主にライブのメモとか。

お笑いライブや音楽ライブのレポと感想を中心に。いいブログタイトルが思いつかない。

2017年7月20日「片平里菜2マンツアー2017“LOVE ”ツアー」

2017年7月20日(木)
 
チャランポ目当てに片平里菜ちゃん主催のツーマンライブへ。ツアーファイナルだったことは行ってから知りました。ごめんなさい。
クアトロって名前は聞くけどどこにあるんだろって調べてみたら無限大ホール*1の手前のブックオフの上で、今まで何度も目の前を通ってるところだったからここか〜って思ったよね。
 
片平里菜ちゃんは前にLOFTでSMAの女性アーティストが多数出演するイベントで観たことがある。それ以外でもSAKUSAKUでエンディング曲やってたり、福島出身で音速ラインと共演してたり、ファンとかではないけど親しみを感じてるアーティストだったりする。このライブ行こうと思ったのも、対バンが片平里菜ちゃんなら楽しめそうと思ったところが大きい。
チャランポとは普段から仲良しみたいで今回誘ってくれてありがたいねー。
 
 
ナタリーにレポ上がってるからもはやそっちを見ればいいけど一応感想は残しておく。MCはざっくりなニュアンス。
 
開演前の諸注意のアナウンスは片平里菜ちゃん自らだった。何て言葉は忘れたけどちょっと言いづらい単語で噛んでフロアに笑いが起きるのも含めてかわいい。
 
 
 
既製品?の緑のチャイナドレスを着て登場。後ろのほうにいたからライブ中はわからなかったけど、後から写真を見たら結構丈が短くてびっくり。
 
煙たい(片平里菜カバー)
進め、たまに逃げても
フランスかぶ
テイラーになれないよ
 
今日は姉妹編成。1曲目の煙たいはももちゃんがアカペラで歌い始めて小春ちゃんがハモりを歌って、そのまま伴奏なしのアカペラ。
進め、たまに〜の間奏では星野源の「恋」のフレーズを挟み込む小春ちゃん。そういえば姉妹劇場のときもやってたかな?
フランスかぶれってちょっとめずらしくない?そうでもない?やると思っていなかったからうれしかった!女子人気の高い曲らしいから、片平里菜ちゃんのファンの女の子に刺さるようにという選曲だったのかな?
 
急にぶりっ子モードに突入するももちゃん。
「MC緊張しちゃう。えっと、妹のももです。牡羊座のA型です。好きな食べ物は、スクランブルエッグです。」
そして最前にいた男性に絡み、持っていたタオルを取り上げると
「かっちゃんのかよ!」
「リクくん本当は私のこと観に来たんだよね?109とヒカリエどっちを買ってくれる?レストランとかあるからヒカリエがいいかな?」
片平里菜ちゃんファンの男の子がトラウマになってないといいなーw 当然この小悪魔MCの流れからのあの曲へ突入。
サイテーな女
雄叫び
潮時
 
ここの大人の恋愛曲な流れがよかった。
雄叫びはバンド編成ありきの曲かと思ってたからここでやるのは意外だったけど、二人でも全然違和感なかった。
 
あの子のジンタ
かなしみ
 
あの子のジンタ〜月は姉妹劇場のときと同じ電球の演出付き。この演出よかったからまた見れたのがうれしい。でもクラブクアトロは天井が低いから月が天高く登っている感はあまりなかった。月の演出は海老名の天井の高いホールのほうが綺麗だったな。
月はイントロの重低音が良すぎる。バイオリンを使ってる音源よりアコーディオンバージョンのほうがカッコよかったかも。最近の曲だとダントツで好きかもしれない。
 
憧れになりたくて
 
愛の讃歌
ムスタファ
 
愛の讃歌は写真撮影OK。久しぶりで懐かしかった。たくさん撮りたかったけど距離があって上手く撮れず。
 
01. 煙たい(※片平里菜カバー)
02. 進め、たまに逃げても
03. フランスかぶ
04. テイラーになれないよ
05. サイテーな女
06. 雄叫び
07. 潮時
08. あの子のジンタ
09. 月
10. かなしみ
11. 憧れになりたくて
12. 愛の讃歌
13. ムスタファ
 
 
転換中は片平里菜ちゃんによるラジオ風のトークが流れる。サポートベースをゲストに招いてライブについての話をしていた。主催としてライブ全体を途切れることなく楽しませようとする心遣いは好感がもてる。
 
 
 
片平里菜ちゃんはサポートメンバーを従えたバンド編成。意外だったのは本編では里奈ちゃん自身はギターを弾かなかったこと。ギター女子なイメージだったのに。
 
里奈ちゃんはももちゃんより少し?年上だけど引っ張ってもらって遊んでもらってます。と言っていた。私はそれを聞いておとなしい里奈ちゃんをももちゃんが若干わがまま言いながら振り回してるところを思い浮かべたw
 
キーボードさんからのLINEを返さないももちゃん。里奈ちゃんが私にはすごくマメに返してくれるよ?と不思議がる。
袖?フロア前方?にいたももちゃんに聞いてみると、自撮りを送られるからどう返していいかわからないらしいw
キーボードさんが俺も一緒にご飯行きたいって言って断られていたw
 
女の子は泣かないが聴けてよかった。好きな曲なんだけど、ファンからも人気あるのかな?
最後にやったなまえという曲は初めて聴いたんだけど、歌詞で泣きそうになった。
 
01. Oh JANE
02. BAD GIRL
03. ラブソング
04. Come Back Home
05. 結露
06. 進め、たまに逃げても(※
07. lucy
08. 女の子は泣かない
09. Love takes time
10. なまえ
 
 
アンコール1曲目はアコギ弾き語り。マイクを通さない生歌だった。関係者エリア除けばほぼ最後方にいたけどちゃんと声届いてた。
 
チャランポが登場して夢ばっかり。口笛は里奈ちゃんが吹いてたんだね?
 
