主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

2017年10月12日「『YOU GOT 超 HIGH TENSION』Release Tour ~君をハイテンションにするツアー~」

2017年10月12日(木)
F.A.D YOKOHAMA
出演:HERE/HISTGRAM/ナナヲアカリ
 
HEREのアルバムリリースツアーin横浜。この2ヶ月間くらいHEREのライブに行く機会が多くてアルバムの新曲もすでに何曲かライブで聴いていたけどツアーは特別。時間もたっぷりやるみたいで楽しみだった。
 
HISTGRAM
 
アダチさんが上半身裸でフロアの後方から入場w そういえば前にHISTGRAMを観たときもそうだったわ。
 
FADはHISTGRAMにとってホームのライブハウスらしく、この場所でHEREのツアーに参加できるのはうれしい、という話から次回FADでやる企画ライブの告知など。
アダチさんはテンション高くしゃべって、ボーカルさんはちょっと落ち着いたしゃべりかたでバランスが取れてるのかな?「落ち着いてますけど気持ちはテンション高いです」みたいなことを言っていたはず。
 
アダチさんのドラムセットには鹿の角が生えている(?)のだけど角を叩くと角とは思えない「シャンシャン」という高くて大きな音が鳴るのが不思議。というかそもそもあれは角を叩いたときの音なのか?気になるけど真相は分からず。
 
楽しいと思ったら鹿ポーズをしてほしい、というようなMCがあって曲の盛り上がるところでお客さんが鹿を掲げていた。鹿、というか影絵のキツネと同じだと思うけどw
 
何の曲やったかとかは全くわかりません。ごめんなさい。
 
 
ナナヲアカリ
 
ロック兄弟で回帰さんと一緒にMCをやっていたナナヲアカリちゃん。主にボカロPの人から提供された曲を歌っているみたい?なんだけどこの界隈の音楽は全くわからない。でもちょっと暗めの歌詞でアップテンポで声はかわいらしい女の子という割と好みの音楽みたいで楽しみだった。というかHEREのライブ通っててこんなこと言うのはあれだけど基本的には男性ボーカルよりも女性ボーカルのほうが好き。
 
ギター、ベース、ドラムのバックバンドに加えて、後ろに張ったスクリーンにVJが映像を流していくというスタイル。バンドメンバーは男性だったけど、VJは若い女の子で曲中に手拍子煽ったりしている姿がかわいらしかった。ナナヲアカリちゃん自身は曲によってギターを弾いたり弾かなかったり。
 
アカリンは白いTシャツワンピみたいな服だった記憶があるんだけどちょっとあやふや。細くて華奢だった。髪型はおだんごを2つ作っていたんだけど、HEREの新衣装の生地を使ったシュシュで上から留めていてかわいかった!
 
ハイテンションを維持するのが大変なので、もしテンション下がってきていたら
「テンション!」って声かけてくださいwとMC。
 
曲を知らないからセトリまではわからないけど、以下の曲はやっていたはず。
 
ダダダダ天使
一生奇跡に縋ってろ
ハッピーになりたい
 
よく歌えるなって思う早口な歌詞があってすごい。この日は他の出演者も含めて音がかなり大きくてちょっとバンドに声が負けてるときもあったかな。FADはもともとの音響の設定が大きめなのかな。耳栓なかったら耳がかなり辛いと思う。ライブ自体は楽しかった!
 
 
 
HERE
 
当然アルバムの新衣装で登場。
 
HERE WE GO !!!!!!!!
チャンチャンチャンスDEダンダンダンス
LET’S GO CRAZY 
土壇場READY GO
オマエだけのブルースが鳴ってる
 
HERE WE GOをSEとして登場してそのまま音源に重ねる形で歌って、曲が終わるとすかさずチャンチャンチャンス〜が始まるというアルバムと同じ流れが気持ちいい。
 
回帰「今日は異色の対バンで、ロックスターと天使と鹿」w
アカリンは天使だから、と強調する回帰さん。
普段は楽屋で着替えるんだけど、アカリンは天使だからトイレで着替えました、と話す回帰さんw
回帰「なのにヒストグラムのあだちが上半身裸で、『お前今日はダメだぞ』って」w
 
アカリンとはロック兄弟のMCで一緒だったが、そのときはゲストアーティストの曲を聴いていたのでアカリンの曲を聴いてなかった。
回帰「聴いてみたらカッコいいじゃないですか!テンポ早くてロックで」
宮野「テンポ早いのはジャスティスだからね」
 
タイアップは君だ
ロックンロールバンド
 
前日に突然発表されたあの話題。
回帰「武田と三橋、実はね11月13日で誕生日同じなんですよ、この二枚看板を差し置いて」
ドラムの宮野さんのバースデーコンサートが開催される。ちなみにオープニングアクトとしてHEREが出るのだが、チケットには『60分系』というよくわからない文字。
回帰「60分系って1時間半あるかもしれないって話も」
宮野「チャンスを与えたい」
回帰「いいんですか⁉︎」
宮野「インディーズバンドにチャンスを与えたい」w
 
今日からチケットの手売りが始まっているが
回帰「まだ16枚しか売れてないらしいんですけど大丈夫ですか」w
ちなみに私は開演前に買いましたーw
 
回帰「何歌うんですか」
宮野「愛のマスター」
回帰「持ち歌3曲くらいしかないでしょ」
宮野「人間50年〜」
回帰「それはみんな知ってるんだけど、他に何かあるの」
回帰「それはガンズアンドローゼズの曲だから」
宮野「持ち歌は無限にありますから」
 
 
1番と2番の間の「愛のドッジボール」って歌いそうで歌わないところ間違えて普通に歌ってた。いや全然いいんだけどね。あっ歌ったなーって思っただけw
 
後半のどこかのタイミングでテーブル花道作ったんだけどどの曲のときだっけ?
 
