主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

2017年9月19日(火)「オモチレコード presents MAD TUESDAY!」

2017年9月19日(火)
出演:おやすみホログラム/集団行動
 
念願の、そして初めての集団行動のライブ。相対性理論時代から真部さんの作る曲が好きだったからバンドの始動が発表されたときからずっと気になっていたし、アルバムもヘビロテしてた。なかなかライブの日のスケジュールが合わず、初ワンマンも行けなかったけど、このタイミングで観ることができた。
 
開演を10分くらい押していたかな?そこからSEが大きくなったり客電が落ちたりすることのないままメンバーが登場。これスタッフさんのミスじゃないよね?ぬるーっと出てきたからちょっとびっくりした。いつもこういう演出なんだろうか。
 
まだ正規メンバーを募集中のため、サポートメンバーとして上手にキーボードとベースがいる5人編成。
 
演奏が始まっていない状態でマイクを持つ真部さん。単独公演では演奏前に真部さんからの挨拶があったとナタリーのレポで読んだから今回も何か話してから始まるのかな?と思ったら「ドンドンパ!ドンドンパ!」と叫び出すまさかの展開。煽られて西浦さんや他のメンバーも叫び出して
「ぐるぐるまきにされたいか!」
 
キーボードがバックシートフェアウェルの間奏をちょっとだけ弾いてから演奏に突入した。
 
セトリはたぶんこんなだったと思う。
 
ぐるぐるまき
新曲1(テレビジョン?)
東京ミシュラン24時
バイ・バイ・ブラックボード
新曲2(充分未来?)
新曲3
ホーミング・ユー
新曲4
土星の環
バックシート・フェアウェル
 
最初バンドのイメージに合わない煽り方をするから大丈夫かな?と思ったけどそのあとは比較的淡々と進んでいった。
お客さんも全然手を挙げたりすることもなく、少し身体を揺らしながら聴いているだけ。
 
東京ミシュラン〜の前に里菜ちゃんが「東京ミシュラン24時!」と叫んだり、土星の環の前にも短いMCがあったりしたけど、MCは本当に短くてさっぱりめだった。特に告知することがなかったからなのもあるかもしれないけど、里菜ちゃんもまだライブ慣れしてなくてどんどん話せるタイプじゃなさそうだし、そのほうがバンドのイメージにも合っているのかな。

 

齋藤里菜ちゃんは前から見るとシンプルな黒のワンピースで後ろはグレーで真ん中が紐を互い違いに通して止めてある洋服でかわいい。
真部さんの服は白Tシャツに黒いジャケット?に短パンで帽子とメガネをかけていた。ナタリーのインタビューに載っていた写真のイメージ通りだな、と思ったけどカッコいいとかは一切思わない。でも途中で帽子とメガネを外してサラサラした髪を揺らしながら演奏しているのはちょっとカッコよかったかな。個人的にはそっちのビジュアルのほうが好み。
 
アー写やMVでもなんとなく感じていたことだけど、齋藤里菜ちゃんは佇まいが女優さんみたい。アイドルオーディションのファイナリストという紹介をされてるけどアイドルの雰囲気ではない。
東京ミシュラン24時では楽しそうにクラップを入れたりしていたけど、バックシート・フェアウェルでの物憂げな表情とか美しくて素敵だなーと思った。歌は特別上手いわけではないだろうけど、CD音源の印象と変わらなかったから聴き込んで行った側としてはうれしい。
 
バックの演奏に負けてボーカルがたまに聴こえづらかったのは残念。前の方で聴いてたから音のバランスが悪かったのかな?とも思うけど最前にいたわけでもないしそんなに広いハコじゃないしなー。
 
新曲のテレビジョン?と充分未来?は曲中にそのフレーズが入っていて、かつワンマンのセトリに入ってる新曲のタイトルと一致しているからおそらく曲名は合っていると思う。そういえばMCでは一切曲名は教えてくれなかったな。
 
新曲1はAメロで「テレビジョン ビジョン ビジョン」という歌詞があった。サビがどんな曲だったかは覚えていない…。
新曲2は「もう充分未来 充分未来 充分未来♪ 充分未来 充分未来 夢見た未来♪」というフレーズが頭に残った。この日聴いた新曲では1番印象的な曲だった。
新曲3はサビ頭で「目頭が熱くなる〜」みたいなフレーズがあるスローテンポの曲だった。歌詞もメロディーもいわゆる真部節とはちょっと違う、普通のJポップ寄りに感じたけどいい曲だった。
新曲4はAメロで「あなたは誰」みたいな歌詞があった気がする。アップテンポでロック系だったと思う。たくさん新曲があって早く次のアルバムが聴きたいけど、追加メンバーが入って馴染んでからになるのだろうか。
 
ライブで聴いてて、おお、と思ったのは真部さんが結構コーラスするんだな、ということ。相対性理論の初期のアルバムだと(男のコーラスいらないんじゃない…?)と思ったけど、集団行動のライブではその違和感はあまりなかった。バックシート・フェアウェルのラストの「ラーララーララー」はサポート含むみんなでコーラスしていたと思う。ライブだとどうやるのかな?と気になっていた箇所だったから意外で新鮮だった。
 
真部さんを生で観るのは初めてで、感動したり感慨深くなったりするかなーなんてぼんやり想像してたけど特別なことは何も感じなかった。相対性理論と集団行動は別物だし、初期相対性理論ではベースだったけど今はギターだし。何より私はずっと真部さんを映像でも写真でも見たことがなかったから憧れみたいな感情が薄かったのだと思う。作曲家としての尊敬はあってもプレイヤーとしてはあんまり。ビジュアル的にも、特にファッションだけど、全然カッコいいとも思わないw でも今後ライブやリリースを重ねて思い入れの深いバンドとギタリストになっていくのかもしれない。
 
 
 
女性2人組のアイドルグループ、という枠組みでいいんだと思うけど、今回はスリーピースバンドセットでの演奏。アイドルというよりツインボーカルのバンドのような印象を受けた。2人でハモって歌うことも多かった。 曲はわりと好みかなーなんて思ったけど、ファンの雰囲気がちょっと苦手だった。後ろで観てたから前の方で暴れてるのはまだいいんだけど、身体の大きい人がお酒飲みながらウロウロしてるのがちょっと怖かった。ドリンクカウンターが後ろにあるから仕方ないんだけど、なんかねー。初見の人を暖かく受け入れてファンにしよう、みたいな感覚はないんだろうな…。
 
アンコール終わったあとに物販を見に行ったら、里菜ちゃんが出てきて買った人に商品を手渡ししていた。物販買うか買わないか迷っていたんだけど、この機会にTシャツを買ってしまった。一言ふたことだけお話しもできてよかった。
 
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