ラストはバンドメンバーも再登場。小春ちゃんがキーボードさんに私とご飯行きましょうって言ってたw
最後の曲は今回のツアーのテーマ曲?だったAll You Need Is Love。そういえば里奈ちゃんの登場時のSEもこの曲だった気がする。
 
<アンコール>
11. 最高の仕打ち(弾き語り)
く12. 夢ばっかり
13. All You Need Is Love(※The Beatlesカバー)
 
お互いをリスペクトしてる温かいツーマンだった。曲もたくさん聴けたし満足。あと若干アウェイなステージのチャランポはやっぱりカッコいいかもしれない。
 
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*1:ヨシモト∞ホール。若手芸人というか主にパンサーを何度も観に行ってる

2017年6月13日「チャラン・ポ・ランタン ホールツアー2017 “唄とアコーディオンの姉妹劇場”」

2017年6月13日(火)
海老名市文化会館 小ホール
 
1年以上ぶりのチャランポのライブ。2014〜2015年あたりは年に何度もライブに行っていたのだけど、去年行けなかったのは単に日程が合わなかったという理由が大きい*1。まあ最近の曲が微妙で熱量も下がってるんだけどさ…。
二人だけの演奏はフリーライブで何度も観たけれど、ワンマンで観るのは初めて。短いセトリでは聴けないシリアスな曲が聴けそうなのが楽しみだった。
 
ちなみに開演前にグッズ買おうとしたら欲しかったポケットティッシュカバーが売り切れて心折れた。あとTシャツとかタオルのデザイン微妙だった、ミスチルに提供したデザインみたいなかわいいやつにしてくれよ!w
 
千秋楽終わったからセトリ含めて載せる。自分の記憶だけが頼りだからあまり自信はない…。ていうかなんでニュースサイトにセトリが上がらないんだろう。
 
会場自体には緞帳(どんちょう)はないけれど、ステージ上にチャランポ側が用意した幕があって演出に使われていた。幕が開くと白いスクリーンがあって裏から影絵のように写し出せるようになっていた。
 
スクリーンの周りを追いかけっこのようにぐるぐる回るチャランポの二人。スクリーンに時計の絵が写って針が反対回りに回る。「あなたの時間を取り戻す旅に出ましょう」みたいなセリフと今回のツアーOP用に作った短いオリジナル曲?からライブスタート。
 
時計仕掛けの人生
この先のシナリオはあなた次第
Sweet as sugar 
進め、たまに逃げても
 
ルーパー?を使ってアコーディオンのベース音とももちゃんによるタンバリンのリズムを作ってからの
テイラーになれないよ
 
ラジオのジングルが流れて、DJももによるミュージックサプリのコーナー
ホットスタッフという会社で働いている女性*2からのお悩み相談。
 
自分はカレーが苦手なのだが、好きな人(片想いの相手)がカレーが大好きだということが判明した。どうすればいいか(ざっくりこんな感じ)、というお悩み。
 
もも「小春ちゃんカレーは好き?」
小春「全然(好き)、インド人と結婚したい」w
苦手とはいえなんとかなるのでは、みたいなことを言う小春ちゃん
もも「カレー味のお菓子とかもダメなんだよ?」
小春「詳しいね」w
 
ももちゃんが出した解決方法は、見た目も匂いもわからなくなるくらい真っ赤に辛くすればいい、という雑な解決方法、からの
紅(X JAPANのカバー)
 
勝手にテーマソング
カレー ラーメン スシ エビフライ プリン
 
勝手にCMソング
 
ここまでは過去に作った曲だったが、夏らしい新作を持ってきたと。
小春「今日雨降ってるけど」w
 
カルピス 金鳥(蚊取り線香)
 
 
楽屋にお菓子置いてくれててうれしい。
ももはみーんなが大好きだから。と会場スタッフに媚び始めるももちゃん。
そして次は前に座っているカップルに絡む。もも側に座ってるからももが好きなんだよね?席えらべないか。とかしつこいw
海老名サービスエリア買ってくれるの?買えるものなの?買ったら3人で住もうねー。」
客に貢がせようとする小悪魔ももちゃんは曲のフリなわけで、
サイテーな女
墓場までご一緒に
潮時
夢ばっかり
 
ここの上3つインディーズ曲3連発がうれしかった。
 
針金?のような素材で作られたスカートを外してスタンドに吊るすと照明の傘に。
頭上高くからステージ上に吊るされた裸電球。
 
あの子のジンタ
かなしみ
 
あの子のジンタではももちゃんが電球を思い切り押して振り子のようにしたり、回転を加えてふわふわと揺らしたりしながら歌う。
月では電球は頭上に登り満月のようになる。
 
スカートの1番上の布(透け感のある白い素材だった気がする)を引っ張るとスカートから外れる。下にあったカラフルな布が表に出てきてスカートの色がチェンジ。
 
忘れかけてた物語
憧れになりたくて
71億ピースのパズルゲーム
 
最後の晩餐
季節は廻る
 
アンコール
ツアーTシャツにロングプリーツスカート(ももちゃんは赤、小春ちゃんは緑)というスタイルに着替えて登場。
小春「アコーディオンって着替えるのが面倒で。外して脱いで脱いで着て着て付けてだから、待たせてるなーとは思ったんだけど」w
全然許容範囲だったけどねー。
 
ダンスダンス(新曲)
千秋楽
ムスタファ
 
ホールだったからなのか二人編成だったからか、アコーディオンの音の響きがすごくよくて一人で演奏しているのになんてすごい楽器なんだろうと思った。小春ファンとしては満足してる。
二人編成はこれはこれで完成されているけれど、あえて足りないものを上げるとすればドラム。音の厚みは充分にあってもどうしたってリズムがぼやける。そこを手拍子をすることで曲が完成する瞬間が好き。チャランポの曲は途中でテンポや拍子が変わることも多いから手拍子もわりとむずかしいんだけどね…。一度チャラン・ポ・ランタンマーチ編成でワンマンやってみてほしいな、と密かに思っている。
 