ギラギラBODY&SOUL 
はっきよい
 
いつもは最後のMCで「HEREのライブはアンコールないですから」と言うんだけど、この日はそれがないままライブ終了。珍しくアンコールあるんだーと思ってわくわくした。
 
アンコール
 
HEREはハイテンションをコンセプトに…、コンセプトとかテーマというと軽くなってしまうけど、ハイテンションは生き様。
ハイテンションというのは別に大きい声を出さなくてもいい。夢中になれるものとか人に熱中することをハイテンションと呼んでいる。僕みたいに大きい声とか大げさな動きをしなくてもいいのでじわっとでもいいのでハイテンションを表現してください、というような内容のMC。
 
 
愛すべきエブリデイ
YOU GOT 超 HIGH TENSION (流れ的にこれだと思い込んでいたけど、イントロがなかった気もするからこっちもHERE WE GO だったのかも…)
 
ラストはハンドマイクでみんな前に出てきて一緒に歌って終わり。
 
 
アンコールの流れで図らずもグッと来てしまった。HEREに感動みたいなものは全然求めていないし普段のひたすら盛り上がって楽しんで終わり!というライブで充分満足しているんだけど、こういうライブもいいなと思う。
見た目でちょっと怖いのかな?とか近づきがたいと思われそうなバンドだけど、ライブに来てみるとお客さん含めとてもあったかいバンドだと思う。HEREのライブに行き始めた頃のそんな感想を久しぶりに思い出した。
 
f:id:mccice:20171115234450j:image
 
このときはまだワンマン行けるかわからない状態だったんだけど晴れて行けることになったのでめちゃくちゃ楽しみ!期待してたけど聴けなかった「早く大人になって」をライブで聴きたい。宮野さんの復活をそっと祈りながら(ワンマンは厳しそうだけど)気持ちを高めておく。

2017年10月10日 代官山UNIT

FOX LOCO PHANTOM presents 感情X線SPECIAL 
 
2017年10月10日(火)
出演:FOX LOCO PHANTOM/アルカラ/HERE/リムキャット
 
 
FOX LOCO PHANTOMの10周年を祝うイベント。とは言ってもFOXは7月に一度ライブで観ただけで全く詳しくないので普通にHEREのライブを楽しむためにチケットを買った。そうしたら直後にアルカラの出演が発表されてちょっと得した気分。
 
 
リムキャット
オープニングアクト。全く何も知らない状態で観た。男女ツインボーカルでDJがいて、ドラマーも女性というちょっとおもしろい編成。
 
FOXのライブに通っているうちにメンバーと仲良くなって2年前からFOXのローディーをやっている。
アルカラもHEREも好きで普通にライブ観に行ってるし、ムロフェスも行ったし、みなさんと同じ普通のライブキッズなので今日のライブに出れてうれしいです。との男性ボーカルさんのMC。
 
「リム“キャット”」なので「ニャー」と答えてほしいというお願い。なんて言葉に対してニャーだったのか全く覚えてないけど…。くだけねこの先輩が横で観てるので緊張するんですけどやります、と言っていたと思う。
 
 
HERE
アルバムの新衣装で登場。
 
チャンチャンチャンスDEダンダンダンス
己STAND UP
土壇場READY GO
ギラギラBODY&SOUL
LET’S GO CRAZY 
 
セトリはたぶん合ってるけどMCのタイミングは忘れた。
 
回帰「アルカラの太佑さんとも話してたんですけど、FOX、2007年ってバリバリ活動してたんですよ。あのとき251で見たな、とかいろいろ考えて」
回帰「これアニバーサリー商法だな!」
 
回帰「FOXのファンの人どうですか⁉︎」
フロア「……。」
回帰「あれ⁉︎これタブー⁉︎」ww
 
回帰さんはまたギラギラ〜の途中でジャケット脱いで振り回してた。
 
「田原さんお休みだから田原さんのぶんも頑張るよ!」と三橋さんと武田さんに迫る回帰さん。元気良く答える武田さんかわいい。
 
『LET’S GO〜のときだったかな?ツインギターが向かいあって弾いてたけど回帰さんが邪魔だった』とライブ直後に書いたメモに残っていた。回帰さん邪魔だったって、ごめんねw
 
セトリは最近のライブでやってるいつもの曲という印象だけど、最近個人的にライブ行く回数多かったら当たり前だよな。新鮮味のあるセトリはツアーに期待。
 
 
アルカラ
 
昨年末のO-Crestライブで初めて観て以来のアルカラ。まだ全然詳しくないんだけど、少しずつアルバム借りて聴いたりしていて、好きなタイプの音楽だなと思っているので観ることができてうれしい。
 
最初のMCでネコとキツネに挟まれてくだけねこで、HEREはカマキリしかいないですけど、みたいなことを言ってたんだけどHEREのメンバーとファンからも存在の薄いカマ吉を把握してる稲村さんすごいなw
 
ギターの田原さんは体調不良のためお休みで、サポートとしてfolcaの為川さん。「サポートはfolca為川裕也!」とちゃんと紹介したけど、今日は田原さんが休みだということは説明しなかった。みんながみんなネットを細かくチェックしてるとは限らないから言ったほうがいいと思うのだけど。
 
FOXはMCでバンド名をわざと間違えるノリをやっているらしく、
稲村「『ピリ辛』って言われるんだけどあんまり面白くないんで、『激辛』くらいにしてくれたら」w
 
途中で唐突に「武田くんのモノマネ」と言って声でも動きでもなく、ギター弾いてる横顔という角度モノマネをしていた。私は武田さんファンだから表現したいことがわかったんだけど、他のお客さんに伝わっていたのだろうかw
 
セトリはわからないんだけど、さすらいと半径30cmの中を知らないと夢見る少女でいたい。はやってたはず。
さすらいのプログレ(でいいのかな?)な感じが好き。めちゃカッコいい。
 
他のバンドについてはいろいろ触れてくれるし、どうでもいい話はいろいろするのに、田原さんがお休みのことに関しては触れなかったのはちょっともやっとしてしまう。太佑さんのキャラならどうとでも話せるだろうから余計にね…。
 
ここまでの文章はもともと書いてあったもの。先日のアルカラの脱退発表を見てちょっとこの記事を上げるのがためらわれたけど、そんなに読んでる人がいるブログでもないしいいかな、と。アルカラのメンバーがこのライブをどんな状況の中で行なっていたかを知ってしまうとちょっと居た堪れない気持ちになる。メンバーはそんな状況でもいつも通りのライブをしようとしたのだろうし、私の素直な感想はカッコよくて楽しいライブだったと思ってる。
 
 
 
出てきて早々に「アニバーサリー商法だとか13周年だとか言われてますけど10周年です!」とMC。
 
アルカラの稲村さんが言っていたバンド名を間違えるくだりは
リムキャット→トムキャット
HERE→THERE
そしてアルカラに関しては今っぽい新作を考えてきた、とちょっと溜めてからの『メルカリ』w
 
どっかの曲中にお客さんを全員座らせる場面があって、「いつも後ろのほうとか座らない人いるんですけど、今日のお客さんはお人好しですね」と言っていた。物販とドリンクカウンターのほうにいるお客さんまでみんなしゃがみこんでいた。後ろのほうはHEREのファンの率が高かった気がするけど、確かにHEREのファンはお人好し多そうだと思う…w
 
曲全然知らないけどYouTubeでちょっと聴いたりしててmidnight sky walkerと東京ロックスと群青バタフライはやってた気がする。自信はないw
群青バタフライはちょっと好きなタイプの曲。
 
