主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

2019年4月18日「インビシブルマンズデスベッド決起20周年記念『春雷の騒めき』」

2019年4月18日(木)
下北沢CLUB251
出演:インビシブルマンズデスベッド/汝、我が民に非ず
 
HEREのワンマンから10日と経たずにインビシの企画ライブ。スケジュールの組み方おかしくない?と思うけどメンバー自身がやってるからそういうものだと思うしかない。
 
インビシのライブを観るのは2017年8月のワンマン以来。ライブ数が少ないからなかなかタイミングが合わなかった。ユージさんになってからは初めてだ。
 
手売りで買って番号もよかったし開場前に行った。このくらいの規模のライブハウスでちゃんと番号順に並んで入場したの久しぶりな気がする。いつも開演に間に合えばいいやーって感じだから。
 
無事に武田さんサイドの2列目のポジションを確保した。
 
 
ゲストは汝、我が民に非ず。町田康さん率いるバンドで、ギター、ベース、女性のドラムとキーボード、あとサックス(時々フルート)という編成だった。
 
すごく激しい感じなのかと思ったけど、ジャズ系?で独特の音楽。まさか歌詞を書いた紙を持ってくるとは思わなかったけど…。新しく始めたバンドで曲も新しいし覚えられていないのかな?ただずっと歌詞を見ていたわけではなかったから別になくても歌えそうだったけど。
 
MCは金属製のポットの取っ手が取れたまま3年くらい使い続けていた話とか、初めてコインランドリーに行って使い方に戸惑った話とか生活感があっておもしろかった。
 
インビシとは13年ぶりの対バンということで、小説を書くときは早く終わらせようと書くけど結果がすぐにでるとは限らない、ずっとやってると見ててくれる人がいてまた呼んでもらえるんですね、みたいな話をしていた。すごく謙虚でびっくりした。
 
 
 
汝、我が民〜が終わって転換の時間。前回インビシを観たときはワンマンだったから転換を見る機会はなく。インビシは世界観のあるバンドだからどんな風に準備をするのか興味深かった。
 
武田さん、西井さん、ユージさんは自ら出てきてセッティングしていたけど、デスベッド様が出てくることはなかった。デスベッドのボードを持ってきたのは西井さんで、最後に武田さんが音出し確認をしていた。
 
武田さんはどういう素材なのかわからないけど黒くてテカテカのシャツを着ていた。右サイドの刈り上げがゴリゴリに剃られてて気合い入りまくってるなーと思った。
 
「君の身体の上をカサカサと這い回る、それはまるで虫のような純粋行動。蠢動」
蠢動
インビシブルマンズデスベッド、ボーカルのデスベッドです」
挫折した殻
突・然・変・異
屈辱
君が僕を忘れるなら
爆砕
歪め表情
「僕が歌うと雨が降る、御免なさい」
雨中、御免なさい。
君の細い首を絞めてみたい
君を隠して
摩擦
襲来
デリー
 
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めちゃめちゃカッコよかったー。語彙力ないけど本当にカッコよかった。
 
君の細い首を〜のアレンジがよかった。最初弾き語りでテンポ遅めで始まってサビでバンドが入るアレンジだったと思うんだけど…書いててあんまり自信なくなってきた。
 
最後は武田さんがハンガーを頭にはめて*1ギターを弾いてて意味わかんなくて笑った。ステージに置いた脚立の上にギターを置いて、そのギターのネックに今度はデスベッドがハンガーをかけてお客さんが持ってたタオルを干したのもおもしろすぎて笑ったんだけどこの楽しみ方で正解なのかはちょっとわからない。でもあれは笑わせに来てるよね…?w
 
雨中、御免なさい。ではデスベッドに水をかけられて前髪べちゃべちゃにされたけど終わる頃には乾いていた。ライブ終わって明るくなってから足元見たら水たまりになっていたけど荷物置いていた人は大丈夫だったかな。インビシの最前は危険だね。
 
インビシはMCがないから曲数はかなりたっぷり聴けたと思う。ずっと世界観とかテンション感キープしたままで最後までやりきってすごい。3/4のメンバーはHEREのワンマンやってすぐだし武田さんに至っては9mmサポートもやってるし頭の中どうやって切り替えてるんだろう。
 
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物販でデスベッドのCD買ってきた。
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ずいぶんちゃんとしたフライヤーだなと思ってよく見たら今月の251のスケジュールだった。表紙!
 
このライブが来月も観れるというのがすごく贅沢。さらに贅沢を言うなら溢れる月光が聴きたいなーと思う。

*1:どこから持ってきたんだろう