あと衣装と照明の演出が好きだった。ライブ全体のテーマになっていた時間を取り戻すストーリー(?)はいまひとつ理解できなかったけど…。
 
最近わりと離れ気味だったから、このライブを最後にしばらくは距離を置いてゆるーく見守ろうかと思ってた。いいライブを思い出にしてヲタ卒する的な、まあそんな大袈裟なものでもないけど、ライブ直後はそんな気持ちだった。なのに気付いたら片平里菜ちゃんとの対バンに行けるスケジュールになってしまいチケットを取ってしまった。秋から始まるカンカンバルカンのツアーも一回くらい行くかもしれないw なんだかんだでやっぱりライブが魅力的なアーティストだと思う。
 
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*1:ただしカンカンバルカンの大道芸は観たから小春ちゃんの生アコーディオンは聴いた

*2:おそらくこのライブを担当している人なんだけどももちゃんは「何の会社か知らない」とかとぼけてたのがかわいかった

2017年5月30日「シベリア少女鉄道『たとえば君がそれを愛と呼べば、僕はまたひとつ罪を犯す。』」

 
2017年5月30日(火)
赤坂RED THEATER 
 
去年に続いて2回目の観劇になるシベリア少女鉄道。私が演者のファンでもないのにストーリー目当てで観に行く演劇はシベ少だけ。まあもともとそんなにお芝居とか観に行かないけどさ。ストーリー目当て、という表現でいいのかどうかも若干微妙かな、ストーリーが破壊されるのを期待して観に行くと言ったほうが正しいかも。
 
全公演終わってるから問題ないだろうけど、再演や円盤化が絶対ないとも言い切れないのでネタバレ注意で。
 
主人公は三姉妹の次女。高校教師をしている男はいつも二人で会う海でプロポーズを試みるがきっかけが掴めずに言えないまま。後日ある事件を機に男は失踪(でいいんだっけ?)。その後長女が病気になり、高額な治療費を賄うために、次女は言い寄られていた高圧的で束縛の強い男と結婚した。
 
序盤はおふざけ感なしのシリアスなストーリー。どうせこれがフリになっているだけなのはわかっているのに無駄に感情移入して泣きそうになった。私何やってるんだろう。
 
途中から少しずつ登場人物の様子がおかしくなる場面が出てくる。あれ?そのセリフさっきもあったよね?みたいな。
 
今回はお芝居の「きっかけ(セリフや照明や音響)」で次の演技に入ることを意識しすぎるあまり本来のストーリー展開と全然違う行動をしてしまう…っていうこれ文章でどうやって伝えたらいいんですか?っていう仕掛けだった。これは私の語彙力では説明できないので気になった人はシベ少を観てくれとしか言えない。
 
途中ではタイムマシンで過去に行って未来を変えてしまうような要素が。本来亡くなったはずの弟は多分死なずに助かったので平和な結果へと変更?表情だけで(いやそれ違うんだけど…ストーリー変わっちゃうから…)みたいなリアクションする周りの役者さんたちがおもしろい。
 
出演者全員が何かしらを間違えていきその頻度が増えて同時多発的になり、最終的にはみんな壊れてしまったように同じ動きを繰り返すようになって舞台上が完全にカオスな空間になった。そんな中で奇跡的に指輪が次女の手元に渡り、予告通りハッピーエンドに。
終演後に流れていたのはピタゴラスイッチのテーマ曲をスローテンポにしたもの。
 
もともとそんなものは存在していないのだろうけど、本来演じられるはずだった真面目なお芝居はどんな結末だったんだろうか。プロポーズはするとしても、弟が亡くなった数年前の事件はどう決着をつけるはずだったのか。脚本は無いにしても一応大筋の話は考えてあったのかな?ちょっと気になる。
 
実は今回は去年みたいにずっと笑いっぱなしではなかったのだけど、単に去年より劣っていたなんて言いたくないからちょっと考察してみる。
 
登場人物が同じようなシーンが来るたびに同じセリフやリアクションをすることに対して、時間がループしてるのかな?とかこの人たちはRPGゲームのキャラなのかな?とか脚本の意図を超えた余計な考察や妄想をしてしまった。
だから笑いどころを判断するのに時間がかかってしまった。「自分のミスに気づいた演者が役から抜けてオロオロしている演技」をちゃんと受け取ることができていなかった。
たぶんリピーターは早々に笑い始めてたと思う。もう一度観に行けていたら1回目よりも笑えたのかもな…。ちょっと惜しい。
 
あともう一つ考えられるのは私の観た回の出来がいまひとつだった可能性。他の回が終わったあとの感想ツイートと比べると、私が観た回はポジティブじゃない感想が多かった気がした。客が重たいとか演技のテンポが良くなかったとかで他の回と比べてあんまりハネなかったのもな…。一回しか行ってないから推測と妄想だけど。舞台は生ものだからもしそうだとしたらそれ自体は仕方ないことのように思う。
 
今回の仕掛けも映像作品では絶対出来ない、演劇ならではのものだったのは素晴らしいと思う。普通のコメディ作品とは笑いの取り方が全然違う。「演劇を小馬鹿にしてるのか?」みたいに思う人がいないとは限らないけれど…。私は作った人たちバカだなーと思いながら尊敬する。
 
早期来場特典のクリアファイルをもらえる期間はすぎていたのだけど、無料配布ではないけど購入ならできるということで買ってきた。クリアファイルが欲しいというよりは、中身の紙がメインだけど。今回のおたのしみコンテンツは、これ書いていいのかな?演出土屋によるダメ出しノートで、これを見てやっと腑に落ちるというか、納得して笑えるような気持ちになったというのも正直なところ。観劇の記憶がよみがえって楽しいからもらうことをおすすめしたい。
 