最後に「活動ペースが落ちてしまって実質5年くらいな気もするけど」と言っていて、結局何年なんだよ!と心の中でつっこんだけど、このイベントができてメンバーがうれしそうなのは伝わったよ。
 
f:id:mccice:20171108232723j:image
 
帰りにツアーTシャツと武田カラーシュシュと缶バッジを買ってきた。実はHEREのTシャツを買うのは初めて。やっと着てもいいと思えるデザインのTシャツが発売されたと思ったのは私だけじゃないはず。2日後にはツアー横浜だったのでHERE装備でライブに行ける準備ができて今日の任務完了、という気持ちで帰宅した。
 
 

2017年9月26日「カンカンバルカン大道芸」

2017年9月26日(火)
上野公園カエルの噴水前
出演:カンカンバルカン(小春/トンちゃん/ゴマちゃん/オカピ/ふーちん)
 
約1年ぶりになるカンカンバルカンの大道芸に行ってきた。チャラン・ポ・ランタンとしてメジャーデビューしている小春ちゃんが年に1度は必ずやっている大道芸。やらないとヘブンアーティストの資格がなくなってしまうかららしいけど、貴重なオフの日を距離の近いイベントに使ってくれる小春ちゃんには感謝。
 
10分くらい前に現地に着くとすでにファンによる人だかりができていた。それを見て何も知らない通りがかりの人も立ち止まっていくみたいだった。
 
1時間の演奏時間で30分の2回まわし。1回目と2回目で同じ曲をやっているし順番も覚えていないけど、演奏した曲はこんな感じ。
 
CARAVAN 
ムスタファ
ハバナギラ
荒野の七人
カシスオレンジ
 
Twitter見てもあんまり何の曲やったとか上がってなくて自信ないけど、この曲は合ってると思う。カシスオレンジでテンション上がった人はいないのだろうか…。私大道芸観るの3回目だけど初めて聴いたよ?すごく好きな曲なんだけどみんないまいちなのかな?もしくはインディーズ時代の曲までは聴いていないファンの人が多いのか…。
 
始める前に「何の曲やるか決めます」と言ってメンバーで相談していたけど、前回観たときよりもパッと決めてグダグダ感がなかったのがよかった。
 
小学校上がる前の小さな子どもも観に来ていて、話かけてみたり目の前で演奏してみたりしてメンバーが楽しそうにしているのが微笑ましかったなー。
 
今回は投げ銭*1で小春ちゃんアコーディオンの蛇腹に挟んで来れたので満足w
 
f:id:mccice:20171012130859p:image
f:id:mccice:20171012130905j:image
f:id:mccice:20171012131649j:image
f:id:mccice:20171012131717j:image
 
 
 
 

*1:銭という字だけど実際は千円札。30分のターンで千円札出すのが相場だと思う。次回の参考にどうぞ

2017年9月25日「HERE『YOU GOT 超 HIGH TENSION』発売記念 ミニライブ&HERE WE GOポーズで撮影会&メンバーサイン会」

2017年9月25日(月)
出演:HERE
 
HEREの新作アルバムのインストアイベントに行ってきた。新譜を出すたびにインストアイベントをやっていたと思うけど、なかなか都合がつかなかったので一つ前のアルバム『ハッスル』以来のインストアだった。
 
社会人にうれしい21時開始。まだちょっと仕事残ってるなーと思いながら会社抜けてきたけどw 着いたのが10分前とかだったのでわりと後ろめから観た。HEREを観るときは2〜3列目が多いからちょっと新鮮だった。
 
登場SEはHERE WE GO!!!!!!!!
 
ハッスルのツアーのときに序章をSEにしてたから、今回のアルバムのツアーでもアルバムのOP曲をSEにするのだと思う。
 
衣装は当然新作アルバムの衣装。そういえば全員が新衣装を着ているところを見たのは初めてっぽい。
 
チャンチャンチャンスDEダンダンダンス
はっきよい
土壇場READY GO
 
アルバムに入ってないからはっきよいやるのは意外だった。ライブの定番曲だもんなー。私はそろそろ死ぬくらい〜をライブで聴きたいのですが、まあ仕方ないかな。
 
回帰「無料ってことはわかってますよね?」
いつもこんなこと言ってる気がするけど、「実演販売ですから」って言ってたのはちょっとおもしろかった。
 
ギラギラBODY&SOUL
LET'S GO CRAZY 
 
会場の立地的にドラムを運ぶのが困難なためか電子ドラム。前にタワレコ新宿で観たときもそうだったと思う。
 
PAさんは西井さんだったのかな?全く見えなかったけど、メンバーが特典会中に壱さんと2人で片付けをしてたからたぶんそうだと思う。
 
はっきよい以降、武田さんの音が大きくて三橋さんは小さかったような気がする。ライブハウスじゃないから爆音でやるわけにいかないしこんなものだと思うしかないんだろうけど。
 
ステージが狭いために武田さんの華麗な動きは見れず。そんなステージにも関わらず、回帰さんが途中でジャケットを脱いで振り回してツインギターの頭に当たりそうだったのはちょっと笑った。
 
ギラギラ〜のとき、回帰さんが振り付けをやらないから武田さんが煽って結局振り付けをやる流れになってた。Twitterの動画見たら武田さんの動きがめちゃくちゃキレキレだったんだけど生で観たとき気づかなかったわw
 
ちなみに今回の反省点。CDと参加券忘れないようにということばかり意識してグッズを持ってくるのをすっかり忘れていた。次があったらラババンとリストバンドくらいは持って行きたい。せっかく一緒に写真が撮れるんだからTシャツとかタオルもほしいけど仕事がある日だとちょっとむずかしい。
 
 
ライブのあとは撮影会&サイン会。
撮影係はカメラマンの高畠さん。プロのカメラマンに撮ってもらうの贅沢だよね。まあ機材は私のiPhoneだけど。プロとしては何枚か撮っていいものを選ぶのが当たり前だからなのか、みんな2〜3枚ずつ撮ってくれていたみたい。ありがたい。ちなみに前回のときはチェキ会だったから何枚も撮れるわけない。自前のカメラになることでこんなメリットがあるとは思わなかった。でも時間の制約もあるだろうし次回も同じことは期待しちゃダメ*1
 
写真を撮ってからサインをもらうというシステム。一人ひとりと話すことはできなかったけど回帰さんとはちょっと長めに話して、翌日の渋谷のラジオも観に行くことを伝えられたのでOKということにする。
 
接触するとなんだかんだで舞い上がってしまって記憶がふわっとしてるので今回の記事はこんなもので終わり。また通常のライブに行く予定があるので楽しみにしてる。アルバム発売前にはライブでやっていなかった曲を早く生で聴きたい。
 
