主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

2020年1月30日「飛龍伝2020」

2020年1月30日(木)
 
飛龍伝の初日に行ってきた。初日と言っても今回は前日にプレビュー公演なるものがあったからそっちが事実上の初日だったような気もするけど。
 
つか作品は新・幕末純情伝、熱海殺人事件、あとつか舞台とカウントしていいのか微妙なところだけど銀幕の果てに、を観ている。
 
2日くらい前まで紀伊國屋ホールでやるような気がしてた。危ない。今回は新国立劇場の中劇場だった。初めて行ったんだけど初台の駅とほぼ直結なのね。
 
ロビーが広くてクロークもあったりして立派なホールだなーという印象。中も中劇場でこんだけ広いの?と思ってしまった。サイトによると1,000人くらい入るらしいし、小劇場ですら400人くらい入るらしい。全然小さくない!w
 
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席は6列目だと思っていたら(というかチケットにはそう書いてあった)1〜4列目は椅子を取り払って舞台にしていたようで2列目だった。
 
 
 
以下ネタバレあると思います。
 
 
 
 
 
えっ?新幕末?って思った。新幕末ぽいところがたくさんあって石田龍馬が大好きな身としてはわぁぁってなった。
 
冒頭のやり取りとか完全に新幕末。国を良くしようというあの頃の志を忘れたのか?と聞かれて俺は上級な身分でいい暮らしできてるからもう関係ないんだよねって答えて美智子(総司)の死を忘れたのか⁉︎って問いかける流れが完全に一緒。
 
飛龍伝は舞台を変えた新幕末だというツイートを見たことがあって本当にそうだなーと思った。でも順番的には飛龍伝のほうが先に出来てるのかな?ということは桂木という役名は桂から取ったわけではない?(混乱)
 
他にもジェットストリームを思わせるような語りがあったりとか龍馬と山崎が被るようなキャラクターで石田さんにはまっていた。
 
でも今回は味方さんの役が好きだなーと思った。今まで味方さんがやってきた役って高貴でプライドの高い役だったけど、今回の役はカリスマ性がありつつも弱くてズルくてでも人間味のある役だったから味方さん好きー!と思えた。
 
キャストも久保田さんに大石さん、須藤さん、ともはやおなじみのメンバーがたくさん。そういえば細貝さんはどこにいたんだ?と思って家に帰ってからパンフレット見たらバリバリ出てる役だった。当たり前か。あの人細貝さんだったのかー!と。なんでわからなかったのか。あと小澤さん見るのはたぶん3回目だけどつか作品では初めてだよね?結構印象的な役だった。あと顔がイケメン。
 
あとこの作品は桂木と山崎の関係が萌える。ただの敵じゃない関係性っていうのが…。ずっと相容れない立場や性格を演じてきた石田味方が幼なじみの設定っていうのがヤバい。ありがとう。
 
でも新幕末を初めて見たときの衝撃は超えられなかった、というかもう永遠に超えられないんだろうな、なんて思った。
 
実は席が端すぎたのと前の人の頭がかぶって大事な場面の演技が見えないところがあったのは辛かった…。終盤に前方で床に腰を下ろした状態で展開する美智子、山崎のいいシーンが見えないという…。下手側だったんだけどどちらかというと石田席よりも味方席みたいなところがあって見やすかったのもあって味方さんの印象が強い。個人的には味方良介に軍配が上がっているような感想をもってしまった。
 
 
 
ということで石田ファンとしては若干消化不良な観劇だった。でも2月11日に観てきた2回目は本当によかった!また後日の記事に書く。
 
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