今年の秋頃にまた新作やるようなことが書いてあったから行くつもり。
あといつかシアターシュリンプも…これは土屋さんの権限ではないだろうけど、土屋さん、お願いします。
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2017年5月18日「SHE IS SUMMER JOIN ROOM SHARE #4」

2017年5月18日(木)
出演:SHE IS SUMMER /evening cinema/フィロソフィーのダンス
 
初めてのSHE IS SUMMERのライブ。ふぇのたす解散後にソロプロジェクトを始めたのはなんとなく知っていたけれど、ちゃんと調べたのもCDを買ったのも最近。そのタイミングで自主企画があったのでわりと軽い気持ちで観に行ってきた。
 
SHE IS SUMMERは「SIS」、フィロソフィーのダンスは「フィロのス」と略すらしいから以降の文章はこの表記で書く。
 
最近この系列のライブハウスに行くことが多かったけどO-nestは初めて。物販するロビーのフロアが広くてWESTやcrestより好きだわ。
 
上手側の壁沿いの一段高くなっているスペースが女性専用エリアだった。逆に言えば女性客が少数派のライブってことだけど、それなりに見やすいところに専用エリア作ってもらえてるのはありがたい。これSISの企画でいつもやってるのかフィロのスがいたから今回特別に作ったのかどっちなんだろう。誰か教えて。
 
MCはざっくりニュアンスで。
 
evening cinema
 
一切何も調べずに来てしまったのだけど、おしゃれな感じで普段聴かないタイプの音楽だったけどなかなかよかった。
 
コーラスの女性とサックスの女性がいておもしろい編成だな、と思っていたけどサポートメンバーだったのかな。サイト調べてもメンバーの名前や人数が明確にわからなかった。
 
MCで
「僕らにとっては異色の対バンなんです」「初めて観る人が多いと思います」と話していた。まあそうだよね。
「いつものお客さんより拍手があったかいですね、いやそういうといつものお客さんに悪いんだけど」w  理由はわからないけどヲタクの拍手って音が大きいイメージはあるよね?だからかな?
 
 
フィロソフィーのダンス
 
こちらも全然知識がなかったけど、ビストロスマップでノブコブ徳井さんが連呼していたアイドルグループという認識。
SISとは元ふぇのたすのヤマモトショウさんが作詞で関わっているというつながりがある。
 
なんとなくあんまりコールとか入らないタイプのアイドルなのかと思ってたけどガンガン入ってた。タイガーファイヤーのMIXは生で聞いたの初めてかも。
 
事前に予告されていたらしいフィロのスとSISで楽曲交換をするという企画。
 
とびきりのおしゃれして別れ話を(SHE IS SUMMER のカバー)
赤い髪の娘がアイドルらしからぬ声と歌い方で気になっていたんだけど、「私が歌うと別れされてくれない女みたいになる」と言っていたのちょっと笑った*1
 
帰り際、「(ヲタクがうるさくて)女の子たちごめんねー!」と謝ってたw
 
 
SHE IS SUMMER 
 
セトリはたぶん合ってると思う。
 
とびきりのおしゃれして別れ話を
あなたに電話しない夜
あれからの話だけど
 
まさかフィロのスが先にやったから今日は「とびきりの〜」やらないとかないよね?とちょっと不安だったからやってくれてよかった。半分この曲が聴きたくてライブに来たようなものだったから。
 
MC
「今日は話したいことがたくさんあるのでMCが好きな人には当たりの日ですw」
新曲MVはタイアップがついていて、baby-Gをつけている。「ペアルックにしたい人は勝手にやってもいいよw」
MVのサムネイルをどの画にするか悩んでいたときの話。「お友達とご飯を食べに行ったらそこの飲食店の店員さんが私のファンで。なんかさっきからすごい見られてるなーと思ってたらMICOさんですよね?って。」
ファンの子にサムネイルを選んでもらう。ディレクターさんが推してたのと同じのを選んだから、もうこれにするしかない、と決めたらしい。
「街で見かけたら声かけてください。
アー写とか、迷ってるのがあるときは選んでもらうからw」
 
彼女になったの
うしろめたいいい気持ち
「うしろめたい〜」は今回対バンのevening cinemaの人が作ったそう。
 
せっかくだからフィロのスに踊ってもらいたい、ということでフィロのスのメンバーを呼び込む。
女の子5人でわちゃわちゃ。
MICOちゃんは背が小さいのだけど、フィロのスのメンバーにはもっと小さい娘がいるらしく、興奮ぎみのMICOちゃん。「フィロのスの中に入ると私2番目なの!そんなことってある⁉︎」
フィロのスの娘(名前がわからない)がポニーテールで身長盛ってるからあんまりMICO ちゃんより小さく見えないとかなんとか。
オール・ウィー・ニード・イズ・ラブストーリー(フィロソフィーのダンス カバー)
 
ナイトブルー
 
音源になってなくてまだする予定もないという説明をはさんで
ラストダンス
 
君のせい
『君のせい』の部分を指をさしながらお客さんに歌ってもらいたいという説明。今回初めてらしいけど、意図を汲んで結構しっかりと揃ってレスポンスできるお客さん。
「前から考えてたんだけどちゃんとやってもらえるか自信がなくて、みんな優秀!」
 
アンコール
ライブが好きじゃないこともあったんだけど、ライブも作品だと思えばいい。
みんなと作る作品だし、映像化されたらそれは作品だし。
というような真面目な話。ちょっとニュアンス違うかも。
 
「告知を忘れないように手に書いてきました。
タワレコメンに選ばれました。」
タワレコメンはインディーズじゃないと選ばれないらしい。
「バンドのときに選ばれたかったんだけど、選ばれなくて、メジャーデビューすることになって、もう私は一生タワレコメンになることはないのか、と思ったんだけど、今回タワレコメンになれました!」
出会ってから付き合うまでのあの感じ
 
ふぇのたすは一生続けるつもりだったんだなと思ったらちょっと切なくなったけど、MICOちゃんが音楽続けてくれてこうやってライブを観ることができてよかったと思った。声かわいかったなー。
 