 
 

*1:むしろ次のリリースの頃にはインストアイベントができないくらいブレイクしてくれててかまわないよ

2017年9月19日(火)「オモチレコード presents MAD TUESDAY!」

2017年9月19日(火)
出演:おやすみホログラム/集団行動
 
念願の、そして初めての集団行動のライブ。相対性理論時代から真部さんの作る曲が好きだったからバンドの始動が発表されたときからずっと気になっていたし、アルバムもヘビロテしてた。なかなかライブの日のスケジュールが合わず、初ワンマンも行けなかったけど、このタイミングで観ることができた。
 
開演を10分くらい押していたかな?そこからSEが大きくなったり客電が落ちたりすることのないままメンバーが登場。これスタッフさんのミスじゃないよね?ぬるーっと出てきたからちょっとびっくりした。いつもこういう演出なんだろうか。
 
まだ正規メンバーを募集中のため、サポートメンバーとして上手にキーボードとベースがいる5人編成。
 
演奏が始まっていない状態でマイクを持つ真部さん。単独公演では演奏前に真部さんからの挨拶があったとナタリーのレポで読んだから今回も何か話してから始まるのかな?と思ったら「ドンドンパ!ドンドンパ!」と叫び出すまさかの展開。煽られて西浦さんや他のメンバーも叫び出して
「ぐるぐるまきにされたいか!」
 
キーボードがバックシートフェアウェルの間奏をちょっとだけ弾いてから演奏に突入した。
 
セトリはたぶんこんなだったと思う。
 
ぐるぐるまき
新曲1(テレビジョン?)
東京ミシュラン24時
バイ・バイ・ブラックボード
新曲2(充分未来?)
新曲3
ホーミング・ユー
新曲4
土星の環
バックシート・フェアウェル
 
最初バンドのイメージに合わない煽り方をするから大丈夫かな?と思ったけどそのあとは比較的淡々と進んでいった。
お客さんも全然手を挙げたりすることもなく、少し身体を揺らしながら聴いているだけ。
 
東京ミシュラン〜の前に里菜ちゃんが「東京ミシュラン24時!」と叫んだり、土星の環の前にも短いMCがあったりしたけど、MCは本当に短くてさっぱりめだった。特に告知することがなかったからなのもあるかもしれないけど、里菜ちゃんもまだライブ慣れしてなくてどんどん話せるタイプじゃなさそうだし、そのほうがバンドのイメージにも合っているのかな。

 

齋藤里菜ちゃんは前から見るとシンプルな黒のワンピースで後ろはグレーで真ん中が紐を互い違いに通して止めてある洋服でかわいい。
真部さんの服は白Tシャツに黒いジャケット?に短パンで帽子とメガネをかけていた。ナタリーのインタビューに載っていた写真のイメージ通りだな、と思ったけどカッコいいとかは一切思わない。でも途中で帽子とメガネを外してサラサラした髪を揺らしながら演奏しているのはちょっとカッコよかったかな。個人的にはそっちのビジュアルのほうが好み。
 
アー写やMVでもなんとなく感じていたことだけど、齋藤里菜ちゃんは佇まいが女優さんみたい。アイドルオーディションのファイナリストという紹介をされてるけどアイドルの雰囲気ではない。
東京ミシュラン24時では楽しそうにクラップを入れたりしていたけど、バックシート・フェアウェルでの物憂げな表情とか美しくて素敵だなーと思った。歌は特別上手いわけではないだろうけど、CD音源の印象と変わらなかったから聴き込んで行った側としてはうれしい。
 
バックの演奏に負けてボーカルがたまに聴こえづらかったのは残念。前の方で聴いてたから音のバランスが悪かったのかな?とも思うけど最前にいたわけでもないしそんなに広いハコじゃないしなー。
 
新曲のテレビジョン?と充分未来?は曲中にそのフレーズが入っていて、かつワンマンのセトリに入ってる新曲のタイトルと一致しているからおそらく曲名は合っていると思う。そういえばMCでは一切曲名は教えてくれなかったな。
 
新曲1はAメロで「テレビジョン ビジョン ビジョン」という歌詞があった。サビがどんな曲だったかは覚えていない…。
新曲2は「もう充分未来 充分未来 充分未来♪ 充分未来 充分未来 夢見た未来♪」というフレーズが頭に残った。この日聴いた新曲では1番印象的な曲だった。
新曲3はサビ頭で「目頭が熱くなる〜」みたいなフレーズがあるスローテンポの曲だった。歌詞もメロディーもいわゆる真部節とはちょっと違う、普通のJポップ寄りに感じたけどいい曲だった。
新曲4はAメロで「あなたは誰」みたいな歌詞があった気がする。アップテンポでロック系だったと思う。たくさん新曲があって早く次のアルバムが聴きたいけど、追加メンバーが入って馴染んでからになるのだろうか。
 
ライブで聴いてて、おお、と思ったのは真部さんが結構コーラスするんだな、ということ。相対性理論の初期のアルバムだと(男のコーラスいらないんじゃない…?)と思ったけど、集団行動のライブではその違和感はあまりなかった。バックシート・フェアウェルのラストの「ラーララーララー」はサポート含むみんなでコーラスしていたと思う。ライブだとどうやるのかな?と気になっていた箇所だったから意外で新鮮だった。
 
真部さんを生で観るのは初めてで、感動したり感慨深くなったりするかなーなんてぼんやり想像してたけど特別なことは何も感じなかった。相対性理論と集団行動は別物だし、初期相対性理論ではベースだったけど今はギターだし。何より私はずっと真部さんを映像でも写真でも見たことがなかったから憧れみたいな感情が薄かったのだと思う。作曲家としての尊敬はあってもプレイヤーとしてはあんまり。ビジュアル的にも、特にファッションだけど、全然カッコいいとも思わないw でも今後ライブやリリースを重ねて思い入れの深いバンドとギタリストになっていくのかもしれない。
 
 
 
女性2人組のアイドルグループ、という枠組みでいいんだと思うけど、今回はスリーピースバンドセットでの演奏。アイドルというよりツインボーカルのバンドのような印象を受けた。2人でハモって歌うことも多かった。 曲はわりと好みかなーなんて思ったけど、ファンの雰囲気がちょっと苦手だった。後ろで観てたから前の方で暴れてるのはまだいいんだけど、身体の大きい人がお酒飲みながらウロウロしてるのがちょっと怖かった。ドリンクカウンターが後ろにあるから仕方ないんだけど、なんかねー。初見の人を暖かく受け入れてファンにしよう、みたいな感覚はないんだろうな…。
 
