けそうな舞台と単独ライブはチェックするようにしていたけど、一旦終わりにした。
ノンスタというか主に石田さんだけど、仕事より家族と過ごす時間が大切だとブログで発信するようになってもやもやして、単独ライブの発表で決定的だったかな。家族が大切なのはそうあるべきだし何も言えないけど、仕事行きたくない、みたいなことを書かれてしまうとファンとしてはどんなモチベーションで何をどうやって応援したらいいかわからなくなった。M-1優勝時にファンになった10代〜20歳前後だった娘たちが結婚して子どもを産むくらいの年齢になっていてその人たちには刺さっているんだと思う。私も年齢的にはそこに当てはまるけど、属性が違うからターゲットから外れてしまったのかな。文句を言いながら応援し続けるのも違うし、同じような人生設計を持てない自分を責めてメンタル削るのも違うし。あとブログで奥さんとの馴れ初めを書いてたんだけど、30代の男が20歳の女の子に純粋にアタックできた事実に今さらちょっと引いてしまったかも。ファンレターで若い子からの手紙に慣れてたのが大きいんだろうけど、よくあの手紙もらって即電話できたなとかw
単独ライブの発表というのは、公式解禁日の一日前にブログでフライングしたこと。石田さん中心に作っているライブだから文句を言う人はいないのかもしれない。でももし相方が同じことをしたらキレるよね?って思うと穏やかな気持ちにはならなかった。
かと言ってアンチになったつもりもないしもう見たくないというわけでもないし、そのうちしれっと出戻りしてる可能性もあるので、とりあえず今までありがとうございました、って感じです。コロナ収まってつか舞台があったらたぶん行く。
 
ついでに普段ブログに載せないテレビ周りのお笑いの話を。
 
年末に発表されたオリラジ吉本退社にはびっくりした。10年くらい前は結構好きで配信見たりライブも何度か行った。彼らが吉本じゃなかったらわざわざライブに行くまでになっていなかったかもしれないし、オリラジが吉本だったからこそ見てるうちに周りの他の芸人を知るきっかけになっていた部分もあっただろうし。なによりあっちゃんがよしもとオンラインで、怪盗少女でデビューしたばかりのももクロの話をしなかったら。あのタイミングでももクロに出会ってなかったら私がももクロのファンになっていたか分からないし、ももクロエビ中→HEREという出会いが全部なかったかもしれない。オリラジのファンやってた期間は短いけど人生変えられた割合は大きいから、とりあえず今までありがとうとこれからも頑張って、と思う。
 
テレビで見てて楽しかったのはパンサーかな。2020年はパンサーの飛躍の年だったと思う。今まで目立っていなかった菅さんが有吉の壁のパラパラおじさんでプチブレイクしたり、ロンハーのコヨーテドッキリで3人の絆やトリオで活動する意義が確認できたり。年末の有吉の壁で年間チャンピオンになって、賞獲ったの初めてって言ってたのはちょっと笑っちゃったけど(これ賞にカウントされるの?)、今年のパンサーの活躍がここにあらわれたのだと思えばうれしい。
 
あとはわりと爆笑問題を追いかけてた年だった。前から好きでカーボーイとか結構聴いてたけど、それ以外にも太田上田とシンパイ賞が毎週の楽しみになっていた。太田上田は元々アプリで見てるけど、YouTube公式が始まって過去回が無料で見れるようになったのがうれしい*1。1本が短いからサクサク見れるしコメントもおもしろいから読んじゃうし、あっという間に時間が溶けて危険なコンテンツだと思う。
シンパイ賞は初回からほぼ欠かさず見てるけど、コロナでロケができなくなったことがいい方向に作用してよりおもしろくなった。爆笑問題霜降りのやりとりがおもしろいからスタジオトーク中心の内容になって正解だったと思う。シンパイニュースの野村アナがいい仕事してて好きすぎる。
田中さんがコロナでお休みしてカーボーイに代役が来たり、太田さんの新潮社との裁判があったり話題に事欠かなかったところも応援しがいがあった。
 
 
演劇は2月に飛龍伝とシベ少を観ていた。どちらもよかったのだけど、もっと昔のように感じる。配信で見たエビ中主演作と12月のシベ少もよかった。舞台配信って録画と生配信とどっちが主流なんだろうか。そのあたりのトレンドはわからないけど、2作品を見た限りでは舞台は録画配信がいいんじゃないかな、と思う。どうせ画面越しで生の迫力は落ちるのだから、リアルタイム感よりもちゃんとカメラ割と音声の調整された完成品であることのほうが重要なんじゃないかと。アドリブがありまくりの舞台だったら違う感想になるんだろうか?
エビ中舞台はアフタートークの生配信、シベ少は演者がZOOMで集合して生実況する企画があったのも工夫を感じられた。アフタートークって生の舞台でもときどきあるけど、チケットの売れ行きがイマイチの平日回に来てもらうための企画だったりするんだよね…w 私自身トーク目当てに観劇増やしたりしたことあるけど、同じチケット代を払ってる客側からしたら公平ではないし、なかなか質問することは難しかったりするし、オンラインでチャットでやるほうがみんなが幸せになれる気もする。
あとこの2作品会話劇だったからよかったのかな。こういう作品は脚本と演技が良ければOKってことなのかも。つか作品とかミュージカルみたいなものは生で見ないと良さが半減しそうだな、と思う。
 
音楽ライブの配信も、というかほぼHEREのライブだけど、結構な本数見たかなと思う。音楽はやっぱり生がいいよねって思っちゃう。自宅に立派な音響設備がある人は配信でもいいかもしれないけど。手持ちの機器では聴けない音量と音質で聴きたくてライブに行ってるから配信だと物足りない。それでもライブがあるなら見たいし、バンドへ課金もしたいから見ていた。でも現地に行くときのような高揚感はほとんどなくて惰性で見てるようなことも多かった。
アルバム発売に向けてYouTubeで配信していたスタジオライブは、映像、音ともにプロに撮ってもらって編集して作ったから見応えがあった。ワンマンとか特別な思い入れのあるイベント以外はライブの生配信はいらないかも。それよりちゃんと作品として作られたスタジオライブを購入して何度も見れるほうがいいかなー。この感想はいろいろ見てきた結果なので、2020年は模索の年として仕方がなかった部分も大きかったと思うし全てのエンタメ関係者の皆様お疲れ様でしたって気持ちです。
 
楽しみが減って大変なことが多い年だったけど、個人的にはマイナスの年ではなかった。前の会社を辞めて今の会社に就職できたことは、自分の人生の中でプラスの転換点になったと思う。前の会社のままだったら絶対に大変だったし、ライブに行けない年を精神的に乗り越えられなかったかも。決していい1年だったとは言えないけど、無事に終われてよかったなとは思う。
 
 

*1:でも初期の中京テレビアプリでは過去回もフルで無料で見れてたんだけどね。いい時代だった。認知度が低かったから宣伝のためだろうけど