終演後はさっさと帰ろうと思っていたのだけど、物販購入者にはサインをするとアナウンスがあって予定変更。SISの会場限定CDを2枚買ってサイン会に参加してきた。
 
CDが1枚700円で安いなーと思ったけど、1曲しか入ってなかった。別に安くはなかったw でもMICOちゃんとお話しできてサインもらえる時間はプライスレス。今日初めて観に来たことを伝えられてよかった。
 
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*1:SISのステージに出てきたときに言ってたかも。記憶が曖昧だ…

2017年4月18日 TSUTAYA O-WEST

2017年4月18日(火)
出演:バックドロップシンデレラ魔法少女になり隊/ドラマチックアラスカ
 
バックドロップシンデレラ4th Singleレコ発『君はまだウンザしてないだけ 東京編』」
 
 
 
バックドロップシンデレラのレコ発ツアー初日。目当ては魔法少女になり隊。観るのは約1年ぶり2回目だけど、前もO-WESTだったな。
 
1番手は魔法少女になり隊。
セトリはたぶん合ってると思う。
 
最初にgariさんが出てきて、バジルちゃんが魔女のおにぎりを食べてしまったというプロローグのダイジェスト映像を流しながら他のメンバーが登場。
 
狂騒曲ザラキ
gari「1ヵ月ぶりのライブで、普段あんまり1ヵ月も空くことないんだけど、久しぶりのライブなので楽しみにしてきましたー!」
 
ちちんぷい
エビ中提供曲のセルフカバーなので、VJ映像にセーラー服姿の女子中学生が8人出てくる。頭は人の頭じゃなくて金のたまご。知らない人には何なのかわからないけど、知っている人には明白にわかる遊びココロが好き。
 
おジャ魔女カーニバル‼︎
MEGA DASH
RE-BI-TE-TO
パラパラの振りコピ楽しい。
 
次の曲の準備で少し間があって、スクリーンには「now loading」の文字。世界観を踏まえたこういう小さい演出がかわいい。
革命のマスク
 
MC
MCタイムではバックにロゴが映し出されてピコピコしたBGMが流れててこんなところもかわいくてよい。
 
gari 「バックドロップシンデレラ、新曲リリースおめでとうございます!僕らも新曲リリースします!」
ヒメサマスピリッツのMV予告映像をお披露目。和装のダンサー?が側転とかしながら夜の街を駆け抜けていく映像でカッコよかった。
 
ヒメサマスピリッツ
新曲とは言え以前からライブで披露していて、YouTube にもVJ用?の映像のフルMVが上がっていた曲。約1年前に私が初めてましょ隊を観たライブでもやってたしYouTubeで何度も見てたからもう普通にメロディ覚えてるし楽しかった。歌詞もなんとなく覚えてたから、観てるときはCメロの歌詞が変わったのかな?と思った。後日公開したMV見たら全体的にいろんなところの歌詞が変わってたw
自分の耳も記憶もいい加減すぎる…
 
BA•BA•BAばけ〜しょん
 
やっぱりフロア前方のノリはかなり激しいから後ろで観ているのがちょうどいいバンドだ。バジルちゃんや明治さんを近くで見たいという気持ちはあるけど、前に行くのはちょっと怖い。
 
メジャーデビューシングルのKI-RA-RIをやらなかったのが意外だけど、私が観てないこの1年の間にたくさん演奏したからそろそろやらなくていいって雰囲気なのかな。わりとインディーズ時代寄りのセトリで好きな曲たくさんで楽しかった!
 
 
ドラマチックアラスカ
 
チャイニーズパッション?みたいなフレーズのある曲が印象に残った。
僕らは決まったノリとかないので、大人しく観てる人もそういう楽しみ方をしてると解釈します!というニュアンスMCをしてて確かにねー。と思った。
でも次の曲で「U!N!Z!A!」と人文字を煽っていてさっきのMCは一体なんだったのか、という気持ちになったw
 
MCでましょ隊の話してたところだけざっくり覚え書き。
バジルとは歳も近くて仲良くしてます。
呪いでしゃべれないんだけど、筆談で話してくれて、楽屋でも筆談してて。
呪いを解くために活動してるから、しゃべれるようになったらバンドが…どうなるんだろう。
そこは上手いこと考えてほしいなw もう考えてるかもしれないけど。
 
 
 
年末のO-Crestのイベントで観たので地味にライブを観るのは2回目。
 
1曲目はアフロのギターさん弾き語りによる泳げたいやきくんの替え歌。そういえば年末もこの曲から始まったな、と思い出した。すると続く替え歌の歌詞が「ライブで毎回歌っていたらポンキッキーズからオファーが来ました」という内容で、どうやら毎回歌ってるらしい。
 
ベースのお姉さんはタンクトップ?を着てて無駄にセクシー。
 
後ろで観ていたんだけど、ファンの人のノリがすごい。O-Crestで観たときも他のバンドと比べて激しかった印象があったけど、今回のほうが人数が多くて空間も広かったから統率が取れてるのがよく見えた。
MCのときにもファンが言葉を返すお決まりのくだりっぽいものがあってよく訓練されたファンだと思った。逆に言えば初見だとちょっと入りづらいかも。
 
今回のツアーは普段関わりの薄いバンドを呼ぶという意図があったらしい。まだウンザしてない人にウンザしてほしい、みたいなことを言っていた。
 
新曲のフェス出して、は楽しいからもしまた観る機会があったら聴きたい。
MCでMVがきっかけで中型フェスに呼ばれたけど『交通費なくていいですか?』と言われたと言ってたw 
 
 
特にまとめで書くこともないんだけど、ましょ隊はかわいくて楽しいからまた機会があれば近いうちに行きたい。
 

2017年4月4日「音速ライン ツアー鋼鉄の魔法使い2017」

2017年4月4日(火) 
 
 
音速ラインのワンマンに行ってきた。前はわりと頻繁にライブに行っていたのに去年は一度もライブに行かなかったから結構久々な感じ。ライブに行っていなかったのは単純に都合がつかなくて行けなかったのも大きいけど、最近はセトリが似たようなものになりがちだったのもちょっと遠のいていた要因。でもワンマン、かつ新作アルバムのツアーとなれば行かない理由はない。仕事が休みの日で本当によかった!
 