アンコール終わったあとに物販を見に行ったら、里菜ちゃんが出てきて買った人に商品を手渡ししていた。物販買うか買わないか迷っていたんだけど、この機会にTシャツを買ってしまった。一言ふたことだけお話しもできてよかった。
 
f:id:mccice:20171004234842j:image

2017年9月5日「HERE『爆音先行試聴会』」

2017年9月5日(火)
学芸大学メイプルハウス
出演:HERE (ゲスト)壱/ハジメタル/日下貴世志/高畠正人
 
HEREのアルバム発売に先駆けてみんなで音源を聴いて楽曲にまつわる話を聴こう、という趣旨のイベント。楽しかった!
記憶の限り書き起こしてみる。メモを取っていたわけではないから完全に記憶頼りなので読んでくれている人がいたら話半分だと思ってください。抜けてるところもたくさんあるだろうしニュアンスみたいなものが違ったり伝わらなかったりもするだろうし、このライブで話した内容自体がどこかに上がる可能性もあるから問題ありそうだったら消します。あともう先に書いておくけど、三橋さんの話の中で多く出てきた「このバンドのイメージで」とか「このギタリストっぽく」みたいなところは全然覚えてなくてごめんね。自分に基礎知識がないから全然頭に入らなかった。
 
開場が10分くらい押していて、カメラマン(というよりこの日はインタビュアー)の高畠さんがもう少し待ってねーと言いながら列の横を通り過ぎていく。
焦らされて中に入るとタイアップの衣装で普通に料理をよそっているメンバーw 始まる前から距離が近い。 なんとなく文化祭感があると思った。宮野さんが会計係、武田さんたこ焼き、三橋さん焼豚、回帰さんカレー。
 
f:id:mccice:20170912130956p:image
 
三橋さんの焼豚はトロトロでマジで美味しかった!回帰さんのカレーは「今日は何カレーですか?」ときいたら「豚肉と海老のデュエットカレーだよ」と言っていたと思うんだけど…私が食べた中に海老は見当たらなかったw 海老の香りはしたから入ってはいたと思うけど。あとアサリが入ってた。
1番食べたかったはずの武田さんのたこ焼きは食べていない。「山芋入ってるよー」って会話が聞こえてきた気がしたんだ…本当に入っていたのかは定かではないけど、本人に確認しに行く勇気がなかった。口や喉が痒くなる自分の体質が悪い。
 
各自食べるものを買って食べて、とやっていたら普通に19時回っていて開演も押しでスタート。
最初はアコースティックミニライブ。回帰さんがぬるっとステージに上がって始まった。
 
土壇場READY GO
回帰さんの弾き叫び 。
 
オマエだけのブルースが鳴ってる
三橋さんを呼び込み2人で演奏。三橋さんはエレキ。
 
愛のドッチボール
武田さんと壱さんも呼び込んで珍しい4人編成。三橋さんアコギ、武田さんエレキ。
それまでたこ焼きを作っていた武田さんがステージに向かわなければいけなくなったので、
回帰「日下さんたこ焼き焼いておいてください」w
ゲストにお呼びしたエンジニアさんにたこ焼き焼かせるとかひどいって思ったけど、真面目にやってくれてたw
 
チャンチャンチャンスDEダンダンダンス
宮野さんカホン
回帰「そして、もう一人、スペシャルゲスト!」
ハジメタルさん、しかもライブハウスに常設してある生ピアノ。すごいレアな編成だよね??もともとハジメタルさんは演奏の予定はなかったけれど、会場入りしてみたらピアノがあったから急遽やってもらうことになったらしい。ハジメタル先生ありがとうございます。
 
 
ステージにテーブルとイスが運ばれ、上手から高畠さん、回帰さんの順で座る。
今日はロック兄弟のときみたいにはしゃべらない。進行は高畠さんにお任せ。
回帰「僕はビール飲めて音楽聴ければ満足なんで」
高畠「ぶっ通しで聴くと変な空気になるので何曲か区切りのところで区切ってそれに関係する人を呼んでトークします。
HEREのメンバーがメディアで語ったりすることはほぼないからね、音流*1くらい?」
回帰「音流もほとんどアルバムの話してないです笑 増子さん*2と距離が近すぎて」
 
回帰「おやっさん、乾杯したらBGM流してください」
BGMじゃないよね?笑とちょっとざわざわするお客さん。
回帰「このロックはBGMじゃない」まだ飲んでないのに酷いね、と。
高畠「ライブが終わったから安心してるでしょw」
回帰「YOU GOT 超 HIGH TENSION ‼︎」で乾杯。
 
1.HERE WE GO !!!!!!!!
2.チャンチャンチャンスDEダンダンダンス
3.タイアップは君だ
 
最初のトークゲストは日下さんと武田さん。
座って早々武田さんとSNOWで自撮りする自由な日下さんw 
 
どういう流れだったのか覚えてないんだけど日下さんの話してた印象的なとこ。
家で一人で大きな音で音楽かけて変な踊りをするっていう、一人暮らしだからできる結婚してたらできない、「まあ結婚もしたいんですけど」
日下「今日婚活のつもりで来てるんで」w
このアルバムもそうやって家で聴いてるよ、って話だったのかなぁ、本当に覚えてない。
 
そもそも日下さんとの出会いはいつからなのか。
インビシ時代に突然やって来てお願いされた。
回帰「それ僕ですよねw」
インビシの2ndアルバムから担当している。当時日下さんが担当していたbloodthirsty butchersUAの泥棒というアルバムを聴いてこの音やばいな、と思っていた回帰さん。
「レコード会社の人にお願いしたい人いる?誰でもいいから名前挙げてみて」ときかれて真っ先に答えた。
日下さんはどこにも連絡先を公表していなかったがレコード会社の人が探してくれた。当時日下さんは知り合いからの仕事しか受け付けていなかった。
回帰「一流だから」
日下「超一流ね笑」w
高畠「いきなり来ることなんてあるの?」
日下「ないよw CD渡されたりとかはあるけど」
なぜインビシをやることになったのか。
依頼があってすぐにインビシのライブがあって観に行ったらストローを投げていて「いいねー」と思ったから、らしいw
 
日下「武田くんに『ゴールデンウィーク僕たちと伊豆に行きませんか?』と言われて」
言われたら行くしかないよねーみたいなことを言ってた。
去年のクリスマスも一緒だった。
 
回帰「タイアップと比べても音がすごくよくなってるのはどうしてですか?」
日下「まだまだ成長してる。出会ったころは受精卵みたいなものでそれでもあんなにいい音だったんだから。メンバーの機材、電源周りとかも変わってて出てる音も違うし」
回帰「30代、40代になっても成長できるんですね」
 
以前と曲作りの方法が変わった、という話。
タイアップは君だ、LET'S GO〜、チャンチャンチャンス〜は歌とコード進行だけをもらって武田さんがデモを作った。
曲がシンプルな裸の状態で来るから
武田「服着ろってw」
回帰「服着せてって」
 
タイアップはイントロのターラララーララターラーンタンタの「ンタンタの部分がポイントだから」と修正されたけどそれ以外は武田さんの編曲のまま。でも回帰さんは自分の発言を覚えていなかったみたい。
 
 
4.土壇場READY GO
5.ギラギラBODY&SOUL
6.早く大人になって
 
次のトークゲストは壱さんハジメタルさんのサポート組。
 
壱「『早く大人になって』みたいな曲はいつかやると思ってました」ちょっとドヤ顔。
回帰さんはよく車の中でブラックミュージックを聴いているので遅かれ早かれHEREでもそういう曲が出てくるのだろう、と。
回帰「HEREは運転する人がDJになるというルールで」
高畠「それ他のみんなが何流してるのか気になるね」
壱「エビ中の人とかもいそうですけど」
回帰「僕はブラックミュージックとかブルースとか、ブルースはみっつーか。みっつーは昔の、ほんっと渋いブルース」
三橋「戦前の」w
武田さんはエビ中か、9mmのレア音源。
武田「ライブのライン録音とか(と言ってたと思う…たぶん)
高畠「めちゃくちゃ聴きたいやつじゃん」
宮野さんは大河ドラマwww
深夜で車内みんな寝ているときに『殿ー!殿ー!!』と聞こえてくるw
宮野「みんなの命を守るためだったらなんでもしますよ」
もはや誰もつっこんでもなかったけど、なんで宮野さんはドラマ見てただけなのにそんなカッコいい言い回しで返せるのだろうかw
運転してる人が眠くならないようにテンション上がるものを流すのが大事なんだということらしい。
 
壱さんはブラックミュージック好き。
レッチリ好きだしMISIAのコピーもしてた。
回帰「MISIAのコピーする人いないよね」
 
この曲ライブでできるのかな、という問題。
回帰「そこは新たな解釈で」w
早くも逃げようとしてるw
次の稲毛のライブでやるかもしれないしやらないかもしれない、と言っていたけど、結局ちゃんと演奏したみたい。早く聴いてみたいー。
 
早く大人になってはシンセがたくさん入っている。
ハジメタルはレコーディングに参加しているわけではなく自宅でレコーディングするのでいつも尾形メモを渡される。わりと具体的に誰々のあの曲みたいに、という指示をもらうそう。今回は岡村ちゃんの◯◯みたいに、という指示があったらしい。
「『塵みたいな音』がたくさん入ってる」と何度も言っていた。普通に聴いていたら気づかないくらいの音だけど、入っているのといないのとでは全然違うだと。
この曲はハジメタルが入ることが計算されたうえで作られている。
キーボードソロもあるけどソロっぽくないふわっとしたフレーズ、みたいなことを言ってた気がするけど記憶が曖昧。
いつも目一杯たくさん弾いて投げ、必要ないフレーズは回帰さんが削るという方法を取っている。
今回は割と採用されてるし音も大きめに入っていてちょっとびっくりしたみたい。
 
曲を聴いただけだと完成形が見えていないけど、尾形メモの指示通り弾いてみてなるほど、と思うらしい。
回帰「ハジメタルでもそうなんだ。もっと読んだ段階で頭の中でイメージできてると思ってた」
 
ハジメタルさんは演奏中に前に出てきてキーボードを弾かずに踊っているイメージが強くて、話すときもグイグイ来るのかと想像していたけど、「回帰さんが〇〇とおっしゃってて〜」みたいな落ち着いた丁寧な話し方でちょっと意外だった。
 
1stアルバムの死ぬくらい~のときはクリックを使っていなかった。2ndは半々、3rdのハッスル以降はクリックを使っている。
ハジメタル的にはテンポが一定なので鍵盤が入れやすくなった。
 
 
8.オマエだけのブルースが鳴ってる
9.DO YOU GET 超 HIGH TENSION?!!
 
ラストパートのゲストは宮野さん三橋さん。
回帰「三橋先生と、宮野部長」
いつから部長に?何部?
宮野「営業部」w
 
アルバムの中盤、ディープな部分。
回帰「『早く大人になって』からのこの流れだからね」
 
三橋「最初と最後がいいだけではなくて真ん中がギュッと詰まってるのが名盤だと思う」
戯曲じゃなくて楽曲でいいものができてよかった、というようなことを言ってた。
 
愛のドッジボールはもともと『愛のかたまり』というタイトルだったのを日下さんの意見で変更した。
日下「何千、何万と曲を聴いたけど『ドッジボール』は初めてだから」これはタイトルに使うしかないでしょ、と思ったらしい。すごく印象に残る曲名になって日下さんナイスプレーすぎる。
 
オマエだけのブルースが鳴ってる
O-WESTワンマンの無料配布から録り直ししてる。前回の配布音源は武田RECだった。
お客さんから「なんで歌詞変えたんですか?ムササビからモモンガになりましたよね?」と質問。
モモンガにしてポップになった。モモンガはかわいいと思う。レコーディングのとき日下さんにも意見を求めたらしいが、
回帰「日下さん、モモンガどうですか?」
日下「いいね〜」w
基本全部肯定するw
 
DO YOU GET〜は武田さんのパート以外は三橋さんがデモを作った。
ソロ回しでパート紹介する曲だと発注された、と三橋さんが言ってた気がするけど記憶が曖昧。
デモを作るのにドラムソロを打ち込むのは結構面倒。YouTubeで『BPM120 ドラムソロ』で検索してヒットした韓国人のめちゃくちゃ上手いドラムソロの音源を貼り付けて作成した。
回帰「家で聴いて腹抱えて笑った」
 
土壇場READY GO
武田さんが何かのリフを弾いていた。回帰さんは「何か生み出そうとしているのかな」と思っていたけど、実は『バベルのこどもたち*3』。
三橋「16部音符のむずかしいやつがあって」
そのときたまたま別のものを弾いていた三橋さんのリフと一瞬合わさったのを回帰さんが聴いて「今の!」となった。
武田さんはサポートのためにいち早くもらっていたバベルの練習中だったのだが、他のメンバーはまだ曲を聴いたことがなかった。
回帰「結果全っっっ然違う曲になりました」
高畠「(似た曲になったら)まずいもんね」
 
土壇場だったかな??
三橋さんがキメキメのソロを持って行ったらそれは違うと言われた。
三橋「改めて自分に求められているのはアドリブっぽいソロなんだと」
回帰「メタリックなキメキメだったからそれは違うよって」
ペンタトニック、ヨナ抜き音階ってやつが得意だよね、と言ってたと思う。
 