早めに行って物販買うはずだったのに、体調が悪くて昼間ずっと寝ていたために結構ギリギリな時間に家を出発。そこに電車の遅延が重なって下北沢の駅に着いた時点で開演時間になっていた…。
 
SO-MA
 
急いで向かって、入口でチケットとドリンク代を出しているところでアネモネの演奏が始まっていた。新しいアルバムで一番好きな曲だからこれが聴けなかったらショックが大きかったけど、1番サビからはちゃんと中に入って聴けたからセーフ。音速ラインの王道って感じでいい曲だ。
 
逢瀬川
チルは散る
 
セトリはTwitterからお借りしました。MCは超ざっくりのメモなので参考程度で。序盤はMCのタイミングすら覚えてない。
 
大久保さんはツアーを回って日本語が上手くなったらしい?いつもカミカミだもんね。
 
大久保「発表があります!」
客「おおー」
大久保「もう言ってるんですけど」
アコースティックツアーのお知らせだった。新規の発表かと身構えてしまったw
大久保「東京は6月10日
お客さん「6月25日!」
ちゃんと正しいの教えてもらえてよかったねーwとなる。大久保さんが言ったのは名古屋の日付だね。
 
Birthday
虹色の船
 
大久保「ふぅ〜」
藤井「ふぅ〜」
小寺「はい、休憩ー!」w
藤井さんがみんな途中で休憩してスナックとか持ってきて、俺らは大福とか食べて、とか適当なことを言い出す。
小寺「大相撲みたいな」
藤井「で最後に座布団投げられる」w
大久保さんが会話に参加しないので話きいてる?となって
大久保「お菓子とか食べるんでしょ?」
藤井「俺の話一応聞いてたみたいなのやめてくれる?」w
 
KOZONO3-sts-
小寺さん→大久保さん→藤井さん→廣橋さんとソロを回していくところがカッコよかった。
 
だってネットに載ってたもん
答えはいつも
 
大久保さんは6こ下だから出会った頃は「藤井さん、そうっすね!(だっけ?先輩相手だから元気よく同調ばかりしていたみたいなニュアンスだったかと)」ばかり言っていた。
酔って電信柱のぼって「藤井さんー!」と呼んでいたりとかw
藤井「その頃福島で練習してて肩組んで歌ってた曲です」
冬の空
Lost
 
次の曲は元TRFのヒロから振り付けが入ります、あとEXILEにもいたよね?とか適当なことを言われまくる廣橋さん。
『思春期だから』でお客さんにやってもらう振り付けはツアー各地で毎回変えているらしい。
 
小寺「この曲知ってる人⁉︎ おーいい感じだね。
にょーきにょきにょきにょーきにょきにょき
これを繰り返すんですけどw」
ドラムを叩きながら歌う小寺さん。器用。
 
小寺さんの歌に合わせて廣橋さんが 振り付けを踊る。同じフレーズの繰り返しだから振り付けも同様のはずなのに、やりながら振り付けが変わっていく廣橋さんw 一回整理して!と音速の二人に止められる。
 
藤井「ギター弾きながらやって」
廣橋「それは無理です」w
思春期だから
光のその先へ
 
Beer can
ウーロンハイ
 
ビール飲みたくなってきちゃうね、という話になり、
藤井「バケツリレーで運んでくれる?俺はいつだって本気よ?」
小寺「ビール4つお願いします!はいよろこんでは?」
シェルタースタッフさん「はいよろこんで」
そして本当にお客さんによるバケツリレーで運ばれてくるビール。
 
藤井「みんなも飲みたいよね」
お客さん「飲みたーい」
藤井「ステージ上の特権だから」
 
ビール、ウーロンハイ、日本酒*1と曲を作って、もうあとハイボールくらいしか残ってないよね、という藤井さん。
お客さん「サワーは?」
藤井「ウーロンハイに含まれるでしょ、キリないよ」
笑笑行ってメニュー確認する?と。
 
ハイボールの歌はこんなイメージ、と勝手にハイボールの曲を歌い始める藤井さん。そしてすぐに演奏に加わる他のメンバー。3人が対応するスピードめちゃくちゃ早かったんだけど、ライブの度にこんなことやってるから慣れてしまったのかな。
2回目のフレーズではすでにハモりを入れてきた小寺さんすごい。
 
どういう流れか忘れたけど、藤井さんが大久保さんに「介護してね」と言ったら
大久保「勘弁してくださいよ〜」
大久保さんはキャラが定まらないらしいw ちなみに「勘弁してくださいよ〜」は大久保さんが言う前に小寺さんが何度か言っていたのだけど何か元ネタがあったのだろうか?謎。
 
音速ラインは結成15年。
藤井「相性がいいんだろうね」
 
ケンカしたこととかあるの?って小寺さんに振られたんだったかな。
掴み合いのケンカをしたことがあるという話。
藤井さんが新しいダウンコートを着て行ったら、酔った大久保さんが藤井さんを掴んで投げ飛ばして右腕に穴があいてしまった。
藤井「ここ(右腕)に繭みたいなのが出てきた」
大久保「その日仙台で次の日札幌だったんだけど、札幌まで口きいてくれなかったもんね」
 
ケンカしたというから音楽の方向性的なことかと思ったのに、と言う小寺さん。確かにw
それもあったよ、と藤井さんから。シューゲイザーが好きでボーカルを埋もれさせて微かに聴こえるようにしたい藤井さんと、ちゃんとボーカルを聴かせたい大久保さんで意見が割れた。藤井さんの意見を通す形で曲が完成したけれど、有線で流れているのを聴いたらボーカルが全く聞こえなくて反省した藤井さん*2
それ以来大久保の言うこと聞くようになった、と。
 