レコーディング中に宮野さんの自宅が火事になった話
宮野さんの希望でまだ多少簡単な土壇場から録り、次の日は別の曲を録り、「部屋戻って休んでたら?」とメンバーに言われて戻ったらすぐに電話があった。
ボーカルはみんなが録り終わらないと録れないから回帰さんは早く歌録りしたくてしょうがなかった 。
回帰「宮野ここにいるし楽器ここにあるし、早く俺に歌わせろ」w
宮野「誰も『帰ったほうがいいですよ』とか『電車の時間調べますよ』とか言ってくれない」w
宮野「自分の身体と楽器とメンバーがここにあるから大切なものないな」
高畠「宮野くんの心が大きすぎるよねw」
自宅にある大切なものといえばインビシのマスターテープがあったけど
三橋「デジタル化してますからね」
 
『早く大人になって』だったかな?
「こんな感じのドラムで」と三橋さんがYouTubeを見せる。
宮野「おおぉぉ」とびっくりしながら焦るようなリアクションw
誰かに「動揺するんだw」とツッコまれていた。
 
宮野さんはドラムテックの三原さんにめちゃくちゃ厳しく言われたらしい。初回盤付属のDVDに入ってるけど本当はその10倍くらい言われていた。
三橋「(怒られているところがたくさん入ってると)見てる人が不快に思っちゃうかもしれないから」
回帰「丸山監督に大量の映像素材を渡して」たぶん全部は見てないけれど、勘で見所のある映像を選んで編集してくれている。
 
今回のドラムはむずかしかった。
宮野「簡単に言うとごまかしがきかない」
宮野「本当はCAOTIC〜とか死ぬくらい〜のほうがむずかしいはず。それをクリック聴かないで自分のテンポでぶわーって叩いて出来た!って言ってたんだから。そりゃキーボード入れづらいよね」
 
 
10.LET'S GO CRAZY 
11.ロックンロールバンド
12.愛すべきエブリデイ
13.YOU GOT 超 HIGH TENSION 
 
愛すべきエブリデイ
エレカシとかイエモンみたいなイメージ。すごくいい曲ができたと言っていた。
 
最後は全員がステージに上がって質問タイム。このあたりから酔いが回ってきたのか私の記憶力が低下してるから情報量も少ないし精度も低いと思う。
 
高畠さんがTwitterで募集した質問から。
「お気に入り曲と理由を教えてください」
回帰さん:チャンチャンチャンス
歌が上手くできた。
回帰「今回他の曲は結構録り直しして、家で。家でっていうと、なんか下みたいな感じだけど…」
高畠「ちゃんと(した録音が)できる環境があるんだよね」
今までは武田さんのディレクションに任せてたけど今回は自分でも歌って聴いてを繰り返した。
三橋「唯一の癒しがネコなんですよね」
武田「嫌われてるから癒しでもない」
回帰「武田がいじめるんだよ」
武田さんと尾形家のネコちゃんは仲が悪いらしいw
 
壱さん:土壇場 
プレイヤーとしてというよりも、『どんぶらこっこ』という歌詞がやばい、と。
武田さん:早く大人になって ギター
宮野さん:早く大人になって
ハジメタルさん:LET'S GO
三橋さん:早く大人になって
日下さん:HERE WE GO
リバースして音が上がっていくところがすごい、みたいなことを言っていた気がするんだけど全然自信ない。
回帰「どうやってやってるんですか?」
日下「それは未来のお嫁さんだけに教えますw」ww
 
 
「この曲のこの部分を聴いて欲しいというところは?」
この回答全然覚えてない…2人しか思い出せない。
宮野さん:土壇場?(たぶん)のわかりやすいツーバスを聴いてほしい。
回帰さん:全体的に歌詞を聴いてほしい。
ここで三橋さんが前のめりで話に入ってくる。
愛すべきエブリデイは歌詞がいい。演奏とか音色とかいろんなものを歌詞が超えてる、と熱く語ってた。
このイベント全体的に三橋さんの音楽が大好きな感じが伝わってきてた。
 
 
会場のお客さんからの質問タイム。
 
日下さんへ質問。「レコーディングで気をつけていること?と楽しかったエピソードは?」
楽しくないことがない。
SNOWやったりとかいい雰囲気で。
 
回帰「日下さんはいつも自分たちがギリギリ超えられる、超えられないかもしれないけど超えられそうなギリギリを毎回アドバイスしてくれる」
 
日下さんと信頼関係が築けていることはこのイベントで話している雰囲気を見てたくさん感じられてよかった。
 
 
「HEREはどんどんポップな方向進んでいくのか?(なんかこんな内容の質問だった記憶があるけど曖昧)」
 
回帰さんから。インビシが復活してそっちに押し付けられたのがよかった。インビシと間逆のブラックミュージックをやれたり。
 
もしレコード会社に所属していたらインビシはできなかったと思う。お前はどっちをやるんだと言われてしまうだろう。
弾き叫び、インストCDでもまた違ったアプローチの音楽ができてる。
だんだん夢が叶えられてるけどまだやりたいことの6割くらい。
今はポップだけどまた違うほうに行くかも?
 
音楽は消費されてしまう。次々に他のバンドが新しい曲を出してこのアルバムも聴かれなくなってしまう、それは自分たちもわかっている。でも少しでもたくさん聴いてもらえるように。
 
 
最後に一言ずつ。
宮野さん:初回盤はなんだかんだ売り切れちゃうんですよ。ハッスルの初回も手に入りにくくなってるし。DVDもいいから初回盤買ってね
ハジメタルさん:次に参加するライブはクワトロワンマン。その頃にはバンドの演奏も固まってて弾きやすいはず
三橋さん:今回売れなきゃやばい!ってくらいお金も精神力も使ってる。
おじさんたち、男たちの咆哮を聴いてください
武田さん:CDの売り上げは何ヶ月か先に入る。それもいいんだけど、今現金が欲しいから物販買ってください(真顔で現実的なこと言うのやめてほしいわw 武田さんは好きだけど)
壱:今回ベースの音大きいんですよ。やっと気づいてくれた
回帰さん:ミックスのときにメンバーみんなで聴いて、いいのできたね!となるのを今回お客さんみんなでできた。また次回もやると思う
 