何の話の流れだか忘れたけど、大久保さんビール飲んで酔っ払ってきたんじゃない?という話題になって
藤井「酔ってる大久保のほうが好きだよ」
大久保「嬉し恥ずかし」
なんだそれw
 
生きてくことは
ちょっとこの曲は聴いてて泣きそうになった。
 
run run run
恋の魔法
 
 
アンコール
 
新グッズの赤Tシャツを着て登場。
 
大久保「どうですか?似合いますか。みんなのほうが似合うよ!」
また新しいキャラが出てきたwという一同。
小寺「つまりTシャツ買ってってことです!」
藤井「そこの出口のところで、アコースティックCDとチケット見せないと帰れないから」
 
藤井「みんなの声が聞こえるバージョンでやるから」という宣言で
逢いたい
イントロなしでしっとりめの演奏。
 
週末旅行
 
 
ちょっと久々に観たら大久保さんコーラス歌うようになったのかな?前もほんの少しは歌ってたけど、前よりも歌ってるみたいで嬉しかった。ハモりは小寺さんに任せてるけど、大久保さんのベースは割と複雑なことやってそうだし仕方ないと思う。
音速ラインはベースがカッコよくて、他の音楽だとそんなに意識しないことも多いけど、音速だとベースに注目してしまう。もちろん藤井さんが中心のバンドだけど、大久保さんあっての音速ラインだなーなんて思う。
 
久しぶりに観た感想としては、MCが前はテンポよくなったなーという印象。前はもっとだらだらしてて*3でもそれはそれで好きだったんだけど、小寺さんがガンガンつっこんでくるから自然とトークの展開が早くなっていた気がする。
でも冷静に考えると音速ラインはMCでしゃべりすぎだと思うw 普通のバンドはボーカル以外はあまりしゃべらないし、こんなにみんなでワイワイおしゃべりするMCするバンドいないと思うわ…w
 
廣橋さんはなぜか振り付け担当になってたし、ライブを重ねて打ち解けてきたのかな。
 
なんで東京ワンマンがシェルターなんだろう。もっともっと大きいところでライブできるべきバンドだと思う。いい曲めちゃくちゃたくさんあるじゃん。音楽なんてそれぞれの好みだし万人ウケするバンドだとは思っていないけど、まだ知らないだけで好きになる可能性のある人はたくさんいるはず。もっとたくさんの人に届いてほしいな。
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*1:聴いたことないんだけどあるって言ってたよね?どんな曲なんだろ

*2:このエピソードは前にも聞いたことがあって『青い世界』の時の話だったはず

*3:究極にグダグダのビールナイトの印象が強いのもあるかもしれないけど

2017年3月9日「まるごとれにちゃん」LV

2017年3月9日(木)
EX THEATER ROPPONGI(現地は神奈川県民ホール)
出演:高城れに  (ゲスト)高木ブー
 
ライブビューイングはライブに含まれますか?含まれます。という解釈で感想。かなり久しぶりのももクロ現場。2枚同時リリースのアルバムもほとんど聴いてなくてメディアも全然チェックしていなくて正直完全にももクロから離れている。でもそれは最近の曲にあまり魅力を感じないとか、応援する意義を見失ってしまったとか、単純に飽きたとか…いろんな要素が積み重なってはいるんだろうけど、なんとなく触れる頻度が減っていっただけでメンバーが嫌いになったわけでは決してないんだよね。まあ現在進行形でファンやってる人には何書いても言い訳っぽくなるし不快だろうし、だから検索でたどり着いた人がいるならこれは読まないほうがいいかもw
 
私はももクロを好きになった2011年頃からずっとれに推しで、過去のソロコンは今回以上に行きたい気持ちが強かったのだけど、都合がつかず行ったことなかった。他のメンバーも含めてソロコンは今回が初めて(まあLVだけど)。EX THEATER の2階席から鑑賞した。
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ナタリーさんからセトリをお借りします。
 
01. まるごとれにちゃん(高城れに
バックダンサーに3B juniorのメンバー、その後ろには生バンドがいてこんなに華やかなライブなのかとちょっとびっくり。
 
02. 好きだ。(Little Glee Monster
04. 病名恋ワズライ(HoneyWorks
このあたり恋愛系の曲が連続してるのはわかったけど、曲そのものを全く知らないのはちょっと辛い。
 
次は大人っぽい私を見せたいと思います。というMCから
05. WHITE LOVE(SPEED)
06. なんでもないや(上白石萌音
07. 君のようになりたい(Little Glee Monster
WHITE LOVEは懐かしいだけじゃなくて、この前ドラマ*1の劇中で印象的に使われてたからタイムリーでよかった。なんでもないやは単純に名曲だからなのかもしれないけど、すごくよかったな。れにちゃんの優しい声が曲に合う。でもこれカバー元の歌手の表記はRADWIMPSにしたほうがいいんじゃないのかなー。アレンジとかキーとか?が上白石さんバージョンだったのかもしれないけど?なんでこの表記なんだろう。よくわからない。
 
08. スターダストセレナーデ feat. 高木ブーももいろクローバーZ
ゲストの高木ブーさん登場。あんまり会話が噛み合っていなかったけど、ニコニコしながら落ち着いて話してたれにちゃんは天使。ももクロライブにおけるゲストってどのくらい需要があるんだろうと思うけれど、れにちゃんの優しさが全て許させる力があるわ…。
 
ブーさんと一緒にはけていった後はすぐに2階席、3階席に登場してた。
 
3Bのダンスタイムを挟んで、パステルの紫、緑、黄色の衣装に着替えて登場。
 
09. はい!もしもし・・・夏です!(ソイソース)
10. 金曜日のおはよう(HoneyWorks
11. 最強パレパレード(ももいろクローバーZ
3B junior のメンバーと一緒にももクロみたいに5人でダンス。踊ってるのを見れるのはうれしい。
 
 
残酷な天使のテーゼの流れでバンドセッションに入ってれにちゃんは衣装チェンジ。
今度は白いドレスに着替えて登場。もうこの衣装たまらなくかわいかった!スカートを摘んで上半身を半回転させたときにかわいすぎか!!と思った。ナタリー見たらちゃんとその瞬間が写真で切り取られててプロはすごいわ。
この写真だけ貼らせてくれ…。
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14. realize(melody.)
15. てをつなごうよ(まこみな)
1階席に降りて客席を一周。目の前に推しが来ても控えめに見守るのがいかにも紫推しって感じだったw 無理矢理近づこうとして危ない人とかいなかった気がする。
 
途中から3Bの子たちが旗を振る演出付。
 
17. BELIEVE(合唱曲)
この曲、私も小学校の音楽の授業で歌ったことがあって、いい曲だな、好きだな、と思っていた。そんな曲をれにちゃんが大事なソロコンの本編ラストに持ってきたのがすごく感慨深い。
今までJポップやアニソンを歌っていたのに、あえて子どもの頃好きだった合唱曲を選んだところに人柄が表れている気がする。
最近はエビ中のこととかノンスタのこととか、気持ちが沈むことも多かったから未来が素晴らしいものであると信じてる、と歌われて泣きそうになった。というか泣いたわ…
 
<アンコール>
ももクロ現場は久しぶりだったけどOVERTUREはやっぱり高まる。コールは全部れに!れに!
 
今回はお腹が出ている衣装だと報告し、でもおへそは見せないのだと言う。理由はマシュマロボディだからw
実はライブが始まったとき、二の腕や肩周りがすごく痩せて見えてちょっと心配だったからお腹がぷにぷにしてる発言で安心したよw
 
19. しょこららいおん(高城れに
 
ソロコンは不安だったけど、メンバー、スタッフさん、バンドメンバー、ブログのコメント、みんなついているよ、と言ってくれたという話。
「一緒に」という曲名はれにちゃん自身がつけたと言っていたと思う。
20. 一緒に(高城れに
 
少し長めの真面目なMC
 
「当たり前のことが当たり前じゃないんだ。」
「私も人間だから誰かに当たったりとか傷つけちゃったりとかすることもあるけど」
「生まれてきてくれてありがとうございます」
 
しっかり覚えてないからあんまりちゃんと内容書けないわ…。いろんな人と出逢えたことの感謝とかそういう話だったと思う。
具体的なことは言わなかったけれど、私は1ヶ月と1日前に起こったことを思っていた。たぶんれにちゃんも少なからずそのことを思い浮かべて話していたんじゃないかな。「朝起きるのも当たり前じゃなくて」なんて完全にそのことを思った言葉だと思う。いちファンである(かどうかもあやしい)私ですら落ち込んだり泣いたり、価値観が揺らいだり崩れたりしていたのだから、直接一緒に仕事をしていた人が受けた衝撃や悲しみはやっぱり計り知れなくて。
それでもアイドルはステージに立つし、私たちはそれを応援することしかできないのかな。
 
21. 3月9日(レミオロメン
この曲は友人の結婚式のために作られたらしいけど、そんな風に聴こえたことがない。でもこのライブのラストとしてはいい曲。いつも一緒にいれるわけではないけど気持ちは一緒、みたいな歌詞は大切に想っていても絶対に結ばれることはないアイドルとファンの関係に重なるということかな、なんて思った。
 
LVならではの感想でいうと、何度か挟まれた後ろのアングルからの映像がよかった。れにちゃんの後ろ姿と、れにちゃんが見ている紫のペンライトで埋まった会場がとてもいい景色だった。あとやっぱり表情がしっかり見れるのはいい。大きな口が横に広がって目が細くなるあの笑顔にあーかわいいわーと何度も思った。
 
終演後すぐ、本人のアナウンスでハイタッチお見送りの案内。
表情見えるLVも最高じゃん?と思わせておいて、やっぱり現地は勝ち組だと突き落とされたw
 
 
れにちゃんを好きになった要素はダンスとかキャラクターとかいろいろあるけれど、純粋に歌声も好きだなーと思う。
普段他のアーティストとかは圧倒的に激しい曲のほうが好きだけど、れにちゃんに関してはバラードのほうが好きかなー。声が繊細で埋もれがちだからな。前よりは声量増したと思うけど。でもよく知っている曲だとあんまり気にならなかった気もするから、初めて聴く曲でバックの演奏が激しめだと歌詞が聞き取れなくて辛いだけかもしれない。知らない曲の歌詞を完璧に聞き取る/聞き取れるように歌うって結構むずかしいよね。
 
私は単推しというよりもグループアイドルが入れ替わり立ち替わりソロを歌ったり、フォーメーションを変えながら踊ったりするのを見るのが好きなタイプだと自覚してる。だからもともとソロコンへの熱は低いほうだと思うけど、これはこれで楽しかった。もう少し知っている曲が多かったらよかったと思うけれど、それは私とれにちゃんの音楽の趣味の違いだから仕方ないのかな。
 
あとは3Bで全力過剰ダンスをしてる子がいて、れにちゃんも前はこんなだったなーと。昔の狂ったような全力ダンスはもう見れないんだよなあなんて時の流れを感じたり。
 
帰りにパンフレット買って読んだら、今回のソロコンは地元の横浜でやることに大きな意味があったみたい。現地行けないにしても横浜ブルクで見るべきだったな。ギリギリに買ったから横浜は売り切れてたんだよ…悔しい。
 
 
推しがかわいくていい娘でよかったなと思ったライブだった。以前のように高い熱量で応援することはもうないだろうけど、嫌いになることなんてずっとないと思う。
 

*1:TBS火曜10時「カルテット」の第2話