 
普段打ち上げとかで締めを任されることが多い宮野さんから一本締め、をしようとしたけれどやっぱりアルバムタイトルで。
「YOU GOT 超 ‼︎」\HIGH TENSION ‼︎/ でお開き。
 
f:id:mccice:20170912131133j:image
 
行く前から楽しいだろうなーと期待していたけれど、やっぱり楽しいイベントだった。
いつもしゃべらないわけではないけど、遠慮してるのか話を振らないと話し出さないことも多い三橋さんがガンガンしゃべってた印象。三橋さんが音楽詳しくてその知識を踏まえて自分の演奏に生かそうとしている感じがとてもよかった。
武田さんは話すことよりもたこ焼き焼くのに一生懸命だったw
ご飯もライブもトークもよかったけど、何よりアルバムの内容がよかったことが1番かな。曲聴いてがっかりしたらエピソード聞いたっておもしろくないだろうし。
 
いよいよ今日はフラゲ日!これからタワレコ行ってくる。
 
 

*1:テレ東深夜の音楽番組

*2:音流MCの怒髪天増子さん

*3:9mmの最新アルバム収録曲

2017年8月31日「インビシブルマンズデスベッド単独公演『晩夏の戯れ』」

2017年8月31日(木・仏滅)
 
急にぐっと涼しくなった8月最終日。インビシブルマンズデスベッドのライブを初体験してきた。
HEREのライブは何度も観てるからそんなに身構えることもないけど、インビシは世界観も暗いしお客さんの雰囲気も今ひとつわからないしちょっと緊張する。一応屈辱についてたライブDVDは見て予習した。わかってはいたけどHEREとは別物だ。
 
始まってすぐ思ったのは西井さんのベースの音やばいなってこと。おどろおどろしい音がする。そして終始リズム隊の迫力がすごい。宮野さんのドラムってこんなのだったっけって思った。一打一打全部の音がHEREのときの1.5倍くらいの強さで叩いているような感覚。
たぶんHEREのリズム隊はフロントの邪魔にならないように支えてるけど、インビシのリズム隊はもっと攻撃的なんだと思う。
 
すごい爆音だった。音が大きすぎて逆にあんまり聴こえないみたいな感覚になった(伝わる?)。
武田さんの高音が頭に突き刺さる、比喩じゃなくて本当に突き刺されてる感じだったし、爆音すぎてちょっとくらくらした。初めて聴く曲もあったし、歌詞があまり頭に入ってないから余計そう思うのかもしれないけど、ちょっとボーカルが聴こえづらいときがあったくらい。
耳栓してたのに私の耳が弱いのかな?と思ったけど本人も爆音すぎて耳鳴りするって言ってたから本当に爆音だったんだと思う。
 
デスベッド様はギターを弾く曲と弾かない曲があるんだけど、弾いていないときの過剰な気持ち悪い動きはちょっと回帰さんぽい。武田さんが前に出てきたとき、赤いライトに後ろから照らされた姿はカッコよくて妖艶で。たまにドヤ顔ぽく見えたんだけどHEREのときとはちょっと違うんだよな。
 
HEREの回帰さんはMCでたくさん話すけどインビシはMCはほとんどなし。MCというかほぼ曲フリしてるだけ。あと曲中に歌詞以外の言葉で煽ったりすることもなかった。世界観をずっと崩さない。この例えは誰にも共感してもらえないかもしれないけど、相対性理論みたいだと思った。
「僕の愛おしい屈辱」
「君の身体の上をカサカサと這い回る。それはまるで虫のような純粋行動。蠢動」
「僕が歌うと雨が降る。御免なさい」
インビシブルマンズデスベッドボーカルのデスベッドです」
たぶんこれくらいしかしゃべってない。
 
セトリは回帰さんが上げた画像貼り付けておく。
f:id:mccice:20170908232934j:image
 
最初のほうはなんとなくどうやって聴いてたらいいのかわからなくて身体も動かさずに大人しく観てた。でもだんだん周りのお客さんも乗ってきたし手を挙げたりとか普通のバンドみたいに曲に乗ってる雰囲気だったから流れに乗って楽しんだ。
 
あとは印象に残ったところだけ。
 
真夏の経過
デスベッドが最初小さい脚立を持ってきてフロアに置き、そのあとすぐ大きい脚立を持ってきて上にギターを置いた。脚立を置いたのが偶然私の目の前で、ギターを鳴らすデスベッドを1番いいポジションで観ていたと思う。
最初脚立を抑えていたほうがいいのかな?と思ったけど、そんなに危なそうじゃなかったし、観てる人の視覚的な邪魔にならないほうがいいと思って大人しく見守ってた。途中からギターを叩きながらガタガタ身体を動かし始めたからこれは抑えないとやばいかな?と思って脚立を抑えた。他のお客さんと3人で抑えたんだけど、振動が伝わってカタカタした。
 
雨中、御免なさい
デスベッドがフロアに降りてペットボトルの水をばら撒く。みんな浴びようとして向かっていくから私も近づこうとしたけどまあまあ距離があったから厳しかった。一滴だけ左手に水分が飛んできたからデスベッドの水で濡れたのだと幸せな方向に解釈する。
 
デスベッドはダイブしたり胴上げみたいな感じでギターを天井に叩きつけたりとか回帰さんはやらないようなことしてた。
 
終盤武田さんが一度ステージから見えなくなったと思ったら赤いプラスチックのカゴを持ってきて前に出てきた。そしてなぜかそれを頭に被って弾いていた。前のインビシのライブでレジ袋を被っていた写真を見たことあるけど、どういう感情でやっているんだろう…w
こういうのを後から思い出してじわじわくるw
 
ラストはガムテープを張り巡らすデスベッド。ステージを突っ切るかと思ったらフロアに引っ張っていく。気付いたら後ろにいたしw
武田さんがはけるところは見逃した。失態だー…。西井さんは絶叫してから退場、宮野さんはシンバルを前に持ってきてガンガン叩いたあとに絶叫して帰っていった。最後デスベッドがシールドを抜いてギターの音が鳴り止んで終了。
 
あとはインスト曲の爆砕楽しかったなーとか君の細い首を締めてみたいの繊細さが好きだな、とか。
 
ライブ終わってから気づいたけど、「屈辱」と「寄生虫」は結構聴いてるけど「追憶の情慾たちへ」は配信で買ったのにあんまり聴いてなかった。もっと聴き込んで、曲が始まったらあの曲だー!って思えるほうが楽しいよね。知らない曲でもライブはすごかったけど。音源が入手困難で初めて聴く曲もあったんだけど、せめて音源持ってる曲はちゃんと聴こう。
 
よくわからないけどとりあえずすごかった。という何も伝わらない感想になってしまう。まだ数日しか経っていないのに、HEREからはアルバムリリースに向けてPV公開、インタビュー公開といろいろ新しいものが出てきていて、すでに遠い昔のことのような半分夢だったような感覚になっている。年内はライブがないみたいだし、次いつ観れるのかな。でも刺激が強いからたまに観れるくらいでちょうどいいと思う。
 
f:id:mccice:20170908